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薔薇とサムライ

2010-04-29 19:09:35 | うらけん
初新感線!

BSで特集を観たことありますが、その時は今いちはまらなかった劇団。何が面白いのか分からなかった…。

今回の作品、天海祐希さん、古田新太さん、そして浦井健治君が出るなら、たとえ私と劇団の相性が悪くても観ないわけには参りません!

ゆりちゃんの海賊姿のポスターが更に追い打ちをかけて三度目の正直でチケットゲット出来、そして待ちに待ったこの日を迎えました!

実際に生で観たら…いや~迫力満点!スケールでかっ!映像と装置がよくマッチしていて最初から最後まで綿密に計算された演出に大満足です!

これぐらいお金を掛けて頂けるとチケット代なんて安いもん!ちなみに私はB席7500円でしたから文句なしです。追加料金払っても構いません!

スピーディーな展開で、殺陣も迫力あり、統一感もあり、間も合ってるし、笑いのセンスも抜群で、本当脂がのってる劇団です!

なんといっても脚本&演出が一流!出し惜しみすることなく見せ場だらけで役者さんのエネルギーと集中力に感服致します。本音を言うと、もう少し短く、3時間でまとめて頂けると有り難かったかな。カタルシスを味わうには長かった…。新感線フリークの方は普通なのかも知れませんが、初心者の私には長かったです(涙)。

それにしても、ゆりちゃんカッコイイ!本当宝塚を見ているようで、装置にも負けない存在感に圧倒されました。現役時代よりも歌がお上手になられていて、声も男勝りのドスが効いていて惚れ惚れしました!

まさか、本当にオスカルが見れるとは思ってもみませんでした!正直、あのシーンでは赤の軍服より白の軍服の方が良かったのではと思いましたが…。
ゆりちゃんの七変化、見せまくり歌いまくり踊りまくり殺陣しまくりでカッコイイ!としか言えません!

それはそうと、森奈みはるさんとの二人のシーンは宝塚時代にタイムスリップした感じでした。

当時は共演することはありませんでしたが、宝塚現役時代のお二人を見たことあるので、不思議にかつて共演したことがあるかのような懐かしさが蘇りました。

古田さんも違う意味でカッコ良かった。決して二枚目ではありませんが、何とも言えない味と大人の魅力がありますね!

今回で二回目に拝見する浦井君、芸達者な若者で驚きました。この前のヴァレンティンと180度キャラが違う王子様役に驚きです。仮面ライダーさながらの殺陣も勇ましい!

声だけ聞くと、最初女の人かと思ったら浦井君だったんですね。声音を使っていて、カッコイイというよりかはカワイイかった(笑)

もっとたくさん役をこなして行けば、本当に芸達者な役者さんになりますね。ルドルフ役が楽しみです。東京まで行かせて頂きますよ!だって、瀬奈じゅんさんに杜けあきさんが共演するんですもの!観ないわけには参りません!私の中では浦井君がルドルフで、トートは…誰にしよう…?

今回のヒット人物はやはり高田聖子さんですね!今では新感線の看板女優さんで、なくてはならない方とは存じていましたが、最後まで魅せてくれますね!脱ぎっぷり最高です!(笑)この方だけはしないだろうと思っていたのに…お笑いMAXに達しました!

私以外とああいったシモネタ好きなんですよね(笑)古田さんのアレも最高でした!もう一回観たかった(笑)

橋本じゅんさんも迫力満点!出し惜しみなく見せて頂き本当笑いまくりました(笑)

しっかりした筋書きの中にちゃんと遊び心もありで、劇団☆新感線本当ヤバイです!

今日のまとめ:チケットゲット出来なかった方、一度は観たいと思ってる方、当日券並ぶ価値ありますよ!この私が言うので保証します!

ただ爆音が苦手な方は覚悟していて下さいね。音楽はノリノリのロックです!もちろんしっとりした曲もありますが。

DVDが出るなら絶対買います!

リサイタル「True Love」

2010-04-20 19:36:47 | TAKARAZUKA
やっぱりスカステで放送されましたね。

いつかシメさん(紫苑ゆうさん)のリサイタル「True Love」について記憶から遠ざからないうちに書きたいと思っていたので、この機会に書きたいと思います。

本当、神様っていますよね!?

即完売にもかかわらず、チケットをゲット出来きたんですよ、この一般人の私が!何のコネのない私が!

そして、15年振りにシメさんを拝見できるなんて!嬉しいを通り越して本当に神様に感謝しました!日頃の行いはそんなに良くないのにね(笑)

それはともかく、シメさんは、今ではもう本当に伝説のトップさんですからね。

あんなに才能に恵まれている方なのに、数多くのトップさんが女優として歩まれている中、シメさんは女優の道に進むことなく、後輩育成のために宝塚音楽学校の先生になるなんて、本当いじらしいじゃありませんか!

愛する宝塚と共に生きて行く人生なんて!シメさんの人生そのものがス・テ・キっ(ベルばらのシッシーナ夫人風に。ありゃ、モンゼット夫人だったけ…?)!!!

このリサイタルの内容は私にとっては、サヨナラショーを生で観ている感覚でしたね。

当日(当時)エスプリホールで拝見したんですね。ファンの皆さんと小さいテレビに釘付けになって、シメさんのサヨナラを惜しんでいたんです。

あれから15年も経ったなんて、当時を思い出したというより当時にタイムスリップした感覚でした。

舞台化粧も歌唱力も出で立ちも現役のままでしたもん!ダンスは致し方ないとしても本当に現役のままでした!

MCでのトークとゲラなシメさんも昔のままだったし(笑)

これだからタカラジェンヌは目が離せないのよね。舞台上ではキリッと二枚目でクールなのに、素はひょうきん。私みたいにそのギャップでファンになられた方も多いのでは…?

私はシメさんのそんなタカラ(コメディ)ジェンヌなところが大好きで、今もタカラ(コメディ)ジェンヌな一面が健在であることが嬉しくて仕様ないです。

歌より、もっとトークが聞きたかったくらい笑いまくりました(笑)。

そういえば、私が観た日は、客席に小林公平校長先生もいらっしゃってましたね。私、全く宝塚や阪急の関係者じゃないですが、宝塚を存続して下さってありがとうございます!って感謝の言葉を伝えたかったですm(__)m

トート閣下、東京でしか観ることの出来なかったルドルフ、伝説のドラキュラ伯爵、「炎のボレロ」のジェラール…生で観れなかった役を一瞬でも拝見出来、そして懐かしい映像群(一部知らない作品もありましたが…)ありで、大変満足出来たリサイタルでした!

ディナーショーは予算的に手が届きませんが、このようなバウリサイタルまた観たいです!今度はMCの時間を増やして頂いて(笑)

冗談はさておいて、生シメさんにもう一度会いたいです!

関係者の皆さんよろしくお願いしますね!(今回は偶然だったけど、次回はチケット取れないかも知れませんが…(涙)

そうそう、話はまだ続きますが、私このリサイタルを拝見して初めて敗北感を味わいました(涙)

ファンの皆さんの熱気は、拍手で分かります。私、皆さんと手拍子が合わせられなかったんです!

結構多方面の舞台を観させて頂いてますが、シメさんファンの皆さんはやはり若輩の私にも敵わないくらいパワーと熱気がありました!。

拍手で敗北感を味わうなんて…(涙)という不思議な感覚を味わいました。

そりゃ、私みたいに現役最後の五年間しか知らない、しかも当時は雪組のファンでしたからね。そんな、にわかファンの私が入る余地はないと思い知らされたリサイタルでもありました(涙)

それくらい熱いファンの皆さんと一体化出来なかったこの悔しさと敗北感に涙が…(T.T)

ここで学んだこと:宝塚の千秋楽、特にサヨナラ公演は生粋なファンの皆さんが観るべきだと感じました。ミーハーな私は観るべきじゃないのね(涙)

今回のシメさんのリサイタルを生で観たかった(私より)ファン歴の多い方、私よりシメさんをよくご存知の方、本当にゴメンなさいねm(__)m

スカイステージでシメさんのリサイタル「True Love」を見て私を恨んで下さい≡へ(;><)ノ

今日のまとめ:スカイステージ放送のリサイタル、私が観た日の方がイケてた(笑)本当に笑いこけたもん!シメさん、余裕があったし、もっとテンションが高かったよ!


私だけ?青樹泉さん編2

2010-04-06 00:54:53 | TAKARAZUKA
タカラヅカNEWSに青樹さん出てましたね!

いつもは上級生の方がいらして控えめな姿しか拝見したことありませんでしたが、今日は頼もしい先輩の風格がありました(上級生で研ルイスさんがいらしてましたが…)。

仲のいい紅はこべ団でしたね。青樹さんやっぱりいいよ!星条さんと組んだお芝居が観たくなりました!絵面的には、かつての朝海ひかるさんと貴城けいさんのコンビを思いだします。これって私だけ…?

このメンバーで「アンナ・カレーニナ」が観たくなりました!アンナ役は憧花ゆりのさんで。もちろんアレクセイ(?)は青樹さん。アンナの旦那さんは星条さんで。

ポイントは憧花さんがアンナを演じることです。大人のドラマが見せれるというのが売りです。

憧花さんがアンナを演じることで、青樹さんはより一層包容力を身につけないといけないという点で成長に繋がると思うんですよね…。

実現したら絶対観に行きます!

どうでしょうか、歌劇団の皆様?

今日のまとめ:さっき、憧花さんって青樹さんより下級生で間違っていないか調べたら、星条さんと同期だったんですね!しかも、同期には星組の凰稀かなめさん、花組の花野じゅりあさんもいらっしゃるではありませんか!

退団された彩海早矢さん、陽月華さん、城咲あいさん、和涼華さんもいて…めちゃ濃いメンバー( ̄▽ ̄;)

青樹さん、一期下の個性に負けずに頑張って正統派二枚目を貫いてね!

86期生の皆様が正統派じゃないと言っているのではなくて、個性的と申しているだけなので誤解なさらないで下さいねm(__)m

今の宝塚では皆様のようなキャラは大事ですから…≡ヘ(;><)ノ

コメント (2)

虞美人

2010-04-02 22:41:12 | TAKARAZUKA
観てきました。

正直な感想は普通。良くも悪くもなく無難にまとめた感じです。歴史の勉強にはいいです。

項羽と虞美人、劉邦と呂の夫婦の在り方や性格が上手く相違されていて、あなたならどっちのカップルがいいですか?って問い掛けられたようにも思いました。

私の理想は項羽と虞美人ですが、夫が項羽みたいだと…って考えるとどっちも嫌ですね。浮気されるのも嫌だけど、一途に愛されるのもしんどいし…(笑)

あと、いつの世もプロデューサーの手腕でスターやヒット作が生まれるもんだと実感させられた内容でした。

舞台全体を通すと、私的にはスケール感に欠けていたように感じました。

もし、これを植田紳爾先生が演出していたら…と想像すると、宝塚の歴史に残る大作にしてはそれほど大作には感じなかったのが正直な感想です。

これ以上書くと悪口だと誤解されそうなのでやめておきます。

私的には「赤いけしの花」の群舞が1番の見所でしたね。綺麗でした!

真飛さんカッコイイ!声がステキ!迫力ありました!でも、豪腕な武将にしては美形で浮世離れ感が否めなかった。どちらかというと、轟さん向けかなと思いました。あ、また愚痴ってしまった…m(__)m

壮さんもカッコイイ!役のめり張りがお上手でした。

華形さんも、いつの間にか男の子から男になってしまいましたね。エロカッコ良かった!

愛音さんもカッコイイ!スカイステージではオフの姿しか見たことなかったので、改めて男役なんだと実感しました。

未涼さんもイイキャラだった!本当、演技が涼しいね。癒し系だわ。

そしてこの公演で退団される桜乃彩音さんも可憐でした。彼女の透き通った歌声に聞き惚れてしまいました。本当この公演で退団されるなんて残念です(涙)

チケットを取っていたのに、日にちを間違えてしまって生で観ることが出来なかった緑川夫人、今でも悔やまれます(涙)

退団されても今後の活躍期待してますね!

そして、この公演でのMYヒット人物は、呂を演じた花野じゅりあさんです!

個人的に好きなキャラでした。あんなに綺麗なのにね…。だからいいのよね!

意味のないオープンニングだと思っていたのに、結果的にはあの場面があったればこそ、二幕目であの二人(劉邦と呂姫)の未来への過程が想像出来きたし、項羽と虞美人の愛の深さを際立たせる役割になっていたし、ある意味新しい演出でしたね。

↑意味が分からない方は是非ご覧下さい!

いずれにせよ、じゅりあさんで「皇太后ゾフィ」、または「西太后」が見たくなりました。どなたか、じゅりあさんで西太后が見れる作品を作ってくれませんか!?

本当、皆さんのキャラが立っていて存在感もあって、やはり花組のパワーと木村先生の手腕が光っていました。そういった意味では見やすい分かりやすい舞台でした。

実は、花組さんの生の舞台を観るのは春野さんの『エリザベ-ト』以来なんです!

組子の名前もあまり知らないのに、個々の役者さんが際だっていたのはさすが花組ですね。

そして、伝統的な花組の貫禄が損なわれていなかったのが何より嬉しかったです!

次の『麗しのサブリナ』と噂の『EXCITER!!』も楽しみです!

皆さん頑張って下さいね!

今日のまとめ:花野さんで「西太后」お願いします!!想像するだけでもゾクゾクします(>_<)

きっとご本人はやりたくないでしょうが…。