忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

麻生太郎&松本純 100分対談

2010-10-31 22:13:57 | のんきの日記
昨日のこと・・・。

街中のジュンク堂をうろうろしているときに、ふと見かけた本です。

民主党 無策政権の400日
クリエーター情報なし
三栄書房


う~ん・・・。タイトルがタイトルなんで、嫌悪感を覚える人もいるかと思うんですが、のんきがそれでもこの本をご紹介しようと思ったのは、この本の途中に書かれている、麻生元首相と
松本純元官房副長官の対談がとても面白いと思ったから。

そのまま載せちゃったら、著作権の侵害になるんだろうか・・・。
松本純さんは、ニコ動などでは、「松純(まつじゅん)」の愛称で親しまれていて、定期的に行われている麻生元首相の政策グループでの会議での挨拶をUPされたりしています。

20101028-麻生太郎(為公会例会)


一応、宣伝しているし、いいかな。対談の内容を、せっかくなので、少しずつご紹介してみます。
以下、「民主党 無策政権の400日」からの引用です。

―今回はお二人に日本の明るい未来について語り合っていたたきたいと思います。麻生太郎元総理大臣の最側近と言われる松本議員だからこそ突っ込めるお二人のお話を存分に
お聞かせください。

松本純 存分といわれてもなあ(笑)。わかりました。日本の国益が大きな曲がり角に差し迫っている時期だからこそ、僕も改めて麻生先生と議論してみたいと思います。その前に、
いまさらですが僕を官房副長官の役に就けたのはどうしてでしょうか。

麻生太郎 オイオイ、いまさらそんなこと聞くのかよ(笑)。メディアが当選4回で官房副長官になるなんて大抜擢だ、お友達内閣だからというようなことを言ってたかもしれないけど、
抜擢かなあ。当選3~4回で官房副長官はそんなに抜擢じゃないかなと思いますけどね。
 官房副長官に求められる資質はふたつ。総理の話を意図的にねじ曲げて発表するというのは、新聞記者にやたらと多いと思いますけど、そういうことのないようにこちらの意図をき
ちんと伝えられる人物であること。かつ、官邸にいると国民のみなさんの暮らしぶりといった話が入ってきにくくなる。だからそういった話題や情報を集め、色眼鏡を挟まずに伝えてく
れる人物が必要です。松本純という政治家が、為公会の中で俺にもマスコミにも私見を挟まずに伝えてくれるもっとも適切な人物だったっていうだけだよ。

松純 実は僕も抜擢と言うよりも、おそらく指名されるんじゃないかと確信していました。

麻生さん なんだ、やっぱりそうか(笑)

松純 麻生先生についていって、「義理と人情とやせ我慢」が骨身にしみました。宏池会の代表を誰にするかでモメたときに、麻生先生は「筋を通していくことが政治であり、外に飛び
出すと小さな派閥になって冷や飯を食うことになってしまうが、それを恐れないで義理と人情といったものをベースに政治に取り組む」とおっしゃって、真っ先についていった覚えがあり
ます。以来、義理と人情とやせ我慢は僕の政治信条そのものになりましたね。

松純 この10年ずっとおそばで麻生先生を見てきましたが、空いた時間にはいつも読書をしていて勉強熱心でしたし、情報を分析して決断するスピードも速い。しかも的確だった。人
の上に立つ人物の資質というものを肌で感じていました。日本で一番日本のことを考えている男だなと常々思っていたんですよ。

麻生さん 総理大臣と言うのは一国の代表だよ。その仕事を一言でいえば、国益を考えて政策に優先順位をつけること。それが重要なんじゃない? いろんな問題がある中で優先
順位をつけて最終判断をする。それに迷っていたら国民のみなさんも困りますよ。ただ最終決断をするのは、ひとりだ。決断とその責任はだれにも任せられない。そういう意味で総理
とか社長という仕事は絶対的に孤独な仕事だよな。

松純 民主党政権は決断するということができてないですね。

麻生さん おそらく、いまの政権には国家経営をやった経験の絶対量が不足しているんだと思います。会社を経営するのも、部長も重役もやったこともない、外様の社員が社長に
なったって会社経営ができるわけがない。

松純 自民党は若いうちからいろんな体験をさせますね。当選2回の僕に総務大臣政務官をやらせるくらいですから。
 あれは僕が一度落選し、2003年の総選挙で国政復帰したときでした。先生から「お前の部屋を用意した。仕事については総務大臣政務官のポストが一つ空いたので松本を推薦す
る」と。それでいきなり総務大臣政務官になりましたが、その時の言葉をいまでも覚えています。僕は薬剤畑で厚生労働関係が守備範囲でしたから、総務官は専門ではなかった。そ
こをあえて「総務官は政治家を続けていく上で経験すべき部署だ。地方自治、選挙、情報通信、郵政事業、消防防災と、ものすごく幅が広い。これをやることは将来必ずプラスになる
からやれ」と。後輩の将来のことまで考えて働いてくれる先輩を持つということはすごく大事なことですね。

麻生さん 昔は政権運営の経験を若い連中にもドンドンさせてたんだよ。たとえば、佐藤栄作総理は当選1回で自由党幹事長、池田勇人総理も当選1回で大蔵大臣。とくに昭和20年
代の政治家たちは時間をかけて育て上げられた。


さあ。余り長くなりすぎると読む気が起きなくなっちゃうといけないんで、今日はこのくらいにするね。

タイトルが民主党政権を批判するようなタイトルなので、民主党を支持している人、もしくは前回衆院選で民主党に投票したんだけど、それ以来政治のことをきちんと勉強されずに、
理由もなく「自民党は悪い」と言う人には敬遠されてしまうかもしれません。

だけど、そんな人たちにこそ読んでもらいたい。

そして、自分たちが内容を見ずに批判して政権の座から引きずり降ろしてしまった麻生元総理が行っていた政策とは一体なんだったのか。
そして今、自分たちができることは一体何なのか。

のんきは言いたいのです。

そろそろ政治のせいにするのはやめにしませんか?
と。みなさんがみなさんの意思で投票して選んだ政党です。

他の方のブログを訪問していると、麻生政権を批判し、民主党に対して過度の期待をし、政権交代が行われたことを絶賛していた人が、最近になって同じブログで民主党政権を批判している
記事を見かけることがあります。だけど、そんな人に言いたい。

自分の投票行動に対して責任を持てよ!」って。
ブログだって一つの「情報媒体」ですから、誰かが投票行動を行うための指針となっている可能性だって否定できないんです。

はっきり言って、そんな人がブログで政治批判を行う資格なんてないと思う。
まずは「自分の評価は誤りであった」ことを先にブログ上でわびるのが民主党政権を批判する前に行うべきことだと思う。でないのなら、そんな人に民主党を批判する資格なんてない!!

国民が、自分たちの投票行動に対して責任を持つことがまず、この国の将来を輝かせるための第一歩なんじゃないかな。のんきはそう思います。


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