今日は、雨が降り続いていました。久しぶりに洋服を買いに、街まで行った後、読書。今、トルーマン・カポーティーの短編集「夜の樹」を読んでいるところ。若い頃と違い、本を一冊読み終えるのにも、時間がかかるようになりました。中学、高校生の頃など、学校の教室の机の中に読みかけの文庫本、家でも読んでいる本、その傍ら、図書館や人から借りた本も読むという、3冊くらい平行読みしていたくらいのつわもの(?)だったのですが・・・。
夕方も、雨が激しく降り続いていたので、上のガーデンにノエルを放し、温室の中で時を過ごしました。マスカットの実は固いままですが、少しずつ大きくなり、その葉も絵にしたいような美しさ。葡萄って、ひいき目じゃなくても、実に綺麗な果実ですね。マスカットやその葉の間から、窓の硝子を伝う雨が、はっきり見えて、これはこれでなかなか情緒があります。そうして、三十分あまりして、ノエルを家に連れて帰ったのですが、とたんに雨が上がり、西の空には美しい黄金色の光が・・・。やれやれ。でも、人生って、万事こんなものかもしれません。
今日も大したこともせず過ごしてしまいましたが、毎日平和に過ごせるというのは、一番有難いことだろうと思います。
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