食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

AU BON BEURRE オー・ボン・ブール

2013年05月05日 | 食材
フランスの食卓に欠かせない





バター





日本にも、フランスのバターは輸入されているけれど。

お値段がとてつもなく高い




ヘタすると、6~10倍のお値段




まぁ、飛行機代(鮮度確保の空輸代)が高いんだけどね。

地球の反対側に、加工食品とはいえ、冷蔵食品を運ぶんだからね




で。



よく聞く、

『おいしいバター』

というコトバ。




実際には、

みんなそれぞれ、味覚が違うんだから。

人それぞれ、好みが違って当たり前。




だけど




あるんだな~、

“おいしバター”




それが、



これ

“AU BON BEURRE オー・ボン・ブール”

日本語に訳すと、“おいしいバター”




どんなものも、大量生産を始めると質が落ちてしまう。



一昔前、

パリの多くの3ツ星レストランシェフのラブコールを受けて、

バターをレストランに卸すようになって、有名になったボルディエさんのバター。



今でも、モチロンおいしいけれど。

『以前より、味が落ちた』

と言われて。



そのボルディエさんのバターに代わって、

じわりわりと

秘かに浸透してきているバターが、この、“オー・ボン・ブール”。




高級レストランで、バターがおいしくて名前を聞いたら、

『オー・ボン・ブール(おいしいバター)だよ』

って言われて、

『いや、名前が聞きたいんだけれど…』

って、サービスマンさんに言っちゃった、なんていう笑い話はウソかマコトか

なんてね




パリには、週に1回、契約しているレストランやブティックに卸しにいらっしゃる。



やっと見つけた、

このバターを買うことが出来るお店



この質を、いつまでも守り続けて頂きたい