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魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

冬の台所発酵酵母液。

2010-02-25 09:47:18 | 台所発酵酵母液肥の作り方、利用法
しばらく、暖かいので、雪消しをした所は、土が見えてきました。
酵母液は、昔は、薪などを置いていた小屋にドアをつけてもらった中に置いています。
雪が降ると、除雪しないと入れなくなります。
家の裏なので、朝日が当たるだけです。
冬の酵母液のことを訊ねられましたので、まとめてみました。
こんなに、雪があるのに、酵母液は、どうしているのか?
と不思議に思われているかもしれません。
一年目の冬は、酵母液は、樽の底に少しだけ残して冬には、使いませんでした。
翌年の春に酵母液を発酵させるのは、時間がかかりました。
二年目の冬からは、冬にも、使うようにしました。
コンポストの生ゴミに酵母液を掛けて、冬でも、発酵させて、春には、堆肥として使えるようにしました。
時々は、植木鉢のものに、薄めてかけてやったりもします。
庭に植えている桃や、枇杷、椿などの根元に雪の上から、酵母液を薄めずにかけてやったりもします。
畑に使うようには、沢山はいらないので、米のとぎ汁は、洗面器一杯分ほどしか取りません。
台所に置くバケツも雪が積もると、二個から一個に減らします。


酵母液の中に浮いた白いパックは、納豆のパックです。すすぐのが面倒な時には、そのまましばらく漬けておきます。
冬には、あまり葉物などの大きな物は入れないようにしています。
秋のうちに入れた柿や野菜などを冬の間にじっくり発酵させて、酵素液や柿酢などの効能も出るようにしています。
冬でも酵母液に必ず入れる物は、茶殻、紅茶の葉、コーヒー豆、ヨーグルトや納豆のすすぎ水、煮汁などの料理の残液です。
下水として流すと水を汚染してしまう物は、酵母液の中に入れます。
酵母や納豆菌などのよい餌になります。
冬前に樽の中に入れた物は、春までは、出さないようにしています。
冬は、毎日は使わないで、バケツの中の排液がいっぱいになったら、樽に移します。
樽の中もいっぱいになっていたら、くみ出して、コンポストの生ゴミに描けたり、庭の木の根元にかけたりします。
たまに酵母液を汲み上げるのに、邪魔になった物だけ取り出して、コンポストに入れています。
我家の酵母液置き場は、家の外の小屋の中ですので、冷え込む朝などは、酵母液に薄氷が張っていることもあります。
それでも、酵母液は、寒さの中でも元気で、プクプクとしています。
冬は、発酵がゆっくりなので、あまり臭いも気になりません。
雪の積もらない土地の方は、畑や庭の花などに薄めてかければ、元気に育ちますよ。
微生物の熱で、生育も早まると思います。
寒い時期は、発酵臭もあまり気になりませんから、掻き混ぜたりしなくても大丈夫だと思います。
毎日、米のとぎ汁を入れる前に汲み出し、とぎ汁を入れるだけでも掻き混ぜたことになりますから。
生ゴミは、ボカシ肥料用のバケツに入れた時に米糠を降り掛け、バケツがいっぱいになったら、コンポストに入れています。
入れた時にも、酵母液を掛けますが、それ以外でも掛けます。
こうすると、乾燥しないし、発酵も早く、雪にコンポストが埋まっていても、手をかざすと、フワァーとした温かさを感じます。発酵熱が出ています。
酵母菌などの発酵熱は、20度から30度ぐらいなので、あまり高くはなりませんが、昨年の3月には、半分解していて、5月には、堆肥として使えました。
今年は、雪が消えたらコンポストの生ゴミを土嚢袋を使って、堆肥にしてみたいと思っています。

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