傍観者の独り言

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菅・岡田執行部:党利党略より個利個略に・・・統一選は大敗確実!

2010-12-31 14:57:26 | 民主党(菅政権)

菅首相は、小沢一郎氏対抗に、党常任幹事会のメンバー刷新、国対幹部の交代を検討と報道あり。
菅首相は、小沢切りに注力しても、党利党略より個利個略であり、来春の統一選の大敗が予想され、民主党は菅首相によって自壊するでしょうね。

菅首相が、小沢一郎氏を通常国会前に国会招致を実現させる必要があると判断し、小沢一郎氏への離党勧告や証人喚問を視野に、党所属国会議員の処分を決める常任幹事会メンバーなど刷新する考えがあると報道あり。
小沢一郎氏は、本日、衆議院政治倫理審査会への出席については、国会の召集前でも出席する用意があるとの報道あり、菅・岡田執行部は、党所属国会議員の処分を決める常任幹事会メンバーなど刷新することが無用になり、問責の仙谷官房長官の処置が不可避になりましたね。
小沢一郎氏にとっては、政倫審であろうと、証人喚問であろうと、「強制起訴の身であり、発言は控える」と答弁すればよく、時期などは枝葉末節の話しであり、「先に、連合からも、挙党一致の体制で難局を乗り越えるよう強い要請を受けた。」とし、国会運営を鑑み、条件付けをしたに過ぎないのです。
菅・岡田執行部は、小沢切りで、対応策を講じると報道されたが、小沢一郎氏に翻弄されているのです。

NHKニュースが30日に、『民主 統一地方選で擁立難航も』で、
”「民主党は、来年春の統一地方選挙を「政権基盤を地方から固めるための選挙」と位置づけ、積極的に候補者を擁立する方針ですが、内閣支持率の低迷などを受けて、地方組織や支援組織の間では党本部への不満が強まっていて、擁立作業は難航することも予想されます。

民主党は、来年春の統一地方選挙を「政権基盤を地方から固めるための重要な選挙」と位置づけ、このうち、道府県議会議員選挙では定員が3人以上の選挙区に複数の候補を擁立するなどして、公認と推薦あわせて1000人以上を擁立する方針です。
しかし、菅内閣の支持率が低迷し、福岡市長選挙や茨城県議会選挙などで厳しい結果が続いたことも影響して、道府県議会議員選挙の候補者はこれまでのところおよそ700人にとどまっています。
さらに、今月26日に行われた西東京市議会議員選挙でも選挙前の議席を割り込む敗北を喫したことで、党の地方組織からは、定員が3人以上の選挙区での複数候補の擁立について「共倒れになる可能性がある」といった懸念が出ています。
民主党最大の支援組織の連合も「国民の目線は厳しい」と、菅総理大臣や岡田幹事長ら執行部に対する不満を強めていて、候補者の擁立作業は難航することも予想されます。


と、民主党は、統一地方選の候補擁立でも難航しており、統一選が苦戦模様ですね。

当方は、本ブログ「茨城県議選「大惨敗」に見る民主党は自分党「個利個略党」へ変質」で、
”「民主党執行部は、小沢一郎氏を政倫審への招致することで、国会運営の障害の軽減に必死ですが、茨城県議選の惨敗の総括せずに、来春の統一選を戦うことは、民主党は「自分党」に成り下がりましたね。
松尾 信之氏がJB-PRESSに寄稿の『茨城県議選「大惨敗」に見る民主党の組織崩壊 統一地方選を控えるも、もはや打つ手なし?』で、民主党は「個利個略党」と成り下がったと書いています。
」”
と書き、支持率の低迷以前に、民主党の菅執行部だけが「個利個略」でなく、地方組織も「個利個略」に成り下がっているのです。

菅・岡田執行部が、小沢一郎氏の「政治とカネ」問題で支持率が下がったとしているが、「小沢きり」に傾注しても、小沢一郎氏は、「挙党態勢」「国会運営」「統一選に影響」「国民生活第一」「連合の要請」などとして、カードを逐次切ってきており、小沢一郎氏に翻弄されているのです。
世論調査では、既に、民主党は不支持率が支持率の倍になり、自民党にも支持率で抜かれており、「小沢切り」の効用が薄れ、党大会が荒れるでしょうね。

マアー、菅・岡田執行部の幼稚性が露呈したのに過ぎないです。




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