陽太の跡継ぎ と云われた 奴への支持は急速に増えた
頑迷に攻撃していた奴のスキャンダルが次々に出た。単にそれだけの話ではあったが
攻撃する奴は減り 支持は増えた
あのあら探し 専門の週刊誌の格はむしろ上がっていた
賠償金をごっそりと払った 後は
コンプライヤンス重視になって
犯罪報道ですら 実名は避けた
あら探し は 公職についてる人の 公共の利益に関係するものだけとなって
かえって 真実味は増えた
それだけにこの週刊誌に 記事が載ると影響力は大きいし 反論も難しいのだった
リトルチャタロウ はあの言葉使いがなってなかった奴の名前で経済展望も載せた。
リトルホワイトまで 友達の天野の名前で 交渉するための心理学と云う連載も載せた
この二つの連載は 人気の連載となった
特に経済金融展望は 一般の人に判りやすい言葉を使っていた、リトルチャタロウがアイツに教えているのと同じともいえた。各種の経済報告にいつも参照される程だった。
世の中はアホだけではなくて 金融研究所の大物が実は書いている。特定の人はリトルチャタロウが書いていると実は知っていたのだった。
もう一つ 広告の中に
ジブトラスト と不動財団 の広告が小さく 時々 載った
これが大きかった。
二つの団体は広告なんぞ滅多にしないが
すると 香奈と陽太がこの週刊誌の 裏にいると言うようなものだった
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