与謝野議員が会長を務める社会保障制度の研究会に講師に招いた東大教授の吉川洋氏を、尾辻議員が罵倒し、立ち去ったことについて、ネットでは、尾辻議員を好感していますね。
当方は、尾辻議員が吉川洋氏を罵倒したニュースを視聴していませんが、与謝野議員は評判を落とし、尾辻議員は評判を上げた出来事ですね。
本件については、格調高い「永田町異聞」様が、『与謝野への怒りを吉川教授にぶつけた尾辻秀久』で、尾辻議員が罵倒せざるを得ない背景と尾辻議員の人物像を書いており、植草一秀様が『尾辻秀久氏が平成の借金財政王与謝野氏を一喝』でも取り上げていますね。
「永田町異聞」様が取り上げた尾辻議員の参議院本会議 故山本孝史参議院議員哀悼演説については、当方も知っており、尾辻議員の議員魂・人間性を見た思いでした。
やはり、与野党議員による緊張感ある国会審議は魅了しますね。
尾辻議員が携わった後期高齢者健康保険は、運用面で世間の不評を買いましたが、国民皆保険を維持するには、不可避のテーマでした。
与謝野議員が「文藝春秋」に寄稿した『新党結成へ腹はくくった』(日本経済を救う「捨て石」になる)について、本ブログで批判しましたが、「年寄りの跋扈」ですね。
当方は、「年寄りの跋扈」が社会変革の最大の障害という考えで、与謝野議員は、まさに、自省なき柔軟性が欠落した「年寄りの跋扈」ですね。
「参考」
議会史に残る感動の名演説(尾辻秀久)
平成20年1月23日 参議院本会議 故山本孝史参議院議員哀悼演説(前半)
平成20年1月23日 参議院本会議 故山本孝史参議院議員哀悼演説(後半)