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令嬢ジュリー

2010-12-07 21:22:34 | 舞台
月日が経つのは早いですね。これといって書くネタがなく過ごしていたら、あっという間に一ヶ月が経っていました。

最近気付いたこと:今、自分は試されているということ。いろんな出来事が続き、やっとこさ、「お試し」という言葉にたどり着きました。お蔭で現実を受け入れ、自分に納得させることが出来ました。

そして、この「令嬢ジュリー」鑑賞もまたお試しの一つだったと思うんですよね。

ギリギリまで行くか行くまいか悩んでました。たどり着いた答えは、何が起こっても自分の責任で選んだこと。悪いことが起こったとしても、誰のせいでもなく自分のせいだということ。

たかがお芝居を観るだけで大袈裟な…と思われるかもしれませんが、実は私にとっては大きな問題だったりするんですよ。

ということで、どうでもいい前置きで長くなりましたが、観た感想は…チケット代が4000円って安くない?でした。
4000円にしては贅沢な時間を過ごさせて頂きました。

とんちゃんの怪演ぶりに思わず笑みがこぼれたくらい、久々に演技に見応えがある作品に出会いました。とんちゃんの艶やかで怪しげな雰囲気に完全に呑まれてしまいました。

原作は図書館で借りて読んでました。正直いって「官能」のイメージは皆無でした。ジュリーという役も全身全霊で演じる役ではないと思ってましたが、とんちゃんの「令嬢ジュリー」は官能的で、全身全霊でジュリーを演じられてました。

ラストも含め演出一つでこんなにも感じ方が変わるなんて想像もしてませんでした。それくらい原作から受けたイメージとは全く異なる作品になってました。

ジュリーが大事にしていた小鳥が殺された直後のとんちゃんの豹変ぶりは本当最高でした!まるで男役みたいでした。腹から声が出まくってましたね。これだけで大満足!

ラストのなぜジュリーが死を選択したのか疑問がありましたが、舞台を観られた方のblogを拝見して、とんちゃんは「愛」をテーマにジュリーを演じたかったのでは…?と思いました。だから官能になりえたのではないでしょうか…?

舞台セットも充実していたし、相手役の谷田さんも良かったし、これで4000円は本当に安い!


今日のまとめ:今日ではないですが、卵塊はタニシでした。たくさん生まれました。今となってはどうでもいいネタですね…。