虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ドーン・オブ・ザ・デッド (2004/米)

2005年01月02日 | 映画感想た行
DAWN OF THE DEAD
監督: ザック・スナイダー
出演: サラ・ポーリー ヴィング・レームズ ジェイク・ウェバー メキー・ファイファー タイ・バーレル マイケル・ケリー

 ある朝、看護婦のアナと夫の部屋のドアに隣家の少女が血まみれて立っていた。その少女は驚くべきスピードで夫に襲い掛かり、首を食いちぎり、夫は絶命。しかし夫は再び起き上がり今度はアナに襲い掛かる。何とか外に逃げ出したアナは、バケモノと化した人々が人間に襲い掛かる町の中を逃げ惑う。そして生き残った…ゾンビ化していない人々とショッピングモールに立てこもる。

 はっきり言ってスプラッター苦手です。でももとの「ゾンビ」がエンターテインメントとしてたいしたものだと思うので見てしまいました。「ゾンビ」ではところどころ目をつぶっちゃったりしていましたが、これは思わず目を閉じちゃったとこは少なかったです。
 一番ドキドキしたのは初めの主人公たちが全然事態をわかってないで、日常が続くものだと思ってるところへ崩壊がドカンと襲ってくるところ。それに、最後の「行き場なんてない」というか、あの場を逃げおおせたとしても、結局すがる希望の糸は細くなっていくばかりであろうというお先真っ暗感。ケネスの人間性がほのかな明かりだとしても、それが揺らいで消えるような感覚。
 ショッピングモールの生活のだれた感じはそうかもしれない、と思う。
 今回はドキドキばっかり期待してたからだろうか、ゾンビが出てくると「おお」と乗り出すみたいな見方だったのでした。このゾンビは動きも早いし、あんまり死者のおぞましさがなくて、「モンスター・怪物」の感じでした。
 犬の使い方もうまいとは思うんだけど、だったらあのゾンビうじゃうじゃのシーンで、鳥とか、もっと動物使わないのかな、なんて思ってしまった。
 サラ・ポーリーは、きれいに撮ろうとは全然考えないみたいな写り方でした。最初と、それから最後に彼女が主人公だったんだよね、になるんだけど後はどうも影が薄い。

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2005年の年明け

2005年01月02日 | 日記・雑記
 昨日のウィーン新春コンサートではアジアの大地震を慮ってラデッキー行進曲なしでした。年が変わって心機一転とは早々行かないこともあります。イラクのニュースも気が重くなるばかりです。新年のめでたさを寿ぐのもためらわれちゃうほどです。

 でも一発逆転なんて危険なことは期待せず、地道にいきましょう。
 そして、映画と本に関しては、いつも

 You ain't heard nothin' yet!

 「お楽しみはこれからだ!」を期待していきたいですね!

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