コネコ研究所のクラウドサービスは、別にナベの将棋ソフトのためのものではなかった。香奈特別保証 からの依頼で、香奈特別保証の顧客が経済関係のデータベースを自在に作って、経営計画を立てられるようにするのが目的であって、データベースにアクセスして、データを読取るソフトそしてそのデータを元に人工知能が、推測していく事を目的としていた。
ナベも当然 その計画に絡んでいて、その開発の一環として ナベの将棋のソフト、評価関数の組み立てがあった。
ナベ は こうして作業をしていく内に、過去の棋譜に対する理解を深めていった。ナベ の棋力もとっくにプロ級ではあった。
アメリカのブーハ君は、棋戦の予選で ある奨励会員と対局して、勝ったのではあるが、歳も近く、ナントナク親近感をもって、時々 メール交換するようになっていた。
ブーハ君の紹介で、ナベもこの奨励会員に色々な助言をするようになっていった。
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