食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Raoul Maeder ラウル・マデール

2011年12月20日 | おいしい歴史


先日、シュトーレンを買いに行ったのに、売っていなかったラウル・マデールさんに再訪



そして購入



Stollenーシュトーレン(奥)と、Beraweckaーベラウェッカ(手前)

シュトーレンは、もとはドイツの菓子パン。

毎日1切れずつ食べながら、クリスマスが来るのを待つお楽しみアイテム


このシュトーレンの始まりは、1474年

当時は、バターの使用が禁止されていて。

このパンは、精進料理の1つだった。


それが、バターを使えるように教皇に申請した40年後(

許可が下りたのを契機に、今の形に姿&レシピが変わっていって。

当時は、シュトーレンに、税金が掛けられていたそうな


ドイツのお隣、アルザスに伝えられてから、

アルザス出身のパティシエさん&ブーランジェさんが、フランスのあちこちに広めて。

アルザス出身のラウル・マデールさんでも、“激ウマ・シュトーレン”販売中



で、Beraweckaーベラウェッカ。

これは、フランス、アルザス地方の伝統菓子パン。

言ってしまえば、シュトーレンのフランス・オリジナルバージョン

アルザスの方言(?)で、“洋梨のパン”を意味するこのパン(お菓子?)は、





ぎっしり

な、ドライフルーツ

個人的に、ダメだった


見えにくい写真で申し訳ないんだけど

“生地”ってモノが、見当たらない

なんとも、不思議なパン(お菓子?)だね。



ちなみに、シュトーレンも、ベラウェッカも

クリスマスの4週間前から食べ始めるんだって。

我が家では、2日もあれば無くなっちゃうけどね



あとは、



Linzer ーリンザー(右奥)と、もう1つ(手前)、名前忘れちゃった

リンザーは、シナモンのサブレ生地に、木イチゴのコンフィチュールの組み合わせ。

もう1つは、リンゴとアーモンド


この2つ、とっても美味しくて

シュトーレンが無い季節でも、この焼き菓子の為に、このお店に来ても良いな



と、いうことで

シュトーレンが確実に欲しかったら、週末を狙う事をおススメします


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