小学生の女の子の算数クラブの子らと親御さんといっしょに
ユースホステルのレッスンに行ってきました。(男の子たちは、来週です。)
ユースホステルのレッスンはとても評判がよくて、
参加したことのある子どもたちだけでなく、
親御さんたちもずいぶん前からそれは楽しみにしてくださっているのです。
でも、わたしも主婦の端くれなもんですから、そうそう家を留守にして
好き勝手ばかりするわけにいきませんので……。
この春休みは、自立心や思考力を鍛える必要がある
小学生グループとだけ泊まりがけのレッスンをすることにしました。
今回は、ドイツゲームと積み木などを中心にしたおもちゃコレクター
の知人もゲーム類持参で、参加してくださったので、
ココプラザの貸室に着くなり
ゲーム三昧。
工作タイムには、ユニーバーサルジョイントに仕組みを利用したり、
的当てゲームコーナー作ったりしました。
参加メンバーの似顔絵を描いてくれている小2の女の子。(もうすぐ3年生)
園児の妹ちゃんの作品。(指人形)
レッスンに参加したのは、もうすぐ3年生になる子ともうすぐ4年生になる子らです。
(そのきょうだいの子らもいっしょに参加しています)
ユースホステルのレッスンでは、子どもの学習テーマと
親の学習テーマをそれぞれ設定していて、昼、夜、翌朝……と
時間の許す限り、それについてみんなで学んでいます。
子どもの学習テーマは、
◆「表を利用して解くこと」
(「なぜ、表を使うと便利なのか?」「どんな時、表にするとうまく解けるのか?」
「注目するポイントと注意する点は何か?」などをよく考えます)
◆「分数の意味」(「通分はなぜするのだろう?」「分数についての疑問をしっかり解決する」)
◆「工夫して計算するということ」(頭の上手な使い方について考えてみよう)
親の学びのテーマは、
◆「セルフエスティームについて」
◆「今後の(高学年まで視野に入れた)大切な学習課題について」
でした。
子どもたちに大受けだったユースホステルならではの学習は、
「ノーヒント」で解く算数クイズ。
「どうしてうまく解けないのかな?」「こうかな?」「ああかな?」とさんざん
みんなで意見を出し合っても解けないまま終了した問題を、
食事時間になっても、夕食後の算数ゲームタイムになっても、
考え続けている子らがいました。
夕食中にまで、「先生、あの答え1300グラム?えっ、ちがう?
でも近いの?」「ん……」と質問が飛んできたり、
考え込む声が聞こえてきたり……。
時間がたっぷりあるって、いいもんですね。