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月組 まさかの四回目

2011-08-26 19:10:21 | TAKARAZUKA
本当に四回も観るとは…。ちなみに今日がマイ楽日です。←どうでもいい!

これでギャツビーと回数が並んだ。ま、ギャツビーは中日公演も観たから回数ではギャツビーの方が上だけどね。そんなこともどうでもいい。

で、お芝居はというと…、
四回目にして初めて涙がこぼれました。ジャックが撃たれた後のサビーヌの台詞で。

今日は、サビーヌあなたが主役でした!まりもちゃん良かったよ!

いつもは、アナベルの間が涙を誘うシーンのはずなのに、今日は間が短かったな。逆にサビーヌに間があった。

台詞自体は初日からきっとル・サンクの脚本通りと思うんですが、最初のジュリアンとサビーヌの銀橋のシーンは三回目に観た時と印象が違った。今日の方がサビーヌの孤独感が目立ってた。

台詞にどれだけ気持ちを加えるかで、同じ振り付けでも全く印象が違う。

正直、今日はジュリアンの野心度は低かったけど、その分サビーヌの孤独度がアップしていたので、私的には前回より良かった。

そうそう、前回は全体的に間に重点を置いていたように思えた。その前よりも時間が長かったように思えたが時計を見たらお芝居の時間は1時間35分だった。←前回時間をチェックしてました。

今日はやけにテンポが良かったので時間は短くなっているはずと思っていたら、やはり同じ1時間35分だった。

間に関しては前回と違ってテンポアップしていたのに(ミッシェルでさえ)、前回と同じ時間で終わるとは…不思議でならない。

トータルでは二回目に観た時が良かったが、今日はサビーヌが輝いていたのでよしとしましょう。


もりえちゃんの角度とか、勘違いして観ていたことに気付いて、前々回のコメントに嘘書いてごめんなさい。訂正出来なくもないけど面倒なのでそのままにしておきます。ちゃうやんけ!と突っ込まれた方、本当にごめんなさいm(__)m


ショーは…、

ハルさんが言われた点を注目しようと思ったら、組長さんが…になるわ、まりもちゃんのイアリング(だったかな?)が落ちて、その落ちたイアリングの行方が気になって仕方ないわで、もりえちゃんに集中できませんでした。

本当、月組はアドリブ(機転)に弱いね。早く拾えよって思っていたのに誰も拾わない。しかもいつの間にか消えてた。

あっちいったりこっちいったりで、いくら今日はちえ&ねねコンビが来てたからといって、「ノバボサ」の失われた(訂正:盗まれた)ネックレスみたいに彷徨わらせなくてもええやん!と思ってしまいました(笑)そんなこと思ったの私だけか…?

ハルさんが仰ってたもりえちゃんのカモメの指先、綺麗でした!まさおも負けてなかったな。っていうか皆指先が綺麗だった。さすがにもりえちゃんの後頭部は…普通でした(笑)ごめんなさい、ハルさんm(__)m

今日のもりえちゃん、階段降りの時笑顔が見れました。二階席にも目配せしてました。これでまたファンを増やしたはず(笑)

そうそう、今日はオーケストラの音量が凄かったです!迫力ありましたよ!

オーケストラの音量に負けじと、キリやんもいつも以上に声を張って歌ってましたね。

そうそう、やはり目配せもトップは違うね。まんべんなく見渡してる。目力が全然違う。

今日は、お芝居もショーも単純に楽しめて良かったです!

今日のまとめ:四回観て四回とも別の印象を持つのは珍しいケースやね。大概は、不完全なものが完全になっていく過程を観る楽しみがあるんだけど、「アルジェの男」は何が完成された形なのか分からない不思議な魅力があります。

東宝でご覧になる皆さんへ…

きっと東宝でも観た時の役によってどの役の“間”に重点を置いているか異なっていると思うので、その時出会った役の間を楽しんで下さい!

前回観たミッシェルの間が良かったのに、今日はなかったよ(涙)でも、サビーヌの間がよかったので文句なし!

追記:今「華麗なるギャツビー」「ラバーズ・コンチェルト」を観てました。
やっぱ最高!ギャツビーはよく考えたら不倫もんやん!ギャツビーってジュリアンに似てるかも。結末もね。

ホンマ鮎ちゃん綺麗!なんともいえん洗練された美しさがある!それから、やっぱりお芝居は娘役が目立たないと面白くないと改めて思いました。

ショーも最高やわ!数少ない好きなショーの一つです。選曲がいい!一路さんと鮎ちゃんのデュエット泣きそう。

大階段のカリンチョさんと鮎ちゃんのデュエット(ダンス…?カリンチョさんが歌を歌い、鮎ちゃんが後ろで踊る)も泣きそうやった。

村上先生、演出家に戻らんのかな…?戻らんわな…。

私にはどうでもよくないこと:放りっぱなしのビデオテープが置いてあったので片付ける前に観ました。

生で観たかったけど、チケット代が高かったので、代わりに1000day's劇場で「望郷は海を越えて」を観ました。運よくテレビ放送してくれたので録画してた分です。

音楽座ミュージカル「地下鉄に乗って」。とんちゃんと禅さん主演作。

何回も観てたはずなのに、めちゃくちゃ涙がでました。「悪人」を観たときと同じような涙がたくさん溢れ出てきました。とんちゃんも禅さんも熱演されていて、しかも音楽座だからミュージカル作品としての完成度が高い。

是非とも同じキャストで再演して!!!欲しいです。

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私が演出家なら…

2011-08-24 18:48:29 | TAKARAZUKA
「アルジェの男」のラストは誰もがジュリアンを殺す要因を持たせるために伏線を引いておく。

訂正:伏線は“敷く”が正しい表現です。また一つ馬鹿をさらけ出してしまった…。たくさん修正しないといけないけども、馬鹿丸出しでいいや。←開き直り。

はアンリだけでなく、ミッシェル、ボランジュ、その妻、エリザベート、ミシュリュー、ポーラの誰にでも。

最後は誰が殺すか分からない設定にして、ジュリアンとサビーヌを取り囲むかのように一同が飛行場に現れて暗転。そして銃声が響く。

観客には誰が殺したか、果たして殺してないかどちらか分からない結末にする。ラストはお客さんの想像にまかせるやり方にもっていく。

そのための伏線…。


まずアンリはそのままでオッケー。ジュリアンを殺す理由あり。

次はもりえちゃんのミッシェル。いっそうのことゲイにしてしまって、おもいっきりジュリアンに振られる。振られるだけでなくプライドまで傷つけられる。

ボランジュ夫妻とエリザベート各々に関しては、ジュリアンとサビーヌが逃走する前に、ボランジュまたはエリザベートに謝罪の手紙を書く。その手紙を誰かに託してもいいよね。

プライドの高いエリザベートなら、ジュリアンが本当の愛を知ったなんて書いた手紙を読んだら、エリザベートだってジュリアンもしくはサビーヌを殺しかねない。エリザベートの親もひょっとしたらジュリアンを殺したいと思うかもしれないよね。

次はマギーさんのミシュリュー。まさおジャックがミシュリューにジュリアンの正体をばらし、ジュリアンを通してボランジュを罠にはめる具体策を話しておく。

これでミシュリューまたは弁護士が殺しても筋が通る。なぜなら、ジャックが殺されたら、ミシュリューの企みがばれるとヤバイよね。

その次は邦なつきさん演じるポーラ。彼女に関してはアンリと同じ心理状況。大事な姪をジュリアンに託したのにもて遊びやがって!といった心理状況ですね。

といった具合です。


稚拙な文章で私が言わんとすることがお分かり頂けたか分かりませんが、この「アルジェの男」私が手直ししたい!です(笑)

それは叶わないのは百も承知で、大野先生にひとつだけお願いがあります。

ジュリアンのオフィスにジャックが現れるシーンで、ジャックがジュリアンにサビーヌを使ってボランジュにスキャンダルを企てる話を持ちかけるところ。その内容の台詞を言った後に、ジュリアンに一言でいいので「サビーヌを!?」と少し怒り口調(なんでサビーヌをダシにすんねん!みたいな感じ)で言わせて下さい!

その一言で、ジュリアンが本当の愛を知る切っ掛けに繋がるはず。それに、いかにジャックが最低な男かもここで決定づけられる。まさおの悪役ぶりがますます花開くはず。

どうしてもサビーヌが中途半端な存在になるのが嫌なんですよ。

キスをじらすシーンも、なくすか、サビーヌがキスをじらすのではなく、ジュリアンがじらしてくれる方がまだまし。それならサビーヌがどれだけジュリアンを愛しいるか(好きでいるか)心理状況も具体化するはず。

どうですかね…?

ダメですかね…?


っていうか、大野先生が読んでくれるかな…?




ないね…。


今日のまとめ:皆さんの感想ありがとうございますm(__)m

皆さんの感想を読むと、私の考えすぎかもしれんなと思ってます。病気かもしれないね(笑)

可能ならもう一回観たいです。次は頭を真っ白にした状態で臨みたいですね。



月組 三回目

2011-08-22 21:16:22 | TAKARAZUKA
演出また変えた???

ジュリアンとサビーヌの最初の銀橋のシーン、あんなにキスをじらす振り(付け?)ありましたっけ???

なんか、サビーヌのピュア度が色褪せるんですが…。

最後にジュリアンとキスすることに意味があるのに、あれじゃジュリアンがただの遊び人やん!?

二回目の方が断然良かった!

野心家のジュリアン(女たらしではない)が女性を土台にして伸し上がろうとした矢先に本当の愛に気付く。だが…、じゃダメなんですか?遊び人度は要らないと思うんですけど…。(「ファントム」のフィリップには本当の愛を知るために遊び人度は必要ですが、このジュリアンには野心家の要素だけで十分。)

再度サビーヌが中途半端な存在になったことは否めないと思う。

ジュリアンが運転手として現れるシーンで、ジュリアンがサビーヌのおでこにキスする意味が薄れてしまう。ここのシーンがサビーヌの心情を表す重要なとこなのに。


もうすぐ千秋楽なのに、ここに来て、え゛っ!?って感じでした。


それ以外は、全体的に間や呼吸、台詞を大事にしている印象を受けました。

明らかにもりえちゃんは大事な台詞を丁寧に言っていたね。

下手すると間延びして退屈になる危険性がはらんでいるにもかかわらず、良い意味で緊張感があって全く睡魔は襲ってきませんでした。ただストーリーラインが崩れたのは否めない。


正直、ご覧になられた方の感想が知りたいです。


で、ショーはというと…、

やはり三度目となると眠気が…。でも今日感じたことは、贔屓目であることは否定しませんが、もりえちゃん、いい表情をしている!地道に努力してる!

もりえちゃん、色んなところで踊ってますが、表情が全部違う。目の表情とかシーンごとに工夫しているのが分かる。

それに、時々もりえちゃんが二番手だったり、トップに見えたりするんだよね。まりもちゃんと組んで踊るところや、まりもちゃんとの並びがトップコンビと錯覚してしまった。

きりやんとファンの皆さんには本当申し訳ないんですが、もりえちゃんとまりもちゃんの並びが美しすぎる!めちゃ絵になる!特に今日はそう思いました。


これは、ファンレターに書きたい内容なんですが(私の代わりにどなたか書いて欲しい!)、パレードの階段降りの時、最近の生徒さんは下を見る人が多い中、もりえちゃんは下を見ずにちゃんと客席を向いて降りてきてます。

好き嫌い関係なく、そういう生徒さん見ると思わず尊敬してしまいます。前を向いたまま降りるって凄い集中力が要ると思うんですよね。

階段降りこそタカラジェンヌの真価が問われると言っても過言ではないと思うんですよね。

確かに前を向いたまま降りるって怖いと思う。転けそうになった人見たことあるし。だからこそ前を向いて降りるって私からすると最高のファンサービスに思えてならないんです。

たがらもりえちゃんは私にとってはパーフェクトな存在なんですよ!杖使いはまだまだでも、そんなことどうでもいいって思える。

本当もりえちゃんのファンで良かったと思える瞬間を今回の作品では味わせて頂きました。

だから、もりえちゃんにはトップになるまでは辞めて欲しくないです。今日ほど神様にお願いしたことないです。

結婚と同じように、トップになることが人生のゴールではないけども、それでももりえちゃんがナイアガラの羽を背負って大階段を降りてくる姿を見たい!

と思ったショーでした。

今日のまとめ:もりえちゃんがトップになれますように!まずはバウで主役が観たい!

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月組 二回目

2011-08-13 19:49:38 | TAKARAZUKA
あの映画、一番のテーマは“愛”だと思う。だから宝塚に行きたくなったんだと思う。

ということで観てきました。

ジュリアンの野心家要素がかなり強調されてた。ジュリアンと同じように野心を持って伸し上がってきた組長さんの役の台詞にも説得力が出てきた。まさおもチンピラ度Upしたことで筋が通りましたね。あのジュリアンならラストは仕方ないと思える。

「エリザベートを跪かせてやる!」って台詞、最初からありましたっけ…?ラストのみりおの銀橋出もなかったですよね…?あったかどうかも忘れた。この二つかなり重要だと思いました!

正直、眠気が襲うことはありましたが、かなり良くなってました。

そうそう、アンリとアナベルの会話、心で芝居させてくれるくらいかなり時間裂かせてもらってましたね。一瞬、二人の間(ま)に引き込まれそうになりました(驚)

ほんの少しの手直し(かな…?)で本当良くなってました。

ショーは、もりえちゃんのドラキュラ(?)の妖しさ度もかなりUpしてはいたけど、まだ杖使いとマントさばきが段取りっぽいな。静止状態の時は超カッコいいねんけどね。ということで、写真買っちゃいました(笑)

お芝居もショーもそうですが、マリモちゃんのダンスはかなり魅入ってしまう。部分休演だったシーンも復帰してたし見応えありました。

お芝居もショーも本当に見応えがあるのでオススメできると思います!←自信なさげ…m(__)m

今日のまとめ:やはり宝塚は愛に溢れてます!

追記:たまたまいつも拝読させて頂いているブロガーさんと自分のブログを読んで気づいたんですが、この「アルジェの男」、(この表現嫌いなんですが)奥が深い。

もりえちゃんの役、大いに意味ありやん!せやで、ああいう時はミシェルみたいな人間に相談すべき!の意見に一票!いろんな意味でジュリアンは思考回路が一方通行でしたね。私も反省…。

「ツリー・オブ・ライフ」

2011-08-13 14:19:11 | 映画
カンヌでパルムドールを獲った作品。難解であればあるほど興味をそそられる。

私が感じたことは、監督はあたかもジャンヌ・ダルクのように神(との対話)と啓示により導き出された答えがこの映像群だったのではないか…です。

ストーリーがあってないようなそんな展開の中で、永遠なるもの(絶対不可欠なるもの)が描かれていたように思います。

永遠なるもの…水、光、空気、大地(書き忘れてました)、そして愛。生命を存続させるために必要なもの。そして永遠なる命というものが存在するという事実。私が屋久島に行きたくなる理由でもある。

私は聖書の言葉を百パーセント信じていませんが、アダムとイヴが生まれた時から人間は傲慢になることを覚えた。愛さえあればきっと争いなんかなかったかもしれないのに、太古の時代から争うことで、本当は不必要な敗者と勝者、富と名声、貧富の差が生まれ、今に至っている。

まるでバベルの塔でも建てるのではないかと思わせるかの如く、世界一高い塔を建てることを競いあっている。私からしたら、原発問題もしかり何考えとん?って言いたくなる。

自然の脅威もさることながら、人間の傲慢さにも恐れを感じざるをえない。

生きること死ぬこと、存在の有無…、なんのために生まれ、なんのために死ぬのか…?果たして神は存在するのか…?この作品のもう一つのテーマと言えると思う。

その答えは…はっきりとした言葉では説明されていないけども、私が感じたことは、少なくとも人間には定められた寿命があり、生まれるときも死ぬときも理由があるということ。生かされている理由があるということ。

何故次男が死んだのか…?それが彼の寿命だったから。彼の死から長男は何を学んだのか…?その答えも明確な言葉では説明されていないが、信じていればあの世で再会できる…ではなかろうか…?魂の存在、くどいようですが、私は信じてます。

ブラピ演じる厳格なお父さん、日本にもいるよ、間違いなく。日本の場合はお母さんにこのタイプが多いように思われる。不器用なお父さんだったけど、彼もまた子供を育てることで現実と向き合うことでたくさん学んだと思う。

長男はお父さんに似て、次男はお母さんに似て…、ここにも生かされている理由が見え隠れしているように思います。

以上、あくまで私が感じたことです。いつもながら、いい加減で支離滅裂な文章でごめんなさい。そして、読んで下さってありがとうございます。

今日のまとめ:まさかと思っていましたが、私が観た映画館でも途中退席される方がいました。確かに特殊な映画であることには間違いない。

見終えたら、急に宝塚が観たくなったので月組観てきます!また感想書きます。

追記:記録として残しておきたいので、不謹慎な表現はありますがお許し下さい。

これがパルムドール…、うーん微妙だけど、タイトルが「ツリー・オブ・ライフ」でなかったらまず観てなかったかもしれない。

定められた寿命というのは…死ぬことは絶対的運命(宿命)だということは誰もが納得していることでしょう。運命は変えられると美輪さんは言うけれど、私は死ぬ日は変えられないと思ってます。なぜなら、同じ事故、災害、病気でも助かる人と助からない人がいるから。助かる人は日頃の行いが良くて、助からない人は行いが悪かったとは断じてそうではないと思ってます。ちゃんとした理由があって生かされ、ちゃんとした理由があって亡くなるんだと思ってます。

災害や事件、事故で亡くなられた方の多くは、間違いなく犠牲を払って亡くなられています。そして、その死は意味あるものにしないと、同じ犠牲がこれからも生まれると思います。

私は両親の死でたくさん学びました。私がそうだったから皆さんにも当てはまると言いたいのではないのですが、私の観察と経験で私だけではないと悟りました。

生かされている理由、あなたにもあります。もし、身内に亡くなられた方がいらしたら、その方の死にも必ず意味があります。見えないメッセージを残しているはずです。

それに気付くだけも前進できるんじゃないでしょうか?

なので、自殺は絶対ダメですよ!

さっき、死ぬ日は変えられないと書きましたが、自殺は別です。これは書きたくなかったのですが、自殺はまた生まれ変わった時に同じ苦しみを経験します。という説を信じているので、本当に自殺は未来のあなたのためにやめて下さい。寿命を全うしてください。

生かされた命を無駄にしないで下さい。

たまたま今、このブログを読まれて、死にたいと思っていたあなたへのメッセージです。