金四郎 たのんまっせぇ~

夫、老柴犬金四郎と南房総に移住して16年を過ぎ、今や身も心もすっかり房総人。亡き愛犬との思い出と共に綴る日々の出来事

一度ならず二度までも・・・おまけに地震かい!!・・追記あり・・

2019-10-14 16:05:43 | 話題色々
今回も色々とご心配をありがとうございました。

それにしても、被害の大きさに声もありません!!

今回は前回のように簡単な警報ではなく厳しい情報がかなり出ていたこともあり、かなり前から違う!という感じはしていましたので、同じ失敗を繰り返さないように、何が飛んできても何とかクリアできる、せめてガラス片が飛び散らないようになど、雨戸の無い窓にゲージをしてガムテープなど、ダンナ殿ががんじがらめに貼りまわしたので、少しは安心でした。

写真がないのですが(取り込めないので)ゲージは、金四郎が変な所に入らないようにとか、あちこちをバリケードするために用意して置いた物を捨てないで置いて、使用で来まして・・・オッ!ダンナ殿やるじゃん!でありました♪

それを窓ガラスの上に置いて、べたべたとガムテープで貼りつけたのですが、それががんじがらめで、昨日私がはがして回るのに、かなり大変でした(笑)
でも、お陰様です♪

だって、11日にホームセンターに行った時はすでに養生テープは売り切れでしたから!!

また余分な話が多くなる・・・^^;

台風19号!・・来るぞ来るぞ!!と・・今度は迎え撃ってやる!!なんて意気込んでいましたが、こう続くと、風の種類の違いを感じるのですね。

先ず、朝からの雨、横殴りの雨のすごいことは確かでしたが、こちらの雨量は、台風の東側、天気図で言えば右側は、雨量ではなく風の強さですが、前回はすぐ目の前を、それも狭い東京湾から入ってきたので、たまった力がどっと出た感じでした。

今回は、静岡方面、伊豆半島に上陸ということで、進路は少し緩やかではありました。

風もすごく強いのですが、前回のグワ~~ンド~~ンと言う感じではなく、びゅ~~~ヒュ~~~どわぁぁぁ~~~というのが強く聞こえた感じです。

家の揺れ方も違いました。

夫は二階に寝てますが、こんな時私は階下の和室の方が落ち着くので、夫が寝てからもリビングでテレビを見てたら、7時半ころから、パッと電気が消え、オッ!停電!と思ったらすぐ点いて、なんだ・・・良かった・・と・・トンデモハップン!それから、何回か点いたり消えたりして、8時ころ、真っ暗闇になりました。

色々と用意してたにも関わらず、瞬間、何をすればいいのか迷いました。

そ、そうか・・先ずは懐中電灯

・・で、で・・水の確認

それから・・・寝るしかないか・・・



その前、一時間ほど風の音の強くなる中、夫とテレビを見てたら、ん?んん??何となく座ってるソファーが下から揺れる感じがするんです!


風でここまで揺れるかぁ~!?

と・・思ったら・・ユッサユッサっと来ました!!

オオッ地震だぁ~~!!

夫も、変だなぁと思いつつだったそうで・・・

「結構おおきいわよ!」

「ウン!!テレビ、何も言わないな・・」・・・と間もなく・・台風情報を中断して速報が入りました!!

最初は震度4だって!!

イヤイヤそんなにはなかった・・・と二人で話してたら、詳しく震度が出て、ここ南房総は震度3だと!!

となりの鴨川市が震度4だって!!

何よりも気になるのは津波です!!

高潮時間と重なる高波!! それに加えて津波なら、ココも危なくなる!!

幸い「この地震による津波の心配はありません」と流れるテロップに、先ずはホッとしました。

しかしねぇ・・・地震、雷、火事・・とは言うけど・・何も同じ時に来ることないでしょ!!!


実はこの朝、後ろに住む若い夫婦には2歳と生まれて4か月の赤ちゃんもいるので、朝から地域の避難所になってるコミセン(コミュニティーセンター)に避難します、と前日からお話がありました。

それは賢明な判断ですね・・とも話していました。

裏のお家は、前回の台風で瓦が数枚外れた程度でしたがテレビアンテナは、こんな状態でテレビも写らず、情報が入らないので・・と・・なおさらですよね



そして、避難が終わった間もなくの朝7時半頃、妻子を預けてきた若だんなさんが我家のリビングのガラスをトントンとたたくのです!

夫が顔を出すと、かなり真剣な顔で

「今ならまだ避難所、スペースが空いてますから、お宅も避難したほうがいいですよ・・この台風、今までの僕のサーファーとしての経験からすると海も尋常じゃないし、かなり危険ですから!」

助言に来てくれたのです!!

夫は
「アリガト~~!、少し様子見てからにします!」と応えましたが・・ちょっと驚きましたが、まだそれほどではないと判断。
我家に残ることにしました。

彼はお隣の一人暮らしの友人の家にも行って同じこと話したそうですが、彼女も、息子さんと連絡したら、我が家と相談したら・・ということだったと・・・

とりあえず、残りましょう

そして、何かあったら、お互いに助け合いましょう、、あなたに何かあったら雨風問わず、すっ飛んで来るからねぇ!
と、すごい吹き降りの中、隣の玄関まで行って話しました。

こんな時は、顏を見て話すのが一番ですから!!


余談ですが・・ちょっと前にホームセンターで、「骨16本で、おちょこにならない傘」というのを買ったので、試しにそれを挿して出たら・・・はい、正解!!!
まぁ順風ではありましたが、あまりあおられず、傘もひっくり返らず・・・うん、ヨシ!!でした♪

その夜は、風も確かにすごかったのですが、以前のようにデッキの物があの重い物が動く気配もなく、室外機も周りに重い物をおいたとはいえ、あおられる音もなく、ただただ、ひたすら雨戸などに当たる雨音と風の音が通り過ぎていくのを待ちました。

停電になってからは、カセットラジオで情報を聴いていたのですが、伊豆半島に上陸した模様・・と・・で、少し安心して(伊豆半島の皆さんごめんなさい)眠ったようです

でも10時を過ぎても風音は止むことなく、今度は雨の音より風だけが・・・みたいな・・・

・・でした!!

翌日は、台風一過の晴れの明るさで雨戸をあけて愕然!!

やっぱりねぇ~~

前回も一生懸命頑張った植物たち、倒れてはいませんでしたが、潮の被害で、、塩害です・・萎れていました


停電でもしばらくは携帯使えてたので、ラジオから入る情報での各地の川の氾濫に耳を疑いながらも、東京の多摩川近くに住む兄夫婦に連絡したら、かなりヤバかったけど、セーフ!!って・・・

私もその多摩川近くの生まれ育ちで、数十年前はその多摩川の決壊を知っています。

20代前半で「岸辺のアルバム」というドラマの元になった氾濫です。

実家から数百メートルの所でしたから、実家の兄の所は安全なのは分かっていますが、もう一人の兄はもっと近いし、土地が少し低いので心配でした。

でも、義姉も避難勧告は出てるけど、2階にいるから・・・って・・。
水害は避難所に出なければ垂直避難、高い所にいる!が原則ですからね


それから間もなく、まだ停電中だったら急にスマホが反応しなくなり・・・でも、それまでに心配してる子供や友人には無事確認報告済んでいたから良かったのです。

それにしても・・・便利なようで不便な・・・ドコモは大丈夫だったので、夫のガラケーから娘には連絡を入れました♪

それにまつわるお話は・・また後ほど・・

とにかく、今回はブルーシートの家の多い館山、鋸南地域やこちらでも皆さん早目の避難をしたので、けが人もなく、前回の教訓が生きた様でした。

そして・・まだまだ届く、かなり離れた地方の、川の氾濫や、決壊は信じられないほどの被害です!!

他人事ではない、大変さを思います。

災害は、わが身が良ければそれで良し!ではないのですよね!!

少しでも早い、復旧と復興を祈っています・・・もちろんこちらのまた被害が増幅してしまった家々の方がたも・・・

停電は、今回も前回同様覚悟しましたが、思ったより早く昨夜9時半過ぎ解消しました。

今回は、まだブレーカー落してなくて・・・やにわに、テレビがついて・・で・・ラグビー!!

それまでラジオで聞いてのが急に目に飛び込んできて・・

それ!ガンバレ!!
もう少しだ!!

と、一緒にカウントダウンしていました!!

早々と寝てた夫は、こうこうと輝く照明の下で・・熟睡中でした。

追記・・・

断水はありませんでした。
停電も長引けば、浄水場の送水ポンプが止まるのでしょうが、今回は前回に比べればかなり短くて復活したおかげです

でも、日中、車で5分の隣町のホームセンターに出かけたら、まだ停電中で、店内は暗いけど、外で計算機での販売をしていました。
前回もこちらは、かなり遅い復活でした。

地域によっては随分と違うものです。