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ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO @なら100年会館 オーラス

2022-05-31 11:11:08 | ライヴ
今、帰りの電車の中で、修正中。

近鉄奈良駅にローレンスさんがいらした!


最後のMC、マジ泣けた!

つよっさんの生き方、考え方、マジ男前!

ということで、まさかの大千穐楽のチケットが取れたのでLiveに参加してきました! 

ちなみに、男子、今回10人は見たよ!(笑)

そして、

人生初の!

上下パープルの服装で挑みました!(笑)

しかも、人生初のストリート系ファッション!(笑)

お前、いったい何歳やねん!?(笑)

相当なオッサンなので、歳がマル分かりの髪を刈り上げにして帽子を被って誤魔化しました(笑)

実は今日は、奈良で泊まることにしたので、ホテルで着替えてからホールに向かいました。

有り難いことに、

さあ今から劇場に向かうとホテルのエレベーター前で立っていたら、いかにもENDREのLIVEに行きます!と言わんばかりの、パープル衣装をまとった女性と遭遇し、思わず、『今から行くんですか?』と声をかけてしまいました。

私も結構ヤバイ恰好でしたが、その方も相当ヤバイ恰好だったので、一緒にホールに行けたら人の目を気にせず歩ける!と思い、『一緒に行きませんか?』と声をかけてしまった。

人生初の無意識ナンパ(笑)

ちゃうちゃう!下心あらへん、あらへん!(笑)

このフルパープルの服装でホールまでたどり着けたらそれでええねん!(笑)

ということで、ホテルまでの数十分間だけでしたが、つよっさんトークで盛り上がりながらホールにたどり着きました。

その方は、初めてLIVEに参加されるということで、めちゃくちゃドキドキされてました。わかる!わかる!

TVでしか見たことない、本当に実在する人のなのかすら分からない存在ですからね!


私の方が入場時間が早かったので、その場でお別れすることになりました。もちろん、帰りもお会いしてません。結局それっきりでした。ま、誤解されても困るからそれで良かったんですけどね。

ということで、3回目のつよっさんのLIVE。ENDREのLIVEとしては2回目。

マジ、最高に良かった!!

約3時間の中で、軽くトランス状態になったり笑ったり泣いたり、感情が忙しかった!(笑)

相当開放できたと思う!


ただ!

唯一の不満を言わせてください!

まさかのスタンディング出来ない数少ない一部の2階席だった(涙)

スタンディングできる方達を羨ましく眺めながら、上半身だけ左右前後に揺れてLIVEに参加しました。

めっちゃ立って揺れて飛び跳ねまくりたかったのに!!

それだけが唯一の不満(笑)

次回は、リベンジするぞ!

それ以外は、本当にLIVEに参加出来たこと、年甲斐もなく人生初のパープルの服装を着たり、奈良の街を歩いたり、結構な挑戦をさせてもらい、楽しい時間でした!

つよっさんの熱い熱い想いと、あれ?小喜利の私に来たっけ?と言わんばかりの、私よりウン億倍も派手な服装、いや衣装で参加された方々に対してのつよっさんのイジリがめちゃくちゃ笑えた!

3日間もパンダの被り物で参加された方、全身紫のタイツ、母息子さん親子、ジャニーさんの顔をプリントしたインナーと紙袋を持った方々、

つよっさんのパイセンの、矢野兵動さんの矢野さんが写真で登場したり!

大いに笑わせて頂きました!

そう、親子で参加された方の衣装がめちゃくちゃ派手だったので(上下タイツ)、スタッフのお目に止まり写真に撮られ、会場に披露されました。

親子と言っても母親と息子やで!私の時代ではありえない関係性。とても癒やされました!このまま反抗期なくいつまでも仲睦まじく大人になってほしい!と思った。

ジャニーさんの顔をプリントしたインナーを来た方々を、つよっさんは神の使いと名付けてましたが、ホンマにそうやと思った。ま、その割には、シブがき隊みたいな洗礼名でしたが…(笑)しかも、紙袋にもジャニーさんの顔がプリントされてた!


神の使いというよりかは、間違いなくジャニーさんの使いだよ!しかも、紙袋にもジャニーさんの顔がプリントされてたし!いやー、マジセンスが素晴らしい!

客席にいるその神の使いの方々が映し出されている映像内に、千と千尋のカオナシの仮面を被った方が映り込んでいて、めちゃくちゃいい動きをされていてめちゃくちゃ笑わせてもらいました!

また、上下タイツを着られた女性二人組の方の捨て身精神にも感動!タイツなんだけど、ある部位がはみ出ていて、めちゃくちゃいじられてて、楽しそうだった!

ホンマ、関西のお客さんのノリ最高!!

つよっさんが、関西にくるとついつい悪ノリしてしまうようなことを言ってましたが、それこそ心の開放です!!

メリハリさえあれば、畏まる必要はない!ファンもそれを楽しみにしてるんだから!

ホンマに大笑いでした貴重な時間でした。


MCは、このコロナで大千穐楽を迎えることが出来た奇跡、LIVEに参加出来なかった方への想い、たくさん方々のお蔭で大千穐楽を迎えられたこと、奈良でLIVEが出来たこと、今自分がアイドルという作られた自分ではなく、ありのままの自分の気持ちや想いを言葉や好きな音楽で表現できるようになって昔より生きやすくなっていること、今現在生きにくいを思っている方々へのエール、

ラストのMCはマジ泣けた。

スターだって孤独なんだよ。チヤホヤされているようで、そうじゃない人もいる。羽目を外しすぎると、事務所が尻拭いせなあかんから大変なんよ。

周りが求める自分を演じないといけない辛さだってある。そういう若い頃を生きてきたかこそ、自由に自分を出せるFUNKミュージックと仲間との出会いで生きやすくなっていること。

愛と平和と自由と開放。

見えるものだけを見るのでなく、心眼をもつこと。

愛を与える人になること。

行きにくい世の中で頑張って生きている人たちの心の支えになるように、先ずは自分がお手本になろうとしている想いがビンビン伝わってきました。

ほんまにそうやで!

なんで、そんな生きにくい世間で生きようとするの?

誰にでも幸せになる権利がある!

自分の人生を楽しむ権利もある!

人間として生まれた以上は、寿命がある。決して長くない。

そんな短い人生を、他人に支配されて生きる必要がある?他人を支配して生きる必要がある?

わざわざ、行きづらい道を選ぶ必要なんてない。

自分が選んだ道じゃないなら、路線変更したらいいやん。世間の常識は、私の常識でも貴方の常識でもないんだから。

自殺するなら、逃げろ!

借金地獄、5年逃げきればチャラや!いくらでも生きられるねん。

夜逃げしたらええねん。なぜそれをしない!

いつの間にか、世間の常識に染まっているからや。だれも他の選択肢を教えてくれないから。

都合の悪いことは誰も教えてくれない。めちゃラッキーになることも教えてくれない。世の中、そういうものです。

だからこそ心眼が必要やねん。騙されないために。自分が自分らしく生きるために。

努力は辛い。当たり前、辛いから。

でもね、辛くない努力もある。好きなことをしてるなら。もはや、それは努力ではなく、単純に深く深く追求してるだけ。

苦しい努力は、する必要ない。今なら、親に反抗してでも言い返せるのにね。

たまたま動画で大和悠河さんの宝塚受験の話を聞いた。

めちゃくちゃ努力していたことにビックリ!てっきり、タニさんのスター街道は、スターオーラというコネだと思ってた。すみません、タニさんm(__)m
 
本人は、努力だとは思っていない。好きなことを追求しているだけだから。いやー、相当な頑張り屋さんでこだわりが強い方だとは思ってなかったからさらにビックリ!

タニさんのスターオーラは、単純に見た目の美しさだけでなく、好きなことへの貪欲さの表れ、証だとわかった。

っていうか、私の好きな大空組の土台は、実は、当たり前だけど、既にタニさんの時代から受け継がれていたことを、今頃気付いた。タニさんのこと誤解してた。
 
話は脱線しまくりですが、

バラエティーに出てる方々って、どれだけの方が本音で、素で発信してるんだろね?

って思うと、芸能人には、素を晒せる場所が必要だよねと思った。酒場じゃなくてね!

自分が自分でいられる場所、素のままでいられる空間は、絶対に必要だと思う。
 
と、つよっさんのMCから想像しました。

話をもとに戻します。

昨日配信リリースされた新譜♪Love vs. Love♪に始まり、私の大好きな♪HYBRID FUNK♪、歌詞が美しい♪街♪♪愛のひと♪、ほとんどが最新アルバムからでした。

最後のMCは、♪縁を結いて♪のBGMにのせて語られてました。だから余計涙を誘ったのかもしれないね…。

本当にどの曲も素晴らしかったです!

つよっさんの音楽は、やはりヘドウィグの音楽に似てると改めて思った。

ぶっちゃけ、つよっさんの曲でミュージカルが出来ると思った。

昨今のブロードウェイでは、ミュージシャンを題材にしたミュージカルが増えてきてるから、同じように実在の誰かを題材にしたミュージカル作品をつよっさんの曲でできる!と思った。

今、行きづらい生き方をしてる人は、つよっさんのラジオ、オススメ!もちろん、LIVEも!

つよっさん、ミュージシャンの方々、ダンサーの皆さん、スタッフの皆さん本当に本当にお疲れ様でした!!

素晴らしい時間と空間をありがとうございました!

また再会できる日を楽しみにしてます!

今後こそ立つぞ!(笑)


追記:LIVEが始まる前に雨が降り始めた。結構激しい雨だった。間違いなく龍神様がお出でになったね。



















広島ジャンゴ

2022-05-16 23:33:00 | 舞台
ユリちゃん、超絶カッコいい!!

めちゃ泣ける!何度も嗚咽しそうになった!

ま、嗚咽しそうになったら、絶妙なタイミングでギャグが入ってきて思わず笑って泣きが止まるを繰り返す…(笑)

ということで、ユリちゃんと鈴木亮平君の舞台、しかも取れると思っていなかった大千穐楽を観てきました!

いやいやいやいや、めちゃええやんかいさ!?

一歩間違えたら、B級エンターテイメントになりそうな内容なのに、演者の皆さんの熱演でめちゃスパーエンターテイメント作品に昇華してたね!

事前感想で、何で広島なのか?という疑問をよく目にしましたが、確かに広島である必要はなかったと思う…m(_ _)m

水と尊厳がキーワードなら、三角洲で何本も太田川が流れている広島は、あまり説得力がなかったように思えるが…。

だがしかし!

蓬莱さんが伝えたいメッセージがビンビン伝わってきて、しかも演者さん皆さん熱演!

泣けて泣けて仕方なかった!

なのに、随所に散りばめられたギャグで、何度も嗚咽しそうになったのに笑いで止まっちゃう有り様(笑)

笑わせたいのか、泣かせたいのか分からない展開なのに、めちゃくちゃ感情移入しまくりでした。

もうさ、最初の牡蠣工場シーンの広島弁があまりにも似非広島弁で、マジビックリした!

めちゃくちゃ関東人が喋る広島弁過ぎて、時代劇の台詞かと思うくらい違和感ありまくりで、オイオイオイオイ!って思ったよ(笑)

トオルさんなんて、土佐弁やん!(笑)

だがしかし!

西部劇シーンになってから、台詞回しがめちゃヤ○ザ!「仁義なき戦い」観すぎやろ!?と思ったくらい、めちゃ自然な広島弁になっていてビックリ!(笑)

日常会話より、なんでヤンキー言葉の方がしっくりくるねん!?と思ったほど。

なんで、西部劇なん!?

なんで広島なん!?

なんで亮平君は、馬なん!?

なんて思いながら観ていたら、

蓬莱さんの舞台「木の上の軍隊」がフラッシュバックされました。

あの舞台では、観客が、あたかも主人公2人のドキュメンタリー番組を観ているかのように傍観者に見立てた演出に度肝を抜かれましたが、

今回も、亮平君の馬を通じて、社会の不条理さに怒りを覚えつつ、歯向かうことをしない傍観者に見立てていて、さすが、蓬莱さん!と思ったよ。

馬である必要性は全くなかったし、しかも西部劇にする必要性もなかったのに、あえて架空のシーンを作り上げることで、

日本昔ばなしみたいに、虚構の世界観の中に、現実の闇社会を浮き彫りにして風刺しようとした脚本演出だということがわかり、この見せ方、大成功だと思ったよ!

あえて広島が舞台だから憲法9条が関わってくると思っていたら、まさかの!個人の尊厳や幸福追求権の憲法13条だったしね。

しかも、取り扱ってる内容が、まさに社会の闇。

ブラック企業による過重労働。社風やボスに従わない者は、村八分またはクビ。血縁による性的虐待。そして暴力。

蓬莱さんは、めちゃくちゃリサーチしたのが分かるくらいリアル描写やリアル感情が多かった。

ぶっちゃけ、私の幼少期を思い出させるシーンもあり余計泣けて仕方なかった。

藤井隆さん演じるお父さんは、まさに私の親父だったよ。家族を養うために嫌な仕事を続けて、挙句の果ては酒を飲んで家族に暴力。今なら、そんなに嫌な仕事ならさっさと辞めろや!と言っていたかもしれないけど、当時は、親父の気持ちより、狐にとり憑かれたかのように暴力を振るう親父が嫌いでした。もう好きとか嫌いとかの次元でない増悪が湧いてました。

だから余計藤井隆さんが私の父親にも見えてきたし、その奥さん役の中村ゆりさんもオカンに見えたし、同じようにユリちゃんがめちゃ私のオカンに見えて仕方なかった。しかも名前が山本。あ、私の苗字ではないです。オカンの旧姓です。ちなみに、広島では山本が一番多い。だから、ユリちゃん演じるお母さんにめちゃ親近感がありました。

私自身、イジメや不遇な境遇に対する絶望感、父親対する怒りで何度も死にたかった10代を生きていたので、中村ゆりさんと藤井隆さん演じる夫婦の娘さんの気持ちがめちゃくちゃよく分かる!あまりにもリアルに描写されていて、泣かされまくりでした。

その娘さんに諭すように叱るユリちゃんの台詞にも泣かされた。

今は、私には両親がいないのでいくらでも書きたい放題書けますが、今思い返せば、あんな暴力親父でもたくさん愛情を貰ってたを思い返せる。

幼稚園とか小学生低学年のときは、一緒に夜釣りに出掛けてた。当時は、魚が釣れるまでじっと我慢していられなかったから、鳴尾浜の土手をウロウロしたり、たこ焼きのキッチンカーが停まっていたら親父にせがんだりしてました。

イジメもそうですが、どんな楽しい思い出も辛い思い出が打ち消してしまう。

自分もイジメっ子だったのに、イジメられた記憶が勝って、いつの間にかイジメた記憶を消去している。自分にとって都合の良いことしか記憶に残っていない。

父親との良き思い出は、10代の絶望期で完全に抹消された。

逆に、オカンからの愛情はひしひしと感じていました。オカンはオカンで新興宗教にはまっていたので、その理由も今なら分かるし、子離れできなかった気持ちも今なら痛いほど分かる。

蓬莱さんは、その母親の気持ちも描いていたので、かなりリサーチしてると感じました。私にとっては、めちゃくちゃリアルな人物描写でした。

その10代の絶望期を生かしてくれたのが、まさに明菜さんと宝塚との出会いでした。それこそユリちゃんとの出会いでもあります。当時は、カリンチョさんと鮎ちゃんの雪組贔屓でしたが、ユリちゃんの3番手、2番手、トップの月組時代も観てます。

だから今日があるわけですが、あれからもう30年が経とうとするというのに、ユリちゃんの男前ぶりは、現役時代から揺るがない!

もうさ、普通の主婦からガンマンに変身する様がもう宝塚現役以上に男前!!バトラーを彷彿させるシーンがてんこ盛りでマジ男前!

相変わらずのドスが利いた声にしびれた!

劇団☆新感線でも、野田地図でも男前ぶりを遺憾なく発揮されていましたが、今回は、更に男前だった!

人物設定がとてもセンシティブなだけに、感情の出し方がとても真に迫るものがありました。

役柄はガンマン。見せ方は、西部劇独特のカタルシスを味わえる演出にもなっていて、人殺しをすることでカタルシスを味わうのではなく、弱者が絶対悪に立ち向かう様にカタルシスがありました。

娘と向き合うことで自分の弱さに気づき、そこから絶対悪と戦うユリちゃんが本当に泣ける!カッコいいだけでなく、空想の世界ではなく、リアルに生きている人間像を作り上げていて本当に素晴らしかったです!

その絶対悪を演じた仲村トオルさんの徹底ぶりも素晴らしかった!

ぶっちゃけこの脚本は、絶対善と絶対悪の対決を描いた勧善懲悪作品ではありますが、トオルさんが徹底して絶対悪を演じてくれたからこそ、ユリちゃんがめちゃくちゃ引き立てられていたしたね。

トオルさんに限らず、皆さん本意気で演じられていたから、ファンタジー要素満載の世界観の中に揺るがないリアルさがあり、本当に本当に感情が揺さぶられまくりでした。

まさか、ギャグ要素を担いつつも全編通してほぼ馬役だった亮平君のリアルな感情の出し方も素晴らしかった!

世間の象徴でもある傍観者の役割も担いつつも、姉の自殺と向き合うことで絶対悪に染まっている自己を律し悪に立ち向かう様、ラスト、悪に立ち向かったがために現実と向き合わざるを得ない状況に陥った時の無言の表情もリアル過ぎて上手かった!馬だけにね!あ、その時はもう人間だったけどね。藁

菅田将暉君もそうですが、亮平君の役ごとにきちんと見せ方を変えられるカメレオンぶりが本当に素晴らしいと思う!

娘ちゃんを演じた芋生悠ちゃんと北香那ちゃんが、ふたりとも一見新人さんなのかな?と思わせつつ、実はめちゃくちゃ演技が上手い!何度も鬼気迫るシーンがあり、叫び声がマジリアル!

この2人が本意気で演じられていたから、ファンタジー世界がめちゃくちゃリアルな世界に様変わりしたよ!リアルな演技でマジ泣けた!

中村ゆりさんの見せ方のギャップがよい。善人ぶりと娼婦ぶり。そして、母親として妻としての立ちふるまい。どれも同じ人物なのに気持ちの込め方が本当にリアルだった。

宮下今日子さんが最高に素晴らしかった!めちゃくちゃ声がいい!まるで元タカラジェンヌといわんばかりの華やかさ!一番に自分たちの絶対悪に気付き、仲間に諭そうとする様が本当に素晴らしかった!結局リンチに遭って亡くなる悲しい定めの役柄ですが、めちゃくちゃ存在感が素晴らしかった!

そして、ぶっちゃけ、観劇後にキャスト表を見て驚いたのが野村周平君!

どこにおったん?なんの役やったん?と思ったくらい気づかなかったよ。ドラマでよく見たのに全く気づかなかった。

そしたら、まさかの義弟役だったことに驚きが隠せなかった!

私がドラマで知ってる周平君と全然風体で変わっていて、チラシの写真ともイメージが異なっていて、トオルさん同様徹底した悪人ぶりに、まさかの観劇後にビックリしたよ!

周平君、めちゃくちゃ殻を破ってやん!めちゃくちゃ素晴らしい!

ぶっちゃけのぶっちゃけ、出演者はほんの数名しか存じ上げないのに、演者の皆さんの演技のクオリティーの高さに慄くばかりです。

めちゃくちゃB級エンターテイメントになりそうな題材なのに、演者のクオリティーの高い表現力が第一級エンターテイメント作品に昇華させてましたね!

嗚咽しそうになるような作品なんて、映画では、それこそ「イングリッシュ・ペイシェント」でしたが、舞台作品では初めてかも!

めちゃくちゃ貴重な体験をさせてもらいました!

なんといっても、コロナで公演が中止になることが多くなっている中、大千穐楽まで中止なく迎えられたこと、それを拝見できたこと、なにより元月組のラスボス的存在のユリちゃんを生で拝見できてもめちゃくちゃ嬉しかったです!

大千穐楽だったので、何度も何度もカーテンコールで登場してくれて、それだけでも泣きそうになった。

何度も千穐楽公演を観てますが、千穐楽は特別にカーテンコールの回数が増えます。ですが、今日の大千穐楽は、不協和音の拍手が一体化し大迫力となって劇場を轟かせていました。こんな拍手は初めて!

ユリちゃん、亮平君、皆さん、大阪まで来てくれてありがとうございます!!

ユリちゃんに関しては、今年はもう一つ、薔薇サムの続編が上演されます。めちゃくちゃ観たい!!


「ツユクサ」

2022-05-06 23:38:20 | 映画
地味に良くて、地味に泣けた…。

っていうか、

隕石、結局、なんの関係もなかったやん!?(笑)

ということで、なんだかんだで1ヶ月ぶりのブログ。

この1ヶ月、舞台も映画もなんにも観てなかったわけではなく、

単純に感想を書く言葉が降りてこなっただけ(汗)

タイトルは書きませんが、映画を観に行った時に予告で流れていたのがこの「ツユクサ」でした。

予告で小林聡美さんが隕石にぶつかるシーンが流れて、めちゃくちゃ観たくなった。

隕石にぶつかって、次々にミラクルなことが起こってファンタジックな物語が展開されると思いきや、

いやいやいやいや、

普通にヒューマンドラマだった。

見終えて、隕石関係ないやん!?と思わずツッコミ入れてもうたけど、

やはり、作品も監督も違えども、私の大好きな「かもめ食堂」や「めがね」での癒やし系の小林聡美さんが、この「ツユクサ」でもそのまんまの役として登場していたので、今回も聡美さんに癒やされまくりでした!

作品も監督も違うのに、何故か荻上直子監督ワールドがあって、伊豆半島の自然や地元料理、文化が地味に映し出されていて、時間の経過もゆったりで、めちゃくちゃ癒やされまくりでした。

「かもめ食堂」だけでなく「八日目の蝉」の雰囲気もあったな!

もたいまさこさんも片桐はいりさんも登場していないし、似てもないけど、平岩紙ちゃんや江口のりこさんがまた同じように良い味出してる!

また、ユリちゃんの「老後の資金がありません」でも癒やし系だった松重豊さんも、今回もいい味出してた!

本当にツユクサで草笛を吹いているのかは分からないけど、草笛を吹く松重さんが醸し出す雰囲気が伊豆半島の景色にマッチしていてビックリ!

ベンガルさんも泉谷しげるさんも伊豆半島の景色の一部にしか見えないくらい自然に打ち解けてた!


地味にホロリさせるシーンもあれば、地味に笑えるシーンもあって、めちゃくちゃゆったり時間が流れているのに全く退屈感がなかった!

ナレーションも兼ねている子役の男の子が、ぶっちゃけ演技臭かったけど、良い味出してた。子供なのに、子役を演じている男の子みたいな…、わざとらしさというより、やけにキャラ立ちしてる男の子みたいな感じかな。

普段は、陽キャラなのに、継父との関係や好きな女の子への片想いなど、思春期の男の子の葛藤を上手く表現していてウルッときた。

ぶっちゃけ、登場するどの役者さんも舞台やドラマでは癖が強い役を演じてられている方ばかりなのに、この作品では、めちゃくちゃ癒やし系!

あの泉谷しげるさんさえ癒やし系の存在!(笑)

大きなハプニングがあるわけではない地味な展開のヒューマンドラマなのに、本当に地味に良かった!

だから余計、百億分の一の確率で人間にぶつかる隕石のエピソードがね…。

関係ないやん!?

と思ってしまった。

↑しつこい(笑)

「かもめ食堂」の小林聡美さんが好きな方には、絶対にオススメ!!!