忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

のんきの今治焼き鳥旅行(日帰り)

2010-03-15 10:01:18 | スクランブル
ええ。連日のローカルネタですとも。
県外の皆さんも見捨てないでね~。

ってことで。のんきの今治焼き鳥旅行(日帰り)。街づくりサークルスクランブルのお話です。

スクランブルとは。毎年公共性のある施設を調査して、バリアフリーの充実度の調査結果を
地域に配信しているような、そんな団体でございます。

例年、「バリアフリーツアー」ということで、主に県外の施設を訪問したりするのですが、
ツアーの趣旨は「ハンディーを背負った人も参加できるツアー」。ですが、今年は少々集ま
りが悪く、県外ではなく、県内のツアーとすることに変更しました。

で、訪問した先が頼登(よりと)。今治の焼き鳥屋さんです。


今治が焼き鳥で有名なことを知ったのは、ホントつい数年前なのですが、今治の焼き鳥の歴
史は随分と深いらしく、なんと昭和35年にまで遡るのだそうです。

ちなみに、こちら↓が頼登で出していただいた、「今治焼き鳥」。

串にさすのではなく、皮を鉄板で転がして焼く、という、本来の焼き鳥のイメージとは逸脱
した「焼き鳥」。もちろん、皆さんがイメージされるような串に刺さった焼鳥もちゃんとあ
りましたよ。

今治までは松山から約1時間。のんきたちはJRを使って移動しました。



写真に映っているステッキをお持ちの男性がスクランブルの理事長さん。全盲の障害者です。

駅では、こんな珍しい光景にも出会いました。


四国の人には馴染みの、「アンパンマン列車」の連結の様子です。
アンパンマンの作者であるやなせたかしさんが、高知県の出身ですから、それに引っ掛けて
JR四国で運行するようになったんでしょうね。



ちょっと引いてみました。
参加したメンバーは上記した視覚障害者の人が一名。電動車いすが1名。手動車椅子が1名。
介助者が一名。それとのんきが一名。考えたら介助者の方以外、みんな障害者と言う面子だ
ったのですね。車椅子が電車に乗るときは、こんな風にして乗ります。



駅によっては、「ラクープ」といって、プラットホームの一部が電動で盛り上がって、車椅
子と列車の段差をなくすような設備もあったりするのですが、JR四国ではまだないのかな
・・・。

JRに乗ったのは随分久し振りだったのですが、車椅子の人たちと同行して、JR四国の職
員さんの対応の良さには非常にびっくりしました。見事な連携で、どこからともなく職員さ
んが現れ、全てに同行してくださると言う手厚さ。

事前に連絡を取っていてそれ、であればまだわかるのですが、連絡をすることもなくふらり
と利用しただけなのに。ここまで気遣ってくれるか?と驚くほどの手厚さでした。

「障害者がいることを前提としたサービス」とは、このようなサービスのことを言うので
しょうね。設備的な欠点を、見事に職員さんが補っていました。

また、JR松山駅では、昨年若干の改修がされ、車椅子の方が利用されやすいように、エレ
ベータも設置されていました。

渡って今治駅。こちらは施設が全面的に改修されたようで、館内全域にわたって、見事に点
字ブロックも設置されており、しかもこれは駅構内のみならず、周辺の歩道、横断歩道に至
るまで、きれ~いに設置されていました。

当然職員さんの対応は今治駅も松山駅と同様。どこからともなく職員さんが現れ、継ぎ目な
く対応していただけると言う徹底振り。むしろ、「手動にします。ちょっと止まって」など
と、電動車いすの操作に職員さんが口を出している光景など・・・逆に「もうちょっとやわ
らかく言えばいいのに」なんて感じるほど。
いえ、これは職員さんがきちんと介助の方法や車椅子の操作方法を熟知しているからこそ、
出てくる言葉なんですよ。変に気を使っていないんです。
例えば街中で、車椅子の人が困っているのをみて、何のためらいもなくすっと近寄って、歩
道に上げるだけあげて、なんの見返りを求めることもなく、すっといなくなってしまうよう
な、そんなかっこよさを感じましたね。

愛媛にもこんな空間があるのだ、とびっくりしました。


こちらがのんきたちの利用した焼き鳥屋さん。

お酒を飲むための飲食店、って、なかなか車椅子でも利用できるお店って、ないんですよ
ね。

けれども、これもまた「気遣い」。ちょっとした工夫で車椅子でも利用できるようになるん
です。「頼登」さんはそんな感じのお店でした。

もちろん、利用する側の工夫も必要だと思いますが、お互いの協力でバリアフリーは出来上
がります。


こちらは「みそホルモン」という食べ物。ホルモンを味噌で煮込んだ食べ物、とでも言うの
でしょうか。ちょっと辛い感じが病みつきになりそうな美味しさでした。


こちらは「せんざんき」。まあ、要は唐揚げなのですが、のんきにその違いを説明しろ、と
言われても、中々上手に説明できませんが、味わいがやはり良くあるから上げとは少し違い
ます。
今治名物です。
17時半からオープンだったところを、無理を言って4時半から明けていただきました。
けれども、気軽に応じていただきましたし。 大変満足して帰途に就きました。



































「・・・焼き鳥、ね。




















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焼き鳥にして食べられませんように・・・


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぎりす)
2010-03-16 03:36:45
意義あるツアーでしたね!
JRがそんなに発達してるなんて
知りませんでした。
そのお店はトイレはどうでした?
ミクシィーに載せたいと思います。
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ぎりすさま (のんき)
2010-03-16 09:28:31
トイレは、出入り口が手動スライドなのと、便座
と洗浄がオートでないこと以外は完璧でしたよ。

写真もありますから、またメーリングリストに
載せて流しましょう。
返信する
美味しかったデスネ。 (taka)
2010-03-16 20:56:46
パスワードが再発行できました。
せんざんき15年ぶりに食べて僕だけビール飲んで申し訳なっかたです。
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takaさま (のんき)
2010-03-16 23:02:03
いえいえ(^ω^A
飲みたければのんきも飲んでいましたから。
お気になさらずに。

楽しかったですね。
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助かります (ぎりす)
2010-03-17 00:34:52
そうですか!
素晴らしいですね。
メーリングリスト、助かります
m(_ _"m)ペコリ
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