食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

La Fete de Commerce 2011 商店街でおたのしみ

2011年10月18日 | 外食 レストランとか
私の職場のパティスリーは、パリ市内の、とある商店街にあるのだけれど

お客さんも、ご近所さんも、仲良しさんが多くて。



で、

“La Fete de Commerce 2011”開催 

お店の常連さんは、ご近所の商店でも常連さん。

そんな常連さんの一人、カレンさんとティエリーさんが企画、立案



商店街のたまり場、“Commerce”コメルスさん(ビストロレストラン)で、



来た順に、食前酒でワイワイ





私達が、最後に到着して。




テーブルセッティングも、カレンさんが




ティエリーさんのあいさつが始まり…、

このあいさつ、皆さんにお聞かせしたい位、おもしろかった





クスクスが運ばれて来て、




野菜のスープ。


そして、

本日のメイン



アニョー

 ヒツジさん。

そう。

この日は、“ヒツジをみんなで食べちゃおう の会”



これね、



大の大人、3人掛かりで解体して





赤ワインは、カレンさんのだんな様(裁判官さん)のチョイス





カレンさんのワンちゃんもご一緒に




デザートと、紅茶まで堪能して。



いや~、満足満腹

楽しい企画をありがとうございました


来年、また、待ってます

Beurre バター

2011年10月18日 | 食卓
ここの所、チーズ三昧だった私



私の職場のシェフに、

『おいしいパンと、おいしいチーズがあったら、もう、止まらないよね~』

って話をしたら



『チ~ズぅ~?』

だって

シェフは、チーズがキライ



『この季節は、美味しいバターも恋しくなるけどね~』

と、言った私に、

『それは賛成。

バゲット1本なんて、あっという間



実は、夏の間、バターは一切買わなかったんだけど。

10月に入って、涼しいを通り越して、寒くなったパリ。

こうなると、もう、体が脂肪を欲するようになり…。

我が家のバターの定番、“エシレバター”が冷蔵庫の常備品に再登場


って、シェフに言ったら。

『フィリップ(職場の目の前のマルシェに出店しているフロマージュリー)の所のバター、食べた?』

と、聞かれた。

『いや、ないけど?』

『ほぼ、“Exceptionnel エクセプショネル”なバターだよ』

っていうので、




買ってみた

“エクセプショネル”は、並外れた、とか、特別な、みたいな意味。





小さい生産者さんが作るっているそうで。

有塩、無塩があって。

私は、有塩バターを購入。




プツプツしているのは、お塩。


ヤバい…。

これ、おいしい…


エシレバターの、あの、口溶けは、どのバターも敵わないと、私は思うけど。

あの、上品さが、世界中で“最高”と、いわれる理由だしね。



でも、このバターは、しっかりした風味と、でも、個性を主張しすぎない。

あくまで、“自分は脇役”を守っている。

いつまでも、食べ続けられる


こんなおいしいバターが、こんなに近くにあったなんて


フィリップ曰く、

『本当に、小さな所が作っているから、大きく宣伝しようとは、思わないけれど。

でも、美味しいものを知っている人には、食べてもらいたいんだ』

って。



おいしいもののまわりには、美味しいものが集まる。

気がする



『シェフ、なんでもっと早く教えてくれなかったの~

『だって、聞かれなかったから』

…そうですか



スーさんに、晩ご飯に出したら、

『お~いし~

で、パッケージをしげしげ見つめ。

『美味しい理由が分かったよ』

 ???

『ボクの地元で作られてる


そうですか




そんなワケで、

新たに、冷蔵庫の住人が増えた