平幹二朗さん

2016-10-24 00:18:11 | 日記
早過ぎます!ついこの間まで舞台に立っていたじゃないですか!?

浦井氏が出た「シンベリン」で、それまで避けていた蜷川さんの舞台を観るようになって、平さんの出られた作品も観る機会を得て、昔昔、平さんの舞台が大好きだった時代を思い出していたのに…。出待ちしてサインを貰った最初で最後が平さんだったのに…。

姫路で親父と一緒に観た、ウタコさんと共演だった「ベニスの商人」が初めての平さんの舞台でした。それ以前にも、NHKで平さんの舞台を観てました。平さんの渋い声が大好きでした。生では観てませんが、TVで観た蜷川さん演出の「王女メディア」は最高傑作でした!

自分もあの渋い声が出せるように宝塚の男役並みに努力してました。もうあの声が聞けなくなるなんて信じられません。

本当に早過ぎます!

平さんでリア王を観たかったのに!

どうか、天国で、蜷川さんと朝倉摂さんと一緒に懐かし舞台の作品談議に華を咲かせて下さい!

平さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。















不謹慎ですが、今となっては私の宝物↓

普通なら、顔写真が載っているページにサインを書いてもらうのに、ワタクシ馬鹿で無知だから表紙に書いて貰った…。ホント馬鹿!




「エリザベート」

2016-10-18 18:26:02 | ミュージカル
名古屋に行ってきました!

いやいやいやいや、噂の成河ルキーニが素晴らしい!!!オペラ、ガン見!(笑)

なかなかの狂言師&道化師ぶりでした!イタリア語も巻き舌だったし、まるでチャップリンを見てる感覚でした。ただ、台詞回しにもう少しテンポが欲しいかな。あれは、ストレートプレイの喋り方やな。ミュージカルは抑揚とテンポが大事。いずれにせよ、成河ルキーニが裏主役にしか見えなかった。素晴らしい存在感でした。

あと、

万里生、どうした???

狂ったか、万里生!!!???←「あかねさす紫の花」の中大兄皇子の台詞のパクリ(笑)

いや〜、私の想像を絶する素晴らしいフランツでした!特に悪夢のフランツの狂気沙汰が素晴らしい!!!新しいアプローチだった!

歴代フランツは、どっちかというと寡黙なイメージのアプローチが多いんですが、田代フランツは、活発的だったね。しかも、歳の重ね方、変遷ぶりが丁寧で、声音の使い分けや低音の響きに鳥肌がたった。若干演技にくどさはあったけどね…m(_ _)mでも、トータルでは素晴らしいフランツでした!

いや〜、田代君もいよいよバケの皮が剥がれてきたね!浦井氏のライバルとして素晴らしい成長ぶりでした!ホンマ、悪夢の万里生フランツは素晴らしい!ま、フランツ役としてはやり過ぎ感は否めないけど、努力やアプローチは評価もんです。

ということで、成河君と田代君の評価から入りましたが、

名古屋まで来た甲斐ありました!チケットの神様に感謝感謝!m(_ _)m

お花エリザベートに、城田トート、去年(一昨年やと思ってた…)の東京公演で見逃した田代フランツ、タータンゾフィー、京本ルドルフ、今年からの新ルキーニの成河君。

トータルでは、やはり、新鮮という意味でも去年の方が良かったけども、


演出が去年と微妙に変更されていて、少女時代のお花シシィの登場シーンが、無表情だったのにビックリ!ぶっちゃけ、少女時代なのに老けてるよ!って思ってしまったm(_ _)m

でも、笑顔が見えてからはちゃんと少女時代にシフトチェンジされてましたが、あの無表情が、まるで、少女時代のシシィではなく、少女時代のエリザベート…、どちらもエリザベートではあるんだけど…、死後のエリザベートが少女時代に乗り移った印象をうけました。これも新しいアプローチでした。

トートの存在は、もちろん目に見えない存在なんだけど、エリザベートの脳みその中?宇宙の中?魂の世界?の登場人物の印象を受けました。これも新しいアプローチでしたね。

いずれにせよ、舞台装置は変わらないけど、去年の「エリザベート」と異なる新しい「エリザベート」でした。

で、お花エリザベート。最初の無表情にはビックリしましたが、それ以降は…、

やはり、今回二回目のお花エリザベートということもあって、去年のお花エリザベートに軍配が上がりますが、

鏡の間のエリザベートが美しい!!!

過去最高の洗練された美しさに目が釘付けでした!!!あの写真が欲しい!って思ったほど、本当に美しいエリザベートでした!

城田トートもね、ぶっちゃけ、去年の方が良かったm(_ _)mなんかね、歌い方がマテに似てきて…、う〜んって感じ。でも、ビジュアルは完璧でした!ホンマ、黄泉の帝王って感じでした。あ、小ルドルフや、オーラスの昇天のシーンのエリザベートを見る眼差しが爬虫類ぽかったね。トータルで、日本人だけでなく人間ばなれしていて面白いアプローチでした。

今回、一番残念だったのが、京本ルドルフでした。エエ声やし、歌も上手いけど、成人したルドルフに見えなかったのが非常に残念でした。少年ルドルフが単純に大学生になった印象で、皇太子としての存在感がなかったんよね。あのルドルフは、ハプスブルグ帝国がどれほどの支配力と統治力があるのか?ハプスブルグ帝国の皇太子として背負っているものがまだまだ小さい。まだまだ子供。

これは、京本君の努力の足りなさのせいじゃなく、小池先生、起用するのが早過ぎたね。5年後ならもう一度京本ルドルフを見てもいいかなと思った。ぶっちゃけ書いて申し訳ないけど…。

で、去年もそうでしたが、ルドルフからトートにキスするのは、やはり違和感がある。やはり、あの自殺はトートに導かれて欲しい。ルドルフからキスをするなら、ウィーン版のようにトートを女装させたいいのに…。マリー・ヴェッツェラとしてね。なら納得なんだけどね。か、キスするタイミングとピストルで撃つタイミングが同じでもいい。ま、これだとウィーン版と同じだけど…。

あと、タータンゾフィーが、お疲れの様子だったな〜。もっと迫力があるゾフィーを期待してたんですが、普通だったm(_ _)m

最後は愚痴になって申し訳ないですが、ホント、名古屋まで来れて良かったです。チケットが取れて感謝感謝です。

再来年でしたっけ?中日劇場も建て替え?取り壊し?で閉館してしまいますが、新しい劇場に変わるなら、客席は、今のような舞台との距離感の狭さを希望します。中日劇場は、マジ贅沢な空間。今日観て思ったけど、「デスノート」中日劇場でやるべきやったと思った。

今日のまとめ:成河ルキーニ、田代フランツは努力賞もん!何某の賞をあげたい。









「ベストセラー」

2016-10-17 21:57:22 | ニコール・キッドマン
ぶっちゃけ書いて申し訳ないです。つまらなかったですm(_ _)m

ニコール出演作品は必ずパンフレットを購入してますが、これに限っては、さすがに買うの躊躇ったわ…。結局買いましたが…。

もうさ、あまりのつまらなさに、店員さんに「ジーニアス(原題)のパンフレット下さい。」と無意識に言ってしまったよ(笑)店員さんに「邦題は何ですか?」と訊かれ、全く思い出せず、半券も見つからずで、思わず「ジュード・ロウが出てるヤツ」って答えてもうた(笑)それくらいつまらなかった。

m(_ _)m

っていうか、そもそも、トマス・ウルフって誰???

「時と川の」なんて本、知らない。

ホンマにぶっちゃけ書いて申し訳ないですが、ずっと以前に、助演男優賞でオスカーを獲ったクリスチャン・ベールの「ファイター」を観てる感覚だった。

いくら実話でも、アメリカでは有名かもしれないけど、日本じゃ知らんし、少なくとも私は知らんし…、みたいな感覚でした。

映画としてはつまらなかったけど、舞台ならそこそこ見応えのある作品になったかと思う。

それくらい、ジュード演じるトマス・ウルフがキャラ立ちしてる!

文才はあるけど、どの出版社にも相手にされず、ヘミングウェイやフィッツジェラルドを世に送り出した編集者、コリン・ファース演じるパーキンズによってベストセラー作家へと上り詰める。

驕れるもの久しからず(漢字を訂正しました。そりゃ、お金持ちじゃないなら、奢ってばかりいたら破産するよね(笑))、の如く、本が売れば売れるほど天狗になっていく…。よくあるパターンですね。最後は、倒れて意識不明となり、奇跡的に意識を取り戻し、そこで学びを得て亡くなる、という展開。

宝塚ではお馴染みのヘミングウェイやフィッツジェラルドが出てくるのは有難いけど、

なんせ、トマス・ウルフって誰やねん!?っていう疑問が最後まで頭から離れなかった。

ニコールが出てなかったら絶対に観てないよ!

ちなみに、ニコールの役は…、

とうとう私にコレを書く日が来たか!?と言わんばかりの役でした。

タイムリーといえばタイムリーだけど、とうとう書く日が来たか…と思ったね。

映画では伝わってきませんが、ニコールとジュードの実年齢差がそんなにないから…。ニコールの役は、いわば、トマスの女版パトロンです。実際は、トマスより20歳以上歳上の女性で、夫と子供を捨て、若いトマスに走ってしまった役です。トマスに依存しまくってる役です。トマスに対しては依存でしかない役。

トマスの本が売れるまでは、自分の家庭を犠牲にしてトマスに尽くしていたけど、トマスの本が売れ始めてからは、トマスがバーキンズとトマスの自作を編纂?テキレジ?することに夢中になって、トマスが家に寄り付かなくなる。

ニコール演じるアリーンは苛立ちが募るんよね。私よりバーキンズの方が大事なのか!的な苛立ち。ヒステリックになってしまう役柄。

ニコールの役としては、今までにない役やね。出番が少ないから、余計つまらないんよね。

で、アリーンみたいな女性って、日本でも最近多くないですか?家庭があるのに、若い男に走ってしまう人。

決して悪いとは言わない。好きになってしまったものは仕方ないのは分かる。

でもね、理性を失ったらダメだよ!とは言いたい。

ぶっちゃけ書くけど、男には、人間という名の雄(オス)がいることをお忘れなきように。女なら誰でもいいっていう雄がいるから、本当に気をつけてね!逆もしかり、雌(メス)もいますから。

女性も男性も理性を失ったらダメだよ!

本能を理性で制することは不可能に近いけど、自分を大事にしてね!とは言いたい。

ぶっちゃけ、私の周りにも、若い男に夢中になって精神がズタズタになった女性や、女なら誰でもいいっていう雄も見てきてるから、身も心もズタズタになるような恋愛は恋でも愛でもないからね!無意識の依存やからね。深層心理における執着やから、自分の内面としっかり対峙しないと、ホンマど偉い目に遭うからね。これも立派な学びに繋がるけど、早く俯瞰して学びに繋げられるようにしてね。それを分かった上で相手を好きでいられるなら逆に応援する。ちなみに、ソレ、私(汗)あ、私は情欲には溺れてませんから。あえて情欲と書きましたが…。

ただ、ホンマにホンマに、本能で動かないでね!と言いたい。

ニコールの役はそういう悲しい役でした。結局、アリーンはトマスを振ります。トマスが落ち目になってアリーンの元に戻って来たときに。そりゃそうだね、都合のいいように戻ってくるんじゃねーよ!って思うよね。

ニコールのアリーンを見ながら、こんな人おるよな〜と思いました。

と同時に、トマスを見てたら、当時のアメリカの作家は破天荒な人生を送る人が多いんだな〜とも思った。

驕れるもの久しからず。人間、どんなに偉くなっても謙虚な姿勢は大事です!人を見下したらアカン!初心忘れるべからず、じゃないけど、今の自分は、沢山の人との関わりの中で生かされて学ばさせてもらってるという気持ちを忘れたらアカン!と私は思う。

そういう意味においても、この作品、舞台作品にした方が面白くなると思う。

そんな作品でした。

あ、バーキンズの奥さん役がローラ・リニーで、昔からこの方の声が大好きでした。なので、ワンシーンだけだったと思うけど、ニコールとローラの絡みが嬉しかった!ただそれだけ(笑)

あ、この映画、作品としてはつまらないけど、コリンもジュードもニコールもローラもいい演技してましたよ。それだけは書いておきます。


あと、気を悪くされた方がいらしたらゴメンなさい。m(_ _)m

今日のまとめ:今年は、珍しく4本もニコール作品が上映されたね。今年最後がこの作品だったのは残念でした…。

来年は、最低2本上映されます。一つは主役で、もう一つは育ての母役(多分)。育ての母役の方は、また髪型からアプローチを変えているので楽しみ!






「君の名は。」

2016-10-06 22:10:26 | 映画
こりゃ、Myブロガーさんが好きになるわ!(笑)

ぶっちゃけ書くと、私的には悪くはなかったけど、何故こんなにヒットしてるのか?分からん。そんなにヒットする内容か???

m(_ _)m

そりゃ、Myブロガーさんは好きになる作品だと思ったよ。Myブロガーさんが好きな大林宣彦監督の「転校生」と「時をかける少女」、そして、「黄泉がえり」を足して3で割った内容だったからね。

この作品、職場でも評判高かったんよね。オッサン世代ではなく、若者世代にね。でも、その若者も、平成生まれだけど、発言内容は昭和なんだけどね(笑)

これで確信したのは、やはり、Myブロガーさんはタダモノではなかったこと。ある種のバケモノやね(笑)m(_ _)mこの人、分かってたんや〜ってことが分かった。何を分かっていたかは…、頑張ってその方のブログを見つけて下さい!としか言えないm(_ _)m

今だから書くけど、私も片割れを見つけたよ!10年以上前から探していた人を。ニセモノの可能性は高いけど(笑)今は何も伝えられないけど、いつか、偶然という神様のお導きがあって会って話す機会があれば、「ずっとあなたが好きでした!」「いえ、今も!」と伝えます。なんかのドラマのタイトルやね(笑)冬彦さんや(笑)言われた相手はきっと、キモイねん!?と思うだろね。それこそ冬彦さんやん(汗)多分、関西弁では言わないと思うけどね…。←どっちでもエエわ(笑)

ぶっちゃけ書くけど、この作品が好きなら「ガラスの仮面」を読んでよ!めちゃくちゃ相通ずるものがあるから!と言いたい(笑)

この作品、めちゃヒットしてるんでしょ?なんで???スピ好きには堪らんとは思うけど、そうでない方は…。皆がみんな、スピ好きだとは思わないけど…。なんか不思議。

個人的に感心したのが、主役二人の声を担当した神木隆之介君と上白石萌音ちゃんの上手さにビックリ!プロの声優さんとも役者さんとも違う声の出し方に感心した。プロっぽくも素人ぽくもなく、自然な役の声でした。

そうそう、長澤まさみさんも上手かった!エンドロールが流れるまでは誰が声を担当していたのか分からなかったからね。市原悦子さんは、ひょっとして…とは思いましたが、「日本昔ばなし」とは違うアプローチが素晴らしかったです。

全く内容に触れてませんが、キーワードは、“魂の片割れ”です。この単語でピン!ときた方にオススメします!ラースの「メランコリア」にも通ずるものがあって個人的には好き!毎度ながら、Myブロガーのオススメ作品にハズレないね!(笑)←いや、そんなことなかった…。たまにハズレあり…。←いちいち書くんじゃねーよ!m(_ _)m

何度も書きますが、Myブロガーさんが好きになるのは分かりますが、それ以外の方にもウケがいい理由が分からん。

今日のまとめ:昨日の「冷たい月」といい、今日の「君の名は。」といい、その前の「怒り」といい、めちゃ誰かに書かされてる感があるわ(笑)←自分で書いてんだろに!




「冷たい月」

2016-10-05 22:53:02 | 日記
YouTubeでラスト3話がアップされていたので、観ました。

明菜さん、上手い!!!めちゃ泣ける!

当時はリアルタイムでしか観てませんでしたが、今改めて観させて頂き、明菜さんの演技の上手さにビックリ!

当時は、怖い役というイメージしかなかったのですが、今改めて観ると、明菜さん演じる希代加の復讐心だけでなく、ラストの清らかな母性を取り戻した演技に、もう涙涙でした。音楽がより感情を増長させます。全てにおいて素晴らしい!

私は全体のストーリーを知ってるのでアレですが、ご存知ない方でもラスト3話だけでも充分明菜さんの演技、永作さんの演技、そしてストーリーを堪能できると思います!超オススメ!

アップして下さった方、ありがとうございました!

そうそう、年末のディナーショーには参加できませんが、明菜さんの見事なまでの復活を祈ってます!そして、参加された方は、是非とも、感想をツイッターなりブログなりで報告して下さいね!読むのを楽しみにしてます!

今日のまとめ:最近、YouTubeで色々検索して見てるんですが、数年前では見れなかったものが今見れるようになっていて、タイミング的にビックリなことだらけ。特に、〜の泉ね(笑)

追記:明菜さんのカバーアルバムの収録曲出ましたね!!!

小田さんとマサヤンやで!これって、どう考えても私に買え!って言わんばかりのラインナップですよね???(笑)

はい、予約させて頂きました!

明菜さんで♪One more time〜♪が聴けるなんて!!!超ウレシ─────────────ィ!!!