図書館へ行ってきた。「熊とにんげん」を借りた。
チムニクは「クレーン男」や「セーヌの釣り人ヨナス」は復刊されたが、やっぱり図書館へ行かないとどうしても読めない本もある。だから定期的に借り出して、そして
「なくなるんじゃないぞ、盗られるんじゃないぞ、処分されるんじゃないぞ」
と念をかけてこなくてはならない。
チムニクはポーランドの作家・画家で、その絵は黒の線画が基調で、ちょっと古い漫画的な書き込みを思わせるような絵。デフォルメと省略の効いた構図が印象的。そして物語は絵と共に独特の詩的な雰囲気があります。波長が合ってしまったら、もう忘れられないタイプの作家。
児童書のコーナーにあることが多いので、興味のある方は、そちらも見てくださいね。
それから、「未来のイヴ」をとても楽しく読んでいた。「女どうしは本質的に競争相手なので友情は成立しない」って、キルケゴール、ロマン・ロランばかりか、リラダン伯爵あなたもですか!
それに触発されて、これから買う本のチェックの為にいわゆるL文学関連を当たってきた。
(今更ですが、L文学とは書き手読み手共に、主に女性で「女流文学」というより女の子的感性に合うもの)
私は恩田陸より姫野カオルコ買いたい。この意地の悪さは酒井順子の上を行き、かなり猛々しさもある文章、好きだわ。
嶽本野ばらは「下妻物語」原作と、「ミシン」「鱗姫」くらいは押さえておかないといけませんね~ 今までゴスロリ雑誌でしかお目にかかってなくて、本を読んでいなくてほんとに済まなかった、と思っております。
もうこうなったら、勢いつけてハーレクイン・ロマンス系まで行っちゃろか、と思うのも、「下妻」の影響なのでした。もしかしたら拾いものがあるかもしれない。
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チムニクは「クレーン男」や「セーヌの釣り人ヨナス」は復刊されたが、やっぱり図書館へ行かないとどうしても読めない本もある。だから定期的に借り出して、そして
「なくなるんじゃないぞ、盗られるんじゃないぞ、処分されるんじゃないぞ」
と念をかけてこなくてはならない。
チムニクはポーランドの作家・画家で、その絵は黒の線画が基調で、ちょっと古い漫画的な書き込みを思わせるような絵。デフォルメと省略の効いた構図が印象的。そして物語は絵と共に独特の詩的な雰囲気があります。波長が合ってしまったら、もう忘れられないタイプの作家。
児童書のコーナーにあることが多いので、興味のある方は、そちらも見てくださいね。
それから、「未来のイヴ」をとても楽しく読んでいた。「女どうしは本質的に競争相手なので友情は成立しない」って、キルケゴール、ロマン・ロランばかりか、リラダン伯爵あなたもですか!
それに触発されて、これから買う本のチェックの為にいわゆるL文学関連を当たってきた。
(今更ですが、L文学とは書き手読み手共に、主に女性で「女流文学」というより女の子的感性に合うもの)
私は恩田陸より姫野カオルコ買いたい。この意地の悪さは酒井順子の上を行き、かなり猛々しさもある文章、好きだわ。
嶽本野ばらは「下妻物語」原作と、「ミシン」「鱗姫」くらいは押さえておかないといけませんね~ 今までゴスロリ雑誌でしかお目にかかってなくて、本を読んでいなくてほんとに済まなかった、と思っております。
もうこうなったら、勢いつけてハーレクイン・ロマンス系まで行っちゃろか、と思うのも、「下妻」の影響なのでした。もしかしたら拾いものがあるかもしれない。
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