紅白出場決定!!!

2014-12-28 23:57:33 | 日記
明菜さんの紅白出場が決まりましたね!

巷では噂になってましたが、まさか本当に現実になるとは!いや~、めちゃくちゃ嬉しいです!!!

でも、でも、

大晦日は、わたくし遅くまで仕事です(涙)一応録画はしますが、リアルタイムで見たい!!!

NHKさん、どうか、出演時間を22時以降でお願いします!!!だったら、間違いなく家で生で観れます。

どうか、どうか、お願いしますm(__)m

追記:NHK様、ありがとうございますm(__)m 間違いなくリアルタイムで見れます!\(^O^)/

「星ノ数ホド」

2014-12-27 21:50:43 | うらけん
う~ん、どう書けばいいのか?言葉の選択に悩む…。

ということで、今年の観劇の見納めに兵芸に行ってまいりました。

蜷川さんのミューズ的存在の鈴木杏ちゃんと浦井氏の二人舞台。なんといっても、新国立の舞台作品の関西上演今年第二段(多分…)。過去にも関西上演はあったと思いますが、ここ5年ははなかったように思う。

は、いいとして、作品はというと、ぶっちゃけ書くと…、

よく分からなかった…。

かといって全くつまらなかったわけではなく、これまたぶっちゃけ書くと、「昔の日々」「ブレス・オブ・ライフ」よりは見応えはありました。約90分の上演がめちゃくちゃ早く感じたくらい二人の演技に魅入った。

ストーリー的には、泣くほどの感動はなかったけど、見終えた後、電車の中で振り返ると、観てる最中よりいろいろ言葉が湧いてきた。

で、思いついたまま感じたままを書きます。場違い&勘違い発言も含まれるので、それらはお許し下さい。

見終えた直後の感想は、まさに小田さんの♪ラブストーリーは突然に♪の歌詞通り、

“あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら 僕等は いつまでも 見知らぬ二人のまま”

的なラストが良かった。

間違いなく東京公演をご覧になられた方だと思いますが、途中からすすり泣きの声がしたので、てっきりラストは悲しい結末で終わるんだと想像していたら、全く逆だったので、あの終わり方で良かった。

人生は、星の数だけの選択肢があり生き方がある。

あの時、あれを選択しておけば今ごろ…、といった後悔先に立たずといった物語ではなく、むしろ、人生は一秒一秒一瞬一瞬常に選択を伴って時間が過ぎていくんだと改めて思い知られた内容だった。

もちろん、後悔先に立たずもメッセージとしてはあると思うけど、私的解釈をすると、無意識に生きていくんじゃなく、意識して生きていくことの大切さを描いていたように思う。もちろん、一秒一秒一瞬一瞬意識して生きていたら気が変になってしまうけど、無駄に時間が過ぎていくと、それこそ後悔先に立たずになると思う。誤った選択をしないことも大切だけど、何が正しい選択かなんて実際にはその瞬間には分からないことも多いし、後になって分かることの方が多いから、とりあえず意識して生きていくことの方が大事だと思う。なんか意味不明でごめんなさいm(__)m

プロット自体は原作者のニック・ペインもパンフレットに書いているように、至って単純で、バーベキューでの初めての出会い、偶然の再会、交際、浮気の告白、プロポーズ、(結婚)、マリアンの病気発覚、そして今後の選択。

それぞれのターニングポイントを、パラレルワールドとしてあらゆるパターン&違う可能性として、あたかもピカソの立体主義を二次元の絵で表現するかのように、繰り返し演じて観せていく脚本演出は斬新だと思った。最初は、漫才コンビの笑い飯みたいなネタで笑えたりするけど、それが段々シリアスな展開になる様がまさに演劇だと思った。

演じる側は本当に大変だと思う。それぞれのパターンのバックグラウンドを瞬時にイメージチェンジしながら演じなきゃいけないから、私ならめんどくさいから勝手に演技パターンを作る。それだとリアルな演技にならないし、会話にも対話にもならないから、杏ちゃんも浦井氏も本当に大変だったと思う。この二人はちゃんとそのめんどくさいことをやってのけたから、努力の天才だね。

浦井氏のお蔭で、実は今回初めて、杏ちゃんの演技と噂の小川絵梨子さんの演出を観させもらう機会を得ました。

浦井氏に関しては、五年間観させてもらってますが、またもや新しい浦井氏発見がありました。黒髪が非常に新鮮で、一瞬「宝塚BOYS」の金蔵がフラッシュバックされましたが、当たり前だけど金蔵とは違う演技に魅せられました。いろんなパターンで、猫背を意識した演技も良かったし、そうでないのも良かったし、ラジオで聴いた三枚目ぶりと違う等身大の二枚目ぶりを自然に演じられていて驚きました(笑)m(__)m改めて、まだまだ浦井氏で見飽きることがない、まだまだ化ける要素があることを再認識しました(笑)今年の浦井氏は大躍進の年だったと思う。同じ色と同じ顔がなくて良かった。来年も色が違う役ばかりやから期待大やな。

杏ちゃんは、やはり蜷川さんに選ばれた人だけあって、まず第一に発声が素晴らしい。ちゃんと腹から声が出ていて聞き取りやすい。どこにでもいそうな女性なんだけど、ちゃんと物理学者な感じが出ていて上手かった。その点、浦井氏の養蜂家は雰囲気なかったねm(__)mっていうか、これは演出に対してだけど、養蜂家が蜂の生態に詳しくいのは不自然じゃないかい???は、いいとして、

杏ちゃんが、少しずつ、心と体が分離していく様はとても素晴らしかった。脳が病気に冒されて吃音にる様や、気持ちを言葉で表したいのに手話でしか表現できない苛立ちも上手かったし、なんせ手加減を分かっているのがお見事でした。感情的になりすぎず、客観的にもなりすぎず、それでいてちゃんと説得力もあって本当に素晴らしかったです。ぶっちゃけ、蜷川さん演出下の杏ちゃんの演技が観たくなった。知的化けモノ要素を感じました。

噂の小川絵梨子さんの演出は、美術の使い方が良かった。

舞台の中心に木があり、その周りに欄干があり、まさに、パラレルワールドと四次元の空間を意識した演出が良かった。

木は、人生・命の象徴。枝が人生の選択肢のイメージ。どんな人生の選択をしても、私は私、的な感じがした。

まるで時計をイメージしたかのようなあの欄干上での微妙に違う演技の繰り返しが、四次元空間で過去と未来を行き来しているように見えてまさにパラレルワールドでした。

これは杏ちゃんの演技に関してですが、様々なターニングポイントで、杏ちゃんの演技に魅せられて思わずオペラが上がるんですが、すぐ暗転になってしまうんですよ。で、その暗転直前の演技がどれも魅せられた。本当に良かった。これが小川さんの狙いかな?と思った。最終選択の決断を下して次のターニングポイントへ移行…みたいな感じだった。

尊厳死…。はっきりした意識があるうちは尊厳死も安楽死も、私はあり得ないと思ってる。植物人間になった時は別だと思う。まさかそんなテーマが隠れていたなんてパンフレット読むまでは分からなかった。てっきりマリアンの最後の選択はホスピスに行くことだと思ってた。

人生、あの時別の選択をしていたら…と思うときは誰にでもあると思う。私もある。あの時、親を説得して北九州の大学に行っていたら…と思うことは多々あった。

でも、今、確信して言えることは、どっちを選択しても今に至ってたと思う。ただ遅いか早いかの違いくらい。

だって精神年齢がそのままだったら、何も変わらないと思うから。あの頃は嫌なことから逃げていたから、常に同じ壁にぶつかっては逃げてた。場所は違うのに不思議なことに似た人間や問題に遭遇する。

そのうち逃げても常に追いかけてくるし、何も変わらないから、立ち向かうしかないと気付く。いざ立ち向かって解決策を見つけると、もうその壁はなくなった。すると今度は新しい壁が行く手を阻む。そしてまた逃げて同じ壁にぶつかる。また立ち向かうしかない。乗り越えられたらまた新しい壁にぶつかる。の繰り返しの人生。

何が言いたいかというと、人生にはステップアップのための階段と順番がある。その階段を上るためには障壁がある。どんな道を選択をしても次の課題となる障壁は同じということ。

あの時あれをしておけば良かったのに…という現実回避の後悔は本当に結果論にすぎない。そもそも経験しないと後悔はない。経験が結果を生み、結果から学びを得る。これが人生のステップアップ。

どっちを選択しても何を選択してもその経験する運命にあるんだよ。だから逃げても同じ。与えられた試練や課題はちゃんと受け入れて乗り越えるしかないのが私の持論。同じ過ちを繰り返さないことで、経験と学びを得ていくことが私の人生で、大概の人も同じパターンだと思っている。

ニック・ペインのように、幾通りのパラレルワールドは存在するかも知れない。っていうか、この舞台を観て、パラレルワールドは本当に存在する、いや、しているんじゃないのかなと思った。それは違う顔の、例えば、貴方が私のもう一つの人生を生きているんじゃないのか?とふと思った。

ローランドが語る蜜蜂の生態から推察すると、人間って肌の色は違っても、人間は人間やん。当たり前だけど。ということは、蜜蜂だって世界中にいるけど、見た目は似てても、きっと国や地域によって微妙に違いがあるかもしれないやん。

宇宙単位で人間を観察したら、きっとどれも同じ顔だと思うから、同じ顔の私が違う次元にいるじゃなくて、実は違う顔の私が同じ次元にいてもおかしくないとふと思った。だって、どっちにしたって他次元の私とコンタクトは取れないし、未来を知る余地はないなわけやん。それが本来のパラレルワールドの発想だと思うし。これも死なないと分からないことだと思う。

ぶっちゃけ、パラレルワールドも私にとってはどうでもいい。いずれにせよ、これからも、昔からもずっと、それが誰かが敷いたレールであっても、その上を歩くか歩かないかも私の選択なんだから。その選択が未来を決めることには変わりない。

この舞台を観てもう一つ思ったことが、パラレルワールドって翻訳の作業そのものだということ。

ニック・ペインが伝えたいことは、翻訳家さんの解釈次第で変わる可能性は大いにある。翻訳する時点で既に英語と日本語の二つの世界が生まれてるわけだから、翻訳家が違えばまた違う世界が増える。絵画もそうだけど二次元の世界ではパラレルワールドは存在してるね。

三次元ではきっと貴方ですよ(笑)

なんか、パラレルワールドなんてまさにスピの世界なのに、それを物理学と生物学でアプローチするなんて面白いね。魂は分子?素粒子?だと思う説には賛成!(笑)

今日のまとめ:映画も含め今日で鑑賞納めです。なんか、毎年、兵芸で観劇納めしてる機会が増えてるな。好きな劇場だからいいいけど…。っていうか、まさか浦井氏の舞台で観劇納めする日が来るなんて思ってなかった(笑)

今年のまとめは今年中に書きます。


♪Rojo-Tierra♪配信スタート

2014-12-25 03:10:39 | 日記
明菜熱復活しつつある!(笑)

オールタイムベストオリジナルSpecial Editionをやっと購入!ずっと前にネット注文していたんですが、同時に別のCDも注文していたんですが、結局お店の都合でキャンセルになってしまい、明菜さんのCDだけがやっと手に入りました。早速ヘビロテしてます。深夜なのに。しかもクリスマスイヴなのに(笑)

CDディスク1ワーナー時代の曲は別のCDで今年前半にすでにヘビロテしてたのですが、ディスク2のユニバーサルで販売された楽曲には、聴いたこともある曲もあれば、知らない曲もあって、全く不満がない選曲構成で良かったです。なのでずっとディスク2をヘビロテで聴いてます。

Special Edition盤は2000年の完全ライヴ盤がDVDで特典で付属されているので購入即決したわけですが、いくら2000年のライヴでも意外と元気な姿が見えて安心できました。

やっぱ、明菜さんはアップテンポの曲がカッコイイ!私は、♪アサイラム(アルバムのみ収録曲)♪のようなアンニュイな曲も好きなので、実は、今年前半はこの曲にはまってました(笑)作曲家は、これまた大好きな曲♪サザンウィンド♪の玉置浩二さんなんですが、ぶっちゃけ玉置さんの人間性は嫌いなんですがm(__)m彼の音楽の才能は素晴らしいので、音楽活動だけに専念して頂けたら本当に素晴らしい才能に溢れた方だと思う。だから、改めてワーナー時代の私が全くファン時代じゃなかったアルバム曲を聴くと新鮮でした。でも私は、私が完全ファン時代のアルバム曲が好き。 ←あ、すみません、これ、今年前半のまとめ的内容。

ということで、クリスマスイヴから本タイトルの新曲の一部が配信されていることを明菜ファンのブロガーさんから知り、早速ダウンロード購入しました。めちゃくちゃアップテンポで、アレンジで明菜さんの声質の良さが掻き消されている部分はありましたが、絶対CD購入します!まさかのまさかのアップテンポの曲だったので、ビックリしたんですが、めちゃくちゃ回復力の早さを感じたので、めちゃくちゃ嬉しくなりました!

新しいアルバムも、同じオリジナルラブさんの楽曲なら♪プライマル♪が一番好きなので、これなら間違いなく予約注文してたんですが、アルバムに関しては残りの未発表曲次第ですね。

本当にシングルCD配信曲を聴く限りでは、かつての元気さを感じたので、明菜さんの生声を聴く日も遠くないと思いましたが、本当にくれぐれも無理はしないで下さいね!

実はまたもや、今日は職場で落ち込む出来事があったのですが、明菜さんのCD、配信曲、毎週かかさず観ていたドラマ「ファーストクラス」(土曜日深夜枠から観てた)、録画しておいた「女はそれを許さない」の最終回。そして先週最終回だった「ドクターX」でかなり気分転換できました。

もちろん今こんな遅くにBlogを書いているということは、数年ぶりにさんまさんの「明石家サンタ」をリアルタイムで観てました。他人様の不幸話なのにホント笑いが止まりませんでした(笑)m(__)m私も大概不幸と思ってましたが、それ以上の方がたくさんいらしたので逆に元気を頂きましたm(__)m

特に秋シーズンはテレビの力でたくさんの元気を頂いてました。各局さん本当にありがとうございました。m(__)m

明菜さんから話題が外れましたが、ベスト盤の特典DVD曲にはアルバム収録曲のみの超懐かしい曲もあって2000年のライヴにしては珍しい選曲でしたね。

トータルでは、♪帰省♪♪愛撫♪♪水に挿した花♪♪原始、女は太陽だった♪♪オフェリア♪が好きだけど、新曲の♪SWEET RAIN♪もバラードだけどアンニュイチックだったから良かったし、本当に飽きない選曲で良かったです。

今、本当に明菜熱が再燃しつつあります。ライヴがあれば行きたい心境です。テレビで来年発売の新曲を歌う日が来たら間違いなく完全復活でしょうが、本当にくれぐれも無理だけはして欲しくはないですが、元気な姿は見たいですね。


今日は夜更かししてしまいましたが、しっかり睡眠取って、午後からまた仕事頑張ります!私のクリスマスも大概虚しいですが、光浦さんの話でかなり癒されました(笑)m(__)mたくさんの方に感謝しますm(__)m

今日のまとめ:最近は、現実の目の当たりによる虚しさ、勘違いの自惚れや自信過剰など、私もまだまだ自分のことが分かってなくて落ち込むことがありましたが、今年後半は、ドラマを含めたメディアに救われました。一時はラジオばかりで全くテレビを観てなかったのに、最近はテレビばかり観てます(笑)舞台や映画もそうですが、クリエイティブなものにたくさん元気をもらってます。改めて感謝しますm(__)m

追記:改めて自分のBlogを読み直して、話が飛びまくって意味不明な文章になってしまい、何が書きたかってん!?と自分にツッコミました(笑)m(__)m


「神は死んだのか」

2014-12-22 01:14:31 | 映画
う~ん、ラストの展開は頂けない…。

最初は、えっ!?(マイナス)と思い、途中から、おお~!!(プラス)と思ったのに、ラストで、はぁ!?(マイナス)と、感情の三段階・序破急があった内容でした(笑)意味不明発言をお許し下さいm(__)m

ぶっちゃけ書くと、ラストのキリスト教至上主義的な展開がアウト~!でした。

最初の、無神論者の教授と敬虔なクリスチャンの学生の対立が、ま、この作品の主題なんですが…、

私に言わせれば、神様がいるいないの論争自体が超くだらんわ!そんな論争が戦争を生むんや!と思いながら観てたので、学生に自分の価値観を押し付ける教授にも腹が立ったし、それに対抗する主人公の学生にも腹が立って、想像してた展開と違っていたので、えっ!?超くだらん!と思ってたら、

途中から、教授の無神論説を覆す学生の反撃の内容に、おお~!と思ったら、

ラストで、まるで、キリスト教が一番正しい宗教なんだ!と言わんばかりの、その押し付けがましさに、はぁ!?と思ってしまった訳であります。

内容的には、前回の「天国は、ほんとうにある」に通じるものがあったし、私が言いたかったことも描かれていて、途中からええ作品やん!?と涙までこぼれたのに、ラストの改心(改宗)させる押し付けがましさに辟易してしまいました。

たくさん登場人物がいて、各々全く関係がないように見せつつも、実は一本の線で結びついていた人間関係の見せ方は良かったし、無神論≠反有神論{=(神様はいない≠神様を恨んでいる)}の展開も良かったし、愛が分かっている・分かってない登場人物の描かき方も上手かったし、何より、偶然の出来事の描き方が良かった。

私は、偶然の出来事=神様のイタズラ、だと思っているので、いろんな出会いや出来事が偶然ではなく必然であるかのようにちゃんと描いていたから、途中からは涙が出るくらい感動してました。

なのに!なのに!あんな人道的でない改心シーンにムカついた。

具体的な言葉は忘れましたが、ドストエフスキーの言葉が引用されていて、神様がいなければ道徳はない、みたいな言葉にまたもや導かれた感を感じてたのに(笑)その言葉を否定するかのような非人道的な改心シーンがマジ頂けない!
キリスト教はええ宗教やろ?みたいな描き方にマジ幻滅。

あそこは、まず救急車を呼ぶことが先だろ!?それか、神を信じる=深い愛、を描くべきだろ!?神様の存在を信じさせることより、愛の力を学ばせることの方が大事だろ!?と思ってしまった。

学生が教授に、自分の価値観を学生たちに押し付けるな!みたいなことを言わせておいて、最後は、キリスト教徒のライヴで『God is not dead!』をメールするように呼び掛けなんかも超押し付けがましい。神様を信じるか信じないかは、自由意志だと言っておいて、あの半強制メールはないやろ!?と思ってしまったのは私だけか???

本当に、途中の描き方は良かったんだよ。神を信じる者の暴力シーン。私が言いたかったのはこれっ!と思ってたけど、ラストの展開を観てしまうと、これも反イスラム教的なキリスト教側の描き方だったから違う意味で不満。

私は、聖書の言葉を全く否定する気はない。聖書の言葉には曖昧な表現もあってキリスト教内でも解釈の違いがあるようだけど、解釈も人それぞれあって仕方ないと思うし、悪く解釈しなければ、良い言葉だと思う。

ほんま、宗教があるからこそ、道徳があるのは確かにその通り!だと思ったから、良い作品やん!?と思ってたのに、本当に残念なラストでした。

ラストのメールのシーンで、私も友達や家族にメールしよう!と思った方がいたら、これが全体主義の怖さだと知って欲しい。まさしく洗脳です。危険…。

ぶっちゃけ、監督、脚本家、プロデューサーは何を一番に伝えたかったのだろうか?めちゃくちゃ疑問に思う内容&展開でした。アメリカ至上主義派?それともアンチ?まったくもって謎…。どちらとも解釈できる。

は、いいとして、この作品を観て、ラースの「アンチクライスト」と「ニンフォマニアック」の共通台詞だった“夕陽に多くを求めすぎた”の意味が分かった気がした。

人間は、神様に多くを求めすぎ!なんでかんでも、困った時の神頼みで、都合よく上手く事が運ぶことはない。そんな都合のいい神様はいない。いたらこの世の中本当に犯罪だらけ。逆に、上手く運んでいたからといってそれが本当の幸せでもない。

ちゃんとそこも描いていたのに、何故あんなラストにしたんだろう…?

人生最期の時の恐怖を和らげるにも、宗教の力は大きいと思う。怒ることより、受け入れることの方が数倍も楽になることもある。それも描けていたのにね…。ちなみに、私が最期の時は、寿命が分かっているなら力がある限り愛の言葉をこのBlogに残しますよ!(笑)

偶然の出来事って、本当に神様のイタズラだと思うね。いつも拝読しているブロガーさんと、同じ日に同じ作品を同じタイミングで観てたことも一度や二度だけでなく多々あってビックリしたことがあります。顔は存じ上げませんが、ニアミスの確率は高いですよね。不思議なこともある。

最近、タイムリーという言葉をよく使っているんですが、本当に偶然の結び付きに驚いてます。

つくづく、縁は必然なんだと思う。

好い人に出会えたら、そして良い出来事に遭遇したら感謝の気持ちを忘れず、その逆だったら、自分に課せられた試練だと思ってあの手この手を使って円満に乗り切ることを心掛ける。これが今の私の信念。

昔は本当に短気だったからよく家族や他人様にキレてた。今思えば、あれは、私の人間性を試す神様のお試しだと思ってる。常々自分の器の小ささを思い知らされてた気がする。そもそも愛も知らなかったし、反発ばかりで感謝の気持ちがなかった…。

映画の登場人物のように神様の存在を完全否定していた時代を思い出すと、生きにくい人生を自分で作り上げていたことにつくづく後悔している。人生の半分は損してたね。神様の存在を信じるだけで、大分生き方が楽になった。神様はちゃんと私を見ていると思うと悪いことは出来ない。

もし、今の精神状態で当時に戻れたら全く違う人生を歩んでただろうね。でも、あの過去があったればこその今だから、結局は経験が全てなんだよね。最初から悟りをひらいてる方が不自然なんだよ。人生は常に学びの繰り返しってことやね。

そうそう、あの主人公の学生が、どうしてあんなに敬虔なクリスチャンなのか?神様を信じているのか?を描いて欲しかった。

この作品はオススメしませんが、「天国は~」の方をオススメします。

今日のまとめ:ということで、クリスマスが終わる前にシネリーブル梅田に行ってきました。そして、白カップGet!っていうか、白カップしかなかった…。

今日も一段と寒い日だったのでグリューヴァインがめちゃくちゃ美味しかった!


「天国は、ほんとうにある」

2014-12-20 02:14:00 | 映画
泣けた泣けた…。さすが監督が「ブレイブハート」の脚本を手掛けただけある!

本当は感動して涙するシーンはないんです。ま、なくはないけど、どっちかというと泣くシーンじゃないのに涙が出た。

どうして涙が出るのかは、分かる人にしか分からないとしか言い様がない。結構同じタイミングで泣いている方が多かったので、もちろん寝てる方もいましたが、江原さんの言葉を借りるなら、間違いなく類魂さんが同じタイミングで集まって一緒に観たとしか言い様がない。まさにスピ要素満載!

いということで、全く観る予定になかった「ジャージー・ボーイズ」を観た時に、シネリーブル梅田に行くことがお導きだと思ったのがこの作品です。

ネタとしていつか書きたいと思ってた矢先に見つけたこの作品のチラシだったので、あまりにもタイムリー過ぎて本当に導かれた感たっぷりです。

ざっくりした粗筋は、生死の淵を彷徨った四歳の男の子が天国を見たという話。それを周りの人間や大人達がどう向き合うかがテーマになった実話。

何がタイムリーかというと、映画の内容と微妙にズレてましたが…、たまたま職場で同僚とお客さんの3人で会話をしていた時に、子供は親を選べない…という話になったんですよ。

お客さんは全くスピリチュアルに興味がない人。同僚はパワーストーンに興味があるから少しはスピに関心がある人。もちろん私はスピ大好き人間で、もちろんおっぴろげにはしてないんですが、ついつい、子供は親を選んで産まれてくるみたいですよ~って言ってしまったんですよ。

そしたら、お客さんが、「うちの孫(まだ四歳か五歳の男の子)が『お母さんは良い人だけど怖いから、本当は二番目に生まれたかったのに、妹が、早く出ろ!と言って押したから僕が先に生まれたんだ…(的な内容)』って不思議なことを言うから、この子大丈夫かしら?と心配に思ってたんです…。その話(私の言葉)を聞いてビックリしました!」みたいなことを言われて、同僚と二人でビックリしてたんですよ。っていうエピソードがあったんですよ。

私は神様も信じているし、あの世も信じているし、江原さんも美輪さんの霊感も信じているし、周りには自称霊感が強い人もいるけど、まさか身近で、そんな具体的な話を聞くとは思ってなかったから、しかもまだ小学生にもならない子供の話だし、大人と違って作為的なものは薄いからより信憑性を感じたんです。

そんな会話があった矢先のこの作品だったから、本当に導かれたとしか言い様がない。

人によっては、天国がある、神様はいる、みたいな話は毛嫌いする人もいるし、精神の病気だと思う人がいても当然だと思うけど、私はこの作品に登場する主人公の男の子の話は真実だと思ってる。全く疑ってない。

臨死体験というか生死の境目で、幽体離脱、イエスにも会ったこと、お母さんのお腹の中で亡くなったお姉ちゃんと出会ったこと等々…、それが夢体験だとしても嘘じゃないと思ってる。

もちろん、私は臨死体験もないし、生死の境目に遭ったことはないけど、今は書くタイミングではないので書きませんが、不思議体験はある。だからこの物語にはリアリティーに近いものを感じてます。

この物語の良さは、子供の臨死体験の具体的内容ではないんですよ。牧師でもあるお父さんの存在なんです。

天国の話をする息子に対して、牧師としてどうあるべきかを描いているとこがとても良かった。お金に困っているから、今の時代なら不思議体験した息子で一儲けだって出来るのに、お父さんはそんなことは一切考えてない。ぶっちゃけ、ほんま、金は天下の回り物、悪銭身につかず、だと思う。

お父さんは、牧師としての真の姿を息子から教えさせられたんです。

ぶっちゃけ書いて申し訳ないですが、私はエセ宗教家に何人か会ったことがあります。神様の存在を信じなきゃいけない人が神様を否定している。自分が悪人だと判断したら暴力を振るっても当たり前だと思っていたり、スケベオヤジもいたり、友達からは豪遊しまくっている人もいると聞いたことがある。ホンマ外面だけで人間を判断しちゃダメだと学んだ。真の宗教家はごく僅かだと思う。化けの皮はいつか剥がれるように世の中は出来ている。逆に信仰心の強い信者は多い。あ、わたくし、神様の存在を信じろ!と強制する人は信じてません。ちなみに、私は宗教家でも善人でもありません。いつも偉そうなこと書いてますが、決して善人ぶってるわけでもないので悪しからず。一応、悪人にならないように努めてはいます(汗)

で、私が言うのもなんですが、天国はある、キリストがいるなんて、ぶっちゃけこの世ではどうでもいいことなんですよ。神様の存在だって信じようと信じまいとそれは本人次第。天国があるかどうかなんて死んだら分かること。あ、決して自殺幇助している訳じゃないからね。自殺は絶対ダメ!

私はこの世が地獄だと思っているし、誰にでもこの世では役割があると思っているから、その役目を果たすまでは、生かされるんだと思っている。だからこそ、この地獄を生き抜くために必要なのは、知恵。そして愛だと思ってる。そして、ニコールが演じたグレース・ケリーの台詞にあるように、愛の力が戦争のない平和な世の中へと導くと信じている。

ラストのお父さんの台詞は素晴らしかった。勉強より大事なのは愛を学ぶことだと思ってる。もちろん、愛を学ぶためには学問も大事。ノーベル平和賞を獲った女の子の言葉にあったように、教育も必要。特に貧しい地域はね。何が正しくて何が間違っているのか、自分の意思で考えられる力が必要不可欠。本当に洗脳だけはされてはダメ。同じことをするにしても意識して行うのと無意識でしているのとでは大違い。

なんか、いろんなことがリンクされていって、映画の内容から脱線しまくりですが、書く予定になかったことまで書いてしまって、ついつい思いついたまま感じたままを書いてしまいました(汗)気を悪くされた方がいらしたらごめんなさいm(__)m

話が飛びまくって収拾がつかなくなったので中途半端ですが締めますm(__)m

天国があることを信じてる方に見て欲しいというより、私の意味不明な文章を読んで直感で観たいと思われた方にオススメします。もしくは、わたくしと類魂だと思われる方、思いたい方がいらしたらご覧下さい(笑)

それにしても、主人公の男の子が超最高!わたくし、子役超苦手なんですが、この男の子はこの役を演じるために生まれてきたと言っても過言でないくらい、自然な演技で素晴らしかった!特にクイーンの歌を歌う表情が最高!(笑)

今日のまとめ:せっかくシネリーブルに行ったのに、用事があってグリューヴァインを飲む時間がなかった(涙)

もう一つ、シネリーブルで観たい作品があるので、クリスマスが終わるまでに頑張って白カップゲットします!(笑)