金四郎 たのんまっせぇ~

夫、老柴犬金四郎と南房総に移住して16年を過ぎ、今や身も心もすっかり房総人。亡き愛犬との思い出と共に綴る日々の出来事

術後3週間診察日

2013-02-19 15:28:47 | 日記
またまた雪が降っていますよ。



この南房総に、今年何回目の雪になるでしょう、こんな年は、引っ越して来て初めてです



見えますか?大きな牡丹雪です。

この雪になる前の雨の午前中、11時半の予約で、金四郎、「角膜上皮びらん」手術後、3週目の診察に病院に行ってきました。

先週、女医さんといろいろあって、ものすごくドキドキしましたが、診察少し前に、院長先生がご自分の診察が終わって部屋を出ていらして、待合室にいる私に、さっと
「手紙読ませて頂きました、また・・」と。

私も、なんとなくバツが悪く、とにかく今日はにこやかを心掛けていましたので、笑顔で
「あっ、いえ、スミマセン、つまらないことを・・」と。

それから10分後呼ばれました。
看護師さんつきです。

私「こんにちは~、お世話になります」と、できるだけ普通ににこやかに、あいさつしましたら、女医先生、後ろを向いてて、返事しません。
そして・・

「今日は、録画撮らせてもらいます。言った、言わないとなると困りますから!」とデジカメを窓のさんにセットしました。

そしてすぐにちょっと部屋を出たので、看護師さんに
笑顔で、「怖いわねぇ・・」って、ひそひそ声で目配せしたら、
「カメラ回っていますから・・」って、悪そうな顔していました。

間もなく院長先生と一緒に入ってきて診察開始。

今日は本当に丁寧に、検視鏡をみながら、私にもそこから金四郎の目の中が見えるようにして下さったり、はっきりと、ゆっくりと、説明してくださいました。
いつもは、それを覗きながら
「・・・なんですよねぇ~・・」とか「糸は一つ外すと、また・・・」と以前にも書いたような内容をこちらを向かないで話すので、どこまで、ちゃんと聞いて、どこをわからないと言えばよいかもわかりませんでしたが、今日は、違いました。

私も、もう夢中です。
ドキドキなんかどっかに吹っ飛んじゃって、
「あぁ、そういうことだったんですね、ハイ、ハイ、」って!

ネッカーの件も 最初のうちに、先週、調節して下さったらしく、とてもぴったりで、ご飯に口が届くようになりましたし、それほど、苦痛も感じませんとお話しした時は、フンという感じの返事はしてくださいましたけど・・・。
後、目も隙間が前回より開いてるので、薬がさしやすかったこと、うまく入ってるかは、分からないけど、とにかくちゃんと注せたことも 話しました。

その時は、ちゃんとうなずいて下さいました。


結果、角膜はかなり以前から悪かったという状態で格子状に切開してもかなりずぶずぶに入ってしまう状態で、その程度の難しさ、ちゃんとした深さに入れなければ再発をしてしまうこと(金四郎は、かなりその意味で大変のようだったらしいです)

今は、染色しても、目の中に薄く斜めの線が見えて、まだ傷は治りきっていないであろうこと。
目の周りは、染色しないので、涙は外に出てきていないから、角膜を覆いつつあるであろうこと。
縫ってある糸は、本来吸収する糸なのだけど、一本、二本と切っていくと、後が緩んで、ほどけてしまい、その縫い目の端が、まぶたにふさがったり、触ったりすると、目にも悪く、目をしばしばさせるので、切ってしまいたいこと。
そうなった時は、女医先生がいなくても ここのドクターでできるからできれば来てほしい(というより、そうなったら私からこちらに来ると言いました)。
もし、そういう状態になった時は、こちらから彼女の所に連絡が入るようになっているからとまで、言いました。
また、その縫う技術は、人によって違うけど、女医さんが最初縫って、後を違う人にやらせたら、その部分の方は早く緩んでしまったことをはなしてくださり、思わず

「すごい、技術なんですねぇ~」って、感心しちゃいました。

金四郎は、その間、おとなしく目をちゃんと見せていたし、あまり嫌がることなくじっとしていたので、女医先生も、「こうしていられるのだから、痛みはないのでしょう」って。

そう、日頃、痛みがある状態には見えませんから。

そして、手術した右目もさることながら、左目の状態も良くないことも。

左目のまぶたのふちが黄色に染色されてアイライン状態になっている、これは、ここまで涙が出て来ちゃってると言うことで、角膜の保護があまりされていないということだそうです。

この状態は、かなり前から、こちらに来る前ぐらいからあったのではないかと言われました。

確かに、目がなんとなく白っぽく濁ってきて、これは老齢による白内障だと勝手に思っていましたから。
「この濁りは、角膜の濁りですから」

私「それは、老齢からですか?マイボーム腺からですか?」

女医さん「まぁ、両方でしょう・・けど・・・」

私「ヒアレインは、角膜保護にはなるけど、補修はしないのではないのですか?」

女医さん「いえ、補修効果もあると言われています、ですからちゃんとつけて行けば治る部分もあります」と言うことでした。

その間、院長先生も一緒に話を聞いていらっしゃいましたが、女医先生に「先生、もうけっこうですから・・」と言われて退出なさいました。

そして、糸は取れてきてしまえば仕方ないけど、できればもう1週間つけておいて、ネッカーももう少し我慢してつけておいてほしいと・・。

ハイ ハイ、もう、もう、ここまでちゃんとお話が聞けたら、申し分ございません!必要とする間、ちゃんとつけます!
そしたら・・・
ネッカーももう少し調節して小さくしましょう、って。看護師さんに言って、また少し切って下さいました。
スッキリですよ!

その上で 女医先生、金四郎の首回りを「かなり固まってるのでちょっとブラッシングしますね」って、スリッカーで優しく、カリカリカリと・・・。

だから ついでに聞いちゃいました。
柴犬の換毛期は、今頃から来るときあるけど、金四郎はいつも遅くて、去年も6月ごろで、心配で院長先生に話して、笑われたけど、今回はかなりぼそぼそと抜けるので麻酔の影響ではないかと・・。
「・・・多分、違うでしょう、そういう成分入っていませんし、犬はガンでも抗がん剤を使っても毛はぬけないんですよ」って。

エ~!? 「だって、人間はすごいんですよ!根元からぼそって・・」なんて 緊張感も取れちゃって、また余計なことを言っちまった・・ら・・

「そうなんです、犬は、そういう影響受けないんです」って、顔見て話してくださって・・。

いつも目を合わせないようにして、誰にしゃべってるのかわからない感じの話し方だったのに、こんなに変わるんだぁ!!

今まで、なんだかもやもやの中にいて、術後、どういう経過をたどるのかも ポツンポツンとの理解が全部、つながりました。
この状態が どこまで続くのかも不安も、解消しました。

右目の説明もちゃんと理解できないのに、なんで左目もならないといいですね、なんて脅かしを言われているようでそれも不安でしたから・・・。

とにかく、今日はすべてクリアーになりました。
気持が楽になると、金四郎のネッカー姿もまた、かわいらしく見えるんだから現金な物ですね。


掃除機が嫌いでピアノのいすの下へ。
これは昨日、前のネッカーでは下に入れませんでした。



また、私のお気に入りの座椅子取られました。



病院から帰ってきて、なんか頂戴、ぼくいい子だだったんだから・・



ねっ、何となくスッキリ? かも・・



こうすると、あまり変わらなく見えますが、まあ 大丈夫。
来週は、とれるといいな・・。

皆さんには、色々とご心配いただいたり、アドヴァイス頂いたり、本当にありがとうございました。
正直、この1週間、ずぅ~っとこのこと考えっぱなしで、胃は気持ち悪くなる、眠れなくなる・・後悔したり、自分で答えが出ず、まぁお騒がせしたけど、ちゃんと納得できるって、大事なことですね。

夫のことにも 気持ち集中できそうです。
(申し訳ないけど、気持半分でしたから・・・)