虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

吹替え

2006年06月15日 | 映画の話題
 今週の月曜でしたか、夜のテレビ放送でジャッキー・チェンの「80デイズ」やっていました。これは劇場でもDVDでも未見だったので見ておりましたが、やはり映画は劇場で、大きな画面・良い音響・そして何よりCM中断なしで見たいなあと、つくづく思いました。
 映画自体はちょっと物足りなめで、ジャッキー・チェンがメインの映画にしてはカンフー少なめで、お話としては練り上げ不足(うう・・すいません、またしてもえらそう)な感じでしたが、面白いところもあったので、きっと劇場で見ても後悔はしなかったのではないでしょうか。

 でも、これ、吹替えがぜんぜん素人さんみたいでした。人気タレントがたくさん起用されていたようですが、出ずっぱりのフィリアス・フォッグの声がぜんぜん気が抜けたようですし、声がぜんぜん芝居してない人もいましたよ。日本の声優さんのレベルはかなり高いんじゃないかと思うのに、なぜこういうキャスティングするのかと驚いちゃいました。いつも山ちゃんや長島さんではつまらないと思う人もいるだろう。けど、あれがベストだとは思えないのです。映像は華やかだし家族向けみたいな感じの映画だったから、やっぱりうまい人だったらお話をもっと弾ませられたのではないだろうか。