今日、学研パブリッシングの方からの電話取材を受けることになっています。
虹色教室での強みを生かした教え方について「頭のいい子の育て方」第15号に
載せていただくことになりました。
以前、取材していただいた
プレジデントベイビーは、ネット上で、(とても小さい画面ですが)雑誌の中身が全て見られるようになっています。
おうちで英才トレーニング大図鑑の特集の黄色い見開き2ページ分が、虹色教室の様子です。
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教室の子たちにしても私やうちの子たちにしても、
「会話というのは、遊び心のある生産的な行為」
という捉え方があります。
どうしてそんな風に捉えるようになったのかというと、
次のようなレッスン(うちの子の場合は遊び)の中で、実際に会話をしながら手を動かし、また会話をして問題を解決することで、
創造的で生産的な何かが生まれてきたという体験をたくさんしているからです。
年長~小1 科学クラブから 1 電子工作
年長~小1 科学クラブから 2 電子工作
年長~小1 科学クラブから 3 ブロック
年長~小1 科学クラブから 4 ブロック
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もうかれこれ8、9年前のことですが、「あったらウレシイ!」というものを公募する企画に、私とうちの子たちで応募したことがあります。
テーマは「女性が欲しいと思うもの」と「新しい文具アイデア」でした。
おやつを食べながら、「あんなのどう?」「こんなのどう?」とそれぞれがアイデアを出し合って、応募用紙に内容を書き込んで送ったところ、
採用されたのは娘でした。
それで、娘は、
『メーカーさん、女性はこういうものが欲しいのよ!』という こう書房
から出版した本の1ページ分を使って自分のアイデアを掲載してもらいました。
採用された娘のアイデアは、
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『シュガーボール』という丸い形に固めた砂糖に、コーヒー用ならシナモン味の粒が、紅茶用にはレモン味やアップル味の粒が水玉模様のように混ぜこんであるというもの。
それを透明の包み紙でキャンディー包みをして、小瓶に入れておしゃれな形態で販売するというもの。
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このアイデア、ちょうどおやつに紅茶をすすりながら、クッキーをかじりつつ会話をしていたので、
おしゃべりの中で娘がひらめいたもの。
そのときは、誰もそれが採用されるとは思っていませんでした。
なぜって、角砂糖を入れるときに、
「これが丸いとかわいいと思うんだけどな」という娘のアイデアは、
誰でも思いつきそうなことにも思えたからです。
でも、それに私や息子がつっこみを入れることで、娘がその案にいくつかオリジナリティーを加えると、「私もあったら買いたいな」というアイデアに
進化していったのです。
会話の力ってすごい! 面白い! と実感したのは、前にも紹介した
『ゲームと数の?な関係』という小4のとき私と息子でした
親子合作の調べ物学習での出来事です。
「なんで将棋盤は9×9マスなのだろう?」
という息子の疑問からスタートした調べ物学習は、
家族総出で「ああでもない」「こうでもない」「ああなんじゃない?」「こうだろう?」とワアワア議論が飛び交いました。
その結果、いくつものトンデモ仮説が生まれ、
正誤についてはわからないままですが、会話から生まれてくる新しい考えの
ユニークさを存分に体感することができたのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いろんな本を調べたものの、マスの秘密に触れているものはありませんでした。
それで、まったくの推測だけれども、
家族の中から次のような推理が生まれました。
★縦軸が奇数になったのは、中国に女王が戦いの指揮をとるというチェスのルールが受け入れがたかったのではないか?
★玉を挟んで、左右対称の日本の将棋の並べ方も、
文化的な背景があるからではないか?
★中国で縦のマスはすでに9だったけれど、動いていたのは線の上だった。
だから縦軸のマスには10個の駒が乗ります。
もしかして、偶数を作る過程で、奇数のマスが生まれたのかもしれない。
★中国象棋が入ってきたとき、日本人は線の上ではなく、マスの上をチェスのように動くルールを選んだのではないか?
遊んでみると、9段のマスは奥深い楽しさを含んでいたのではないか?
★サイコロが6面なのは、10進法が生まれる前に、60進法が生まれていたことと関係が深いようだ。6は親しみ深くも、神秘的な数字。
そうした数に関する全く別の面からの影響もあるかもしれない。
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虹色教室での強みを生かした教え方について「頭のいい子の育て方」第15号に
載せていただくことになりました。
以前、取材していただいた
プレジデントベイビーは、ネット上で、(とても小さい画面ですが)雑誌の中身が全て見られるようになっています。
おうちで英才トレーニング大図鑑の特集の黄色い見開き2ページ分が、虹色教室の様子です。
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教室の子たちにしても私やうちの子たちにしても、
「会話というのは、遊び心のある生産的な行為」
という捉え方があります。
どうしてそんな風に捉えるようになったのかというと、
次のようなレッスン(うちの子の場合は遊び)の中で、実際に会話をしながら手を動かし、また会話をして問題を解決することで、
創造的で生産的な何かが生まれてきたという体験をたくさんしているからです。
年長~小1 科学クラブから 1 電子工作
年長~小1 科学クラブから 2 電子工作
年長~小1 科学クラブから 3 ブロック
年長~小1 科学クラブから 4 ブロック
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もうかれこれ8、9年前のことですが、「あったらウレシイ!」というものを公募する企画に、私とうちの子たちで応募したことがあります。
テーマは「女性が欲しいと思うもの」と「新しい文具アイデア」でした。
おやつを食べながら、「あんなのどう?」「こんなのどう?」とそれぞれがアイデアを出し合って、応募用紙に内容を書き込んで送ったところ、
採用されたのは娘でした。
それで、娘は、
『メーカーさん、女性はこういうものが欲しいのよ!』という こう書房
から出版した本の1ページ分を使って自分のアイデアを掲載してもらいました。
採用された娘のアイデアは、
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『シュガーボール』という丸い形に固めた砂糖に、コーヒー用ならシナモン味の粒が、紅茶用にはレモン味やアップル味の粒が水玉模様のように混ぜこんであるというもの。
それを透明の包み紙でキャンディー包みをして、小瓶に入れておしゃれな形態で販売するというもの。
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このアイデア、ちょうどおやつに紅茶をすすりながら、クッキーをかじりつつ会話をしていたので、
おしゃべりの中で娘がひらめいたもの。
そのときは、誰もそれが採用されるとは思っていませんでした。
なぜって、角砂糖を入れるときに、
「これが丸いとかわいいと思うんだけどな」という娘のアイデアは、
誰でも思いつきそうなことにも思えたからです。
でも、それに私や息子がつっこみを入れることで、娘がその案にいくつかオリジナリティーを加えると、「私もあったら買いたいな」というアイデアに
進化していったのです。
会話の力ってすごい! 面白い! と実感したのは、前にも紹介した
『ゲームと数の?な関係』という小4のとき私と息子でした
親子合作の調べ物学習での出来事です。
「なんで将棋盤は9×9マスなのだろう?」
という息子の疑問からスタートした調べ物学習は、
家族総出で「ああでもない」「こうでもない」「ああなんじゃない?」「こうだろう?」とワアワア議論が飛び交いました。
その結果、いくつものトンデモ仮説が生まれ、
正誤についてはわからないままですが、会話から生まれてくる新しい考えの
ユニークさを存分に体感することができたのです。
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いろんな本を調べたものの、マスの秘密に触れているものはありませんでした。
それで、まったくの推測だけれども、
家族の中から次のような推理が生まれました。
★縦軸が奇数になったのは、中国に女王が戦いの指揮をとるというチェスのルールが受け入れがたかったのではないか?
★玉を挟んで、左右対称の日本の将棋の並べ方も、
文化的な背景があるからではないか?
★中国で縦のマスはすでに9だったけれど、動いていたのは線の上だった。
だから縦軸のマスには10個の駒が乗ります。
もしかして、偶数を作る過程で、奇数のマスが生まれたのかもしれない。
★中国象棋が入ってきたとき、日本人は線の上ではなく、マスの上をチェスのように動くルールを選んだのではないか?
遊んでみると、9段のマスは奥深い楽しさを含んでいたのではないか?
★サイコロが6面なのは、10進法が生まれる前に、60進法が生まれていたことと関係が深いようだ。6は親しみ深くも、神秘的な数字。
そうした数に関する全く別の面からの影響もあるかもしれない。
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立法的な意見にこそ、発見があるのではないかと考えています。