忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

北欧はかつて・・・

2008-11-19 02:28:40 | のんき的時事問題
福祉先進国の続きです。

スウェーデンの大使館の人の話によると、北欧の国々は昔・・・500年ほど昔と言って
いたでしょうか。実は戦争にいつも負けて帰ってきていたのだそうです。

で、当時の国王がと、ある宣言をします。

「いつも戦争に負けて帰ってきてすまない。私達は、戦争には勝てないが、その代
わり国民の社会福祉はすべて我々が面倒をみよう」

と。おそらく、国王はこのことを忠実に実行してきたのだと思います。
当然、自分達の福祉をすべて面倒を見てくれるわけですから、国民は国王のことを
信頼します。以来、おそらく国民は、国や政府のことをずっと信頼し続けてきたの
でしょう。

当然、消費税も福祉目的税として、喜んで支払いますし、政府もまたこのような国
民を裏切るような真似は、ずっとしてこなかったのだと思います。

ですから、これらの国々では、国と国民の間に本当の意味での信頼関係ができあ
がっています。

これらの国々と同じことが、果たして今の日本にできるでしょうか。

もちろん、それはどちらに原因があるとも言えません。ですが、少なくとも国民が
国を信頼できない以上(その原因は、とはいえ、やはり政府の側に大きな責任が
あるのでしょうが)、まず不可能です。何より歴史的背景がまったく異なるのです
から。

国に何をされても、全く文句の言えなかった国と、国王が国民の公僕となることを
宣言した国ですから。

ですが、先日見た報道番組では、少し面白いことを話していました。

「国単位では不可能ですが、エリア単位ならどうでしょう」と。

あながちない話ではないと思います。勿論、住民がそれだけ首長のことを信頼する
にたる、よほど大きなきっかけでもない限り難しいかもしれませんが、それでも
地域によっては、ありえなくはないと思うのです。

「国から地方へ」

このフレーズって、とても魅力的だと思うのです。他の政党の政策と比較するので
はなく、この地方分権の政策のみにポイントを絞って、政策を主張する政党が現れ
ると、何となく日本の景気って、上向くような気がします。

勿論、地域間格差が生まれることは承知のうえですが、それでも何もしないよりは
ましのはず。アメリカがそうであるように、形ばかりの地方分権でなく、もっと
地方に権限を委譲し、地域ごとに特色が出しやすいような政治のありかたをしてみ
てはどうかと思うのですが・・・。経済基盤が弱い地方に対しては中央政府が補助を
行うような形として・・・。

もともと民主主義って、そういう制度のはずなんですけどね。

では、次回はのんき的民主主義についてのお話としましょうか。


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