古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

奈良県橿原市・新沢千塚古墳群C号墳

2016-01-01 20:30:29 | Weblog
奈良県橿原市鳥屋町ヲシロ山の小丘陵上にあります。

451号墳の北側で、小丘陵の先端部になります。

橿原高校グラウンドの東、弘誓寺への細い参道の左手丘陵です。

前方部を北東方向に向けた前方後円墳で、墳丘上は竹林で覆われています。

その他詳細は不明です。












奈良県橿原市・新沢千塚古墳群451号墳

2016-01-01 20:10:43 | Weblog
奈良県橿原市鳥屋町ヲシロ山の丘陵上にあります。
新沢千塚古墳群・南群の東にある「橿原高校」を挟んでその東側にある小丘陵上です。
後円部は春日神社の社殿になっています。







全長42m、 後円部径28m・高さ5m、 前方部先端幅20m・高さ2m 二段構築の前方後円墳です。
前方部を北に向けています。







円筒埴輪などが採取されていて、墳丘に埴輪の配列がなされていました。

1966年(昭和41年)に調査が行われています。
後円部中央やや南寄りにある埋葬施設がどんなものだったのかはっきりしていません。
刀子・鏡板・釘・引手金具 などが出土しています。

この古墳の築造時期は、古墳時代後期・6世紀前半頃と推定されています。

この古墳の南東方向すぐ近くには、宮内庁が「身狭桃花鳥坂墓(崇神天皇皇子倭彦命陵墓)」として管理している大きな方墳があります。