古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

茨城県かすみがうら市・寺山古墳群

2019-12-28 05:36:09 | Weblog
茨城県かすみがうら市牛渡字寺山の霞ケ浦を望む台地上にあります。
出島半島の南岸です。
前方後円墳2基・帆立貝形1基・円墳1基からなる古墳群です。
4基がまとまった形で築造されています。

(1号墳)
全長60m、 後円部径?m・高さ約5m、 前方部先端幅?m・高さ?m  の前方後円墳です。
墳丘から壺形埴輪が採取されています。
古墳時代前期の築造と推定されていて、この古墳群で最初に築かれたようです。


                 (前方部)


                 (くびれ部)


                 (後円部)

(後円部)








(前方部)






(2号墳)
帆立貝形の前方後円墳です。
詳細は不明です。








(3号墳)
前方後円墳です。
詳細は不明です。









茨城県かすみがうら市・牛渡銚子塚東古墳

2019-12-21 05:48:48 | Weblog
茨城県かすみがうら市牛渡字銚子塚の台地上にあります。
牛渡下郷集落の北西部、「牛渡銚子塚古墳」の後円部すぐ前です。

全長40m、 後円部径?m・高さ約7m、 前方部先端幅?m・高さ?m  の前方後円墳です。
墳丘はかなり削平を受けています。

資料がほとんどなく築造時期を含め、詳細は不明です。




















茨城県かすみがうら市・牛渡銚子塚古墳

2019-12-21 05:27:56 | Weblog
茨城県かすみがうら市牛渡字銚子塚4002-2の台地上にあります。
牛渡下郷集落の北西部です。
「銚子塚1号墳」とか「勅使塚古墳」とも呼ばれています。

全長64m、 後円部径34m・高さ5.6m、 前方部先端幅38m・高さ2.7m  の前方後円墳です。
前方部を西に向けています。
その前方部は後円部に比べかなり低くなっています。
ほぼ良好な状態で残っています。

出土遺物など不明です。

古墳時代中期・5世紀代の築造と推定されています。

昭和49年3月22日、かすみがうら市の史跡に指定されています。



(後円部)





              (持ち主の方が祀った石塔)

(前方部))









茨城県かすみがうら市・柳梅台古墳群1号墳

2019-12-14 06:07:11 | Weblog
茨城県かすみがうら市牛渡字浅間の台地上にあります。
霞ヶ浦を見下ろす台地縁です。
周りは荒地になっています。

全長28.6m、 後方部一辺長?m・高さ3.55m、 前方部先端幅?m・高さ?m  の前方後方墳です。

資料がほとんどなく詳細は不明ですが、古墳時代前期の築造と推定されています。

前方後方墳1基・前方後円墳2基・円墳8基(4基は消滅)からなる柳梅台古墳群を構成しています。
前方後円墳2基は近くにあるようでしたが、見つけることはできませんでした。






茨城県かすみがうら市・折越(おっこし)十日塚古墳

2019-12-14 05:41:05 | Weblog
茨城県かすみがうら市坂字折越3518ほかの台地上にあります。
「折越十日山1号墳」とも呼ばれています。
墳丘全体が樹叢や竹林で覆われています。



全長63.2m、 後円部径35m・高さ約5.4m、 前方部先端幅30m・高さ4.8m  の前方後円墳です。
前方部を南西方向に向けています。




                 (手前が前方部)


                 (手前が後円部)

(前方部)








(後円部)








発掘調査が1988年に行われています。
墳丘の周りには二重の周濠があります。
埴輪の出土は確認されていません。
後円部にある埋葬施設は、南東方向に開口する横穴式石室で箱型石棺が収められていたそうです。
石室の左右側壁には、赤彩色による縦線・横線・斜線が描かれていたそうです。
「太子古墳」と同様、装飾古墳と位置付けられています。
現在石室は埋め戻されていて見ることはできません。

古墳時代終末期・7世紀初頭頃の築造と推定されています。

昭和49年3月22日、かすみがうら市の史跡に指定されています。

茨城県かすみがうら市・坂稲荷山古墳

2019-12-07 05:48:30 | Weblog
茨城県かすみがうら市坂香取4014-1、坂東集落北西の台地上にあります。
「坂稲荷山1号墳」とも呼ばれています。。

全長70.6m、 後円部径40.7m・高さ約9.8m、 前方部先端幅39m・高さ6.4m  の前方後円墳です。
前方部を南西方向に向けています。
その前方部墳頂には稲荷社が祀られています。
板石は石棺材ではといわれています。





墳丘の周りには周濠があります。
前方部前面には、周濠を挟んで10基の円墳が1列に並んでいて、坂稲荷山古墳群を構成しています。
出土遺物など詳細は不明です。

古墳時代後期・6世紀後半頃の築造と推定されています。

昭和49年3月22日、かすみがうら市の史跡に指定されています。




                 (前方部)


                 (くびれ部)

(後円部)