金四郎 たのんまっせぇ~

夫、老柴犬金四郎と南房総に移住して16年を過ぎ、今や身も心もすっかり房総人。亡き愛犬との思い出と共に綴る日々の出来事

おこもり

2012-10-27 22:03:39 | 日記
今日、10月27日は、私たちがこの南房総の住人になってちょうど7年。

記念するべき日。 なのですが・・私の高校時代の親友が亡くなった日でもあります。

引っ越し荷物を片づけている時に、引いたばかりの電話の第一報でした。

いい意味でも、悪い意味でも 忘れられない日です。


さて、その今日、こちらの風習である「おこもり」に行ってきました。

「おこもり」・・なんだ?と思われるでしょうね、私も引っ越して来て、家を建ててくれた大工さんの奥さんに誘われるまま参加して、皆さんと仲良くなっていきました。

私たちのは、単に食事会なのです。

でも、この土地では、その地域、地域で、近い同志や仲の良い近所で昔から女性だけで、一つの場所で ゆっくり、食事、お茶、おしゃべりを楽しむ時間が持てる日が 月に一回あった、それなのだそうで。

ですから、集会所や、食べ物屋さんなど、集まれる場所でその時間をもつ、当番を決めてその人達が世話人でする、ということだそうです。

「おこもり」の由来は? と聞いたら、

多分、どこかに「こもる」こもって上記のようなことをする、決して「子守」ではないと思う・・と。

その昔、女性は特に忙しく、年中休みなく働いてるので、月一回の安息日を、ということだったのではないかと・・。

50代後半と60代前半の女性、本来は10人ですが、今日は9人の参加でした。

場所は、館山市の「季の音」(ときのね、と読む)という古民家を改造した、趣ある日本料理屋さん。

私は、以前コーラスの新年会で一回ほど行ったことある所です。

メニューは


と、二つに分けて・・汗


前菜は、写真撮る前に食べちゃいましたスンマセン。

茶わん蒸し、豚と笹がき葱など野菜のしゃぶしゃぶ。

その前にお作りや前菜などが出ましたが撮り忘れました。 

ブリの西京焼 に、季節の野菜。


  さんまの酢の物。先ほどのしゃぶしゃぶにしたお鍋でおじやを作ってきてくれました。

最後は、デザート

紫イモ羊羹とキイチゴのムース、これが絶品?だったかも・・・・。

女性たちはとにかく忙しく、おしゃべりと「美味しい、美味しい・・」とよくまあ賑やかでしたわ。

仕事を持っていたり、家の事情でなかなか皆の都合よい日が少なく、丸1年ぶりの「おこもり」
2時間半はあっという間!

たまにはいいですねぇ~、こんな時間。

みんな思い思いに勝手なことしゃべっては大笑いして・・さ。

私もすっかり顔でして・・(笑)

留守番をするダンナ殿には、6色弁当を作りまして、出かけました。

私が出かける前に食べちゃっていましたわ・・。

そのお店から車で30分、9時半前の帰宅。

金四郎の出迎えを受けて、楽しい一日は終わりました。