食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Philippe Rigollot フィリップ・リゴロ

2011年07月18日 | お菓子屋さん
(本編と、話は変わるんだけど、私のブログカテゴリーの“お菓子屋さん”の記事、

すでに、100件だったの。

(気にしてなかった

で、101軒目にふさわしいパティスリーは、って考えてたんだけど、ココに決定



スーさんが行きたがっていたパティスリーとは、



Philippe Rigollot-フィリップ・リゴロさん



オーナーシェフの彼は、経歴だけ見ても凄い人

最近だけでも、

2005年、クープ・デュ・モンド(パティシエのワールドカップ)優勝

2007年、MOF(フランスの国家最優秀職人章)に

2008年、フランスの“シェフ・オブ・ザ・イヤー”に

そして去年、満を持してここ、アヌシーにパティスリーをオープン。

直前まで勤めていたレストラン・ピックさんでは、“本当においしいレストラン・デセールが食べられるお店”と言われたほど。

ずっと、スーさんと行きたいねぇって話してたんだけど…。

結局、遠くて行けなかった



ピックさんは、女性シェフの三ツ星レストラン

フィリップ・リゴロさんがいなくなった今でも、モチロン私の“行きたいレストランリスト”から外れていない



前置きが(本当に)長くなったけど

お店にうかがったのは、朝8時

朝8時オープンて書いてあったから、まずは朝ご飯に、と(笑)

私の職場もそうだけど、フランスで早い時間に開店するパティスリーでは、開店と同時にケーキがズラリ、なんて事はもちろんない。

ほとんどのお店は、朝ご飯のヴィエノワズリーの為に開けてて。

ケーキは、出来次第、みたいな。

そんな訳で、ケーキはまた買いに来る事にして、様子見がてら…、なんて思いながら来たら、




既にショーケースに

パティエさんが、出来たケーキからショーケースに運んだだけみたい(笑)

この後、販売のお姉さんがキレイに並べてた。





併設されているサロンも使えるという事で、




クロワッサンと、






ケーキ、4つ

そして、




chocolao viennois-ショコラ・ヴィエノワ(ショコラ・ショー+クリーム)の私と、カフェ・クレームのスーさん。



正直、激ウマ

思わず、






おかわりケーキを頼んじゃう位

シンプルなデコレーション、しつこくない甘さ、それぞれの素材の味が最大限活かされてる



ショーケースを見て、色合いがシンプル過ぎる??

と思ったけど

理由は、赤いフルーツを使っていないから。


“旬な素材以外を使っても、おいしくないから”

使いたくないし、使う必要もない。

スーさんが、以前から言ってた事、そのままだった。

“旬の素材を使ってこそ、おいしいお菓子が作れる”



きっと、パリでもお店は繁盛すると思う。

でも、あえて、アヌシーなんていう、小さな、不便な街にお店を出されたシェフ。

この、街が気に入ったから、だそう。



もうね、また来ます




え?

ケーキの断面図??













もう、脱帽

な、配分?

っていうか、絶妙なバランス

しっかりした食感もあれば、

こんな風に、とろっと流れてくる柔らかさもあり。。。



現在の、私の、

“フランスで、一番おいしいパティスリー”

に決定





Elodie et Philippe Rigollot ~フィリップ・リゴロ~
1 Place Georges Volland 74000 Annecy
月、火、木~土 8:00~19:00
日曜 8:00~13:00
水曜休



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