虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

自閉症の子 と 感覚にある論理性 と 感覚に内在する知性 1

2017-02-06 21:25:48 | 自閉症スペクトラム・学習が気がかりな子

数日前に、

『野生の思考』を読みました 1 

という記事を書きました。

『野生の思考』を書いたレヴィ=ストロースは、とても鋭敏な感覚を持った人で、感覚というものには論理性があり、そこには知性が内在していることを認識していたそうです。

レヴィ=ストロースは、感覚に与えられる感性的な素材を用いて論理を働かせ用とする、感覚的なものと知的なものが結合した論理のことを、「具体の論理」と呼んでいます。

「具体の論理」とは、抽象概念で物事を理解するのではなく、この世界に満ち溢れている自然界と人間界の具体物を用いて、感覚的な能力をつかって世界を認識していく考え方です。

 

次回に続きます。

(今日 7日中に次の記事をアップしますね)



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