子どもたちの発見 <貨車に荷物を積み込む方法>
教室の子たちは、貨車に荷物を積み込むのが大好きです。
どんな風に積むのかアイデアを練るのは楽しい作業です。
年長のAくんとBくんのレッスンでのこと。
Aくんがスロープを使ってどんぐりやビー玉を貨車に乗せて遊んでいました。
スーパーボールは跳ねるので、スロープと貨車を少し離さないといけないことや、
線路が曲線なので、スロープの向きがとても大事なことに気づいていました。
チーズの空き箱の穴を開けて、
こんな積みこみ方も試してみました。
チーズの空き箱の中央には、モールを通しているので回転します。
穴と穴が重なると、スーパーボールが下に落ちて、貨車の中に収まる仕掛けです。
大成功!
Bくんは、回転する積み込み道具に玉がたまるように
ピタゴラ装置を作っていました。
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子どもたちの発見 <丸い形と輸送>
教室で、『丸い形』でどんなことができるか、をいろいろ探究しています。
今回、梱包材を巻いていたというダンボールの筒をたくさん持ってきてくれた子がいたので、
さっそく、この「丸い形で何ができるか」遊びが始まりました。
上の写真は、箱を灰色の画用紙で巻いて、刻印をつけているところです。
大阪城に出かけた時の刻印石がよほど印象的だったようです。
筒を半分ずつに切って6本の丸太にして、石を運ぶ道具にすることになりました。
石をゆっくりひもで引っ張ると、丸太が回転し、少ない力で前に進みます。
石の移動に合わせて、後ろの丸太を大慌てで
一番前に置きにいきます。
4人の子どもたち、一致団結して、これをくり返し、
壁まで進んだら、また最初の地点に戻って遊んでいました。
石の運搬中、横で応援するための旗も作っていました。
今日のレッスンで見たもうひとつの『丸い形』の利用です。
4歳の生き物が大好きなAくんいわく、「この舟は、もし悪いのが来たら、くるくるくるっと丸まったら、
もう踏まれても大丈夫。丸くなっている時は、ぜったいやられない」ということでした。
どんどんトレイをつないでいくうちに偶然丸くなることを発見したようですが、
昆虫や動物が、丸まることで、敵の攻撃を避けることが
思い浮かんだようです。
↑ 丸まったところ。
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子どもたちの発見 <一方が下がると一方が上がる>
カップ(ひもの取っ手をつけています)とカップを
ひもをつないだだけのシンプルなエレベーター。
「一方に重りになるものを入れると、もう一方のエレベーターが
上に上がる」
という単純な作りです。すぐ作れるので、教室の遊びのあらゆる場面で活躍しています。
今回は、水遊びの小道具としてこのエレベーターが使われています。
水でっぽうの水で、機関車を動かして落とします。
うまくカップの中に落ちると、もう一方のエレベーターが上がります。
大成功です♪
新年中のAくん。
「青いスーパーボールは100点で……それから……。」と考え込みながら、
「あのさ、玉がたくさんあるやつが、小さい得点になるようにするんだよ。1とか!」と言っていました。
納得!でも、どれが一番たくさんか、判断しずらいですね。