「天国は、ほんとうにある」

2014-12-20 02:14:00 | 映画
泣けた泣けた…。さすが監督が「ブレイブハート」の脚本を手掛けただけある!

本当は感動して涙するシーンはないんです。ま、なくはないけど、どっちかというと泣くシーンじゃないのに涙が出た。

どうして涙が出るのかは、分かる人にしか分からないとしか言い様がない。結構同じタイミングで泣いている方が多かったので、もちろん寝てる方もいましたが、江原さんの言葉を借りるなら、間違いなく類魂さんが同じタイミングで集まって一緒に観たとしか言い様がない。まさにスピ要素満載!

いということで、全く観る予定になかった「ジャージー・ボーイズ」を観た時に、シネリーブル梅田に行くことがお導きだと思ったのがこの作品です。

ネタとしていつか書きたいと思ってた矢先に見つけたこの作品のチラシだったので、あまりにもタイムリー過ぎて本当に導かれた感たっぷりです。

ざっくりした粗筋は、生死の淵を彷徨った四歳の男の子が天国を見たという話。それを周りの人間や大人達がどう向き合うかがテーマになった実話。

何がタイムリーかというと、映画の内容と微妙にズレてましたが…、たまたま職場で同僚とお客さんの3人で会話をしていた時に、子供は親を選べない…という話になったんですよ。

お客さんは全くスピリチュアルに興味がない人。同僚はパワーストーンに興味があるから少しはスピに関心がある人。もちろん私はスピ大好き人間で、もちろんおっぴろげにはしてないんですが、ついつい、子供は親を選んで産まれてくるみたいですよ~って言ってしまったんですよ。

そしたら、お客さんが、「うちの孫(まだ四歳か五歳の男の子)が『お母さんは良い人だけど怖いから、本当は二番目に生まれたかったのに、妹が、早く出ろ!と言って押したから僕が先に生まれたんだ…(的な内容)』って不思議なことを言うから、この子大丈夫かしら?と心配に思ってたんです…。その話(私の言葉)を聞いてビックリしました!」みたいなことを言われて、同僚と二人でビックリしてたんですよ。っていうエピソードがあったんですよ。

私は神様も信じているし、あの世も信じているし、江原さんも美輪さんの霊感も信じているし、周りには自称霊感が強い人もいるけど、まさか身近で、そんな具体的な話を聞くとは思ってなかったから、しかもまだ小学生にもならない子供の話だし、大人と違って作為的なものは薄いからより信憑性を感じたんです。

そんな会話があった矢先のこの作品だったから、本当に導かれたとしか言い様がない。

人によっては、天国がある、神様はいる、みたいな話は毛嫌いする人もいるし、精神の病気だと思う人がいても当然だと思うけど、私はこの作品に登場する主人公の男の子の話は真実だと思ってる。全く疑ってない。

臨死体験というか生死の境目で、幽体離脱、イエスにも会ったこと、お母さんのお腹の中で亡くなったお姉ちゃんと出会ったこと等々…、それが夢体験だとしても嘘じゃないと思ってる。

もちろん、私は臨死体験もないし、生死の境目に遭ったことはないけど、今は書くタイミングではないので書きませんが、不思議体験はある。だからこの物語にはリアリティーに近いものを感じてます。

この物語の良さは、子供の臨死体験の具体的内容ではないんですよ。牧師でもあるお父さんの存在なんです。

天国の話をする息子に対して、牧師としてどうあるべきかを描いているとこがとても良かった。お金に困っているから、今の時代なら不思議体験した息子で一儲けだって出来るのに、お父さんはそんなことは一切考えてない。ぶっちゃけ、ほんま、金は天下の回り物、悪銭身につかず、だと思う。

お父さんは、牧師としての真の姿を息子から教えさせられたんです。

ぶっちゃけ書いて申し訳ないですが、私はエセ宗教家に何人か会ったことがあります。神様の存在を信じなきゃいけない人が神様を否定している。自分が悪人だと判断したら暴力を振るっても当たり前だと思っていたり、スケベオヤジもいたり、友達からは豪遊しまくっている人もいると聞いたことがある。ホンマ外面だけで人間を判断しちゃダメだと学んだ。真の宗教家はごく僅かだと思う。化けの皮はいつか剥がれるように世の中は出来ている。逆に信仰心の強い信者は多い。あ、わたくし、神様の存在を信じろ!と強制する人は信じてません。ちなみに、私は宗教家でも善人でもありません。いつも偉そうなこと書いてますが、決して善人ぶってるわけでもないので悪しからず。一応、悪人にならないように努めてはいます(汗)

で、私が言うのもなんですが、天国はある、キリストがいるなんて、ぶっちゃけこの世ではどうでもいいことなんですよ。神様の存在だって信じようと信じまいとそれは本人次第。天国があるかどうかなんて死んだら分かること。あ、決して自殺幇助している訳じゃないからね。自殺は絶対ダメ!

私はこの世が地獄だと思っているし、誰にでもこの世では役割があると思っているから、その役目を果たすまでは、生かされるんだと思っている。だからこそ、この地獄を生き抜くために必要なのは、知恵。そして愛だと思ってる。そして、ニコールが演じたグレース・ケリーの台詞にあるように、愛の力が戦争のない平和な世の中へと導くと信じている。

ラストのお父さんの台詞は素晴らしかった。勉強より大事なのは愛を学ぶことだと思ってる。もちろん、愛を学ぶためには学問も大事。ノーベル平和賞を獲った女の子の言葉にあったように、教育も必要。特に貧しい地域はね。何が正しくて何が間違っているのか、自分の意思で考えられる力が必要不可欠。本当に洗脳だけはされてはダメ。同じことをするにしても意識して行うのと無意識でしているのとでは大違い。

なんか、いろんなことがリンクされていって、映画の内容から脱線しまくりですが、書く予定になかったことまで書いてしまって、ついつい思いついたまま感じたままを書いてしまいました(汗)気を悪くされた方がいらしたらごめんなさいm(__)m

話が飛びまくって収拾がつかなくなったので中途半端ですが締めますm(__)m

天国があることを信じてる方に見て欲しいというより、私の意味不明な文章を読んで直感で観たいと思われた方にオススメします。もしくは、わたくしと類魂だと思われる方、思いたい方がいらしたらご覧下さい(笑)

それにしても、主人公の男の子が超最高!わたくし、子役超苦手なんですが、この男の子はこの役を演じるために生まれてきたと言っても過言でないくらい、自然な演技で素晴らしかった!特にクイーンの歌を歌う表情が最高!(笑)

今日のまとめ:せっかくシネリーブルに行ったのに、用事があってグリューヴァインを飲む時間がなかった(涙)

もう一つ、シネリーブルで観たい作品があるので、クリスマスが終わるまでに頑張って白カップゲットします!(笑)