のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

WBC

2009年03月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 野球のWBC日韓の決勝すごかったですね。ゲームセットの瞬間を野球のことは全然わからないというパキスタン人と一緒に見ていましたが、「素晴らしいですね。僕たちアジアが世界の1番と2番でしょう。僕たち本当は強いんですよ。」と嬉しそうでした。
 「ダルビッシュはイラン人のお父さんを持つけど、僕たちに近い国でしょう。きっと近い未来、僕たちパキスタンの親を持つ子供が世界で活躍してくれると思うよ。本当に今日は嬉しいですよ。」と興奮していました。

 パキスタンはかつては大英帝国に踏みにじられ、第二次大戦後のアジア諸国独立後もインドをはさんで西パキスタン、東パキスタン(現在のバングラデシュ)と分断国家を経験してきた国です。

 野球は世界的にはマイナーなスポーツですが、頂点をアジアの二ヶ国で争った意義は大きいと思います。
 アジアでは日韓、台湾、中国の野球ですが、これから他の国々も力が入って、日本がアジアを勝ち抜くことも難しくなる時代が来るかもしれません。

 考えてみれば、サッカー発祥の国は英国ですが、英国がワールドカップを手にしたことはないと記憶しています。柔道だって日本がメダルに届くことさえ難しくなりました。グロ-バル化することはこういうものですが、そういう意味ではUSAが勝てない野球もグローバル化したということなんでしょうか?

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