雪組「夢介千両みやげ」「Sensational!」

2022-03-26 23:27:37 | TAKARAZUKA
お芝居、めちゃいいやん!

まさかのまさかのウルッときた!

ということで雪組公演を観てきました。

先に観たヅカメイトさんが面白かった!と言っていましたが、正直半信半疑でしたが、

マジ面白い!というか、めちゃ人情もので泣けてくる。

っていうか、石田先生どないしたんですか???

完全に石田ポイズンがない人情味溢れた脚本だったのでビックリしました!

まるで昨日の三島戯曲の喩え表現のようにオブラートに包んだ表現を使っていて、めちゃくちゃ良かった!

正直、石田先生で日本物かー、大丈夫かーと思いましたが、誰が観ても楽しめる内容になってます。

たまたま隣りの女性ともお話しましたが、これなら誰にでも勧められる!と意見が一致しました。

テンポもいいし、場面転換が多いから退屈しない。しかも自然。ま、ダーイシ色が強い音楽のセンスとミラーボールでしたが、脚本がいいから全然問題なし。まさかの選曲とミラーボールでしたが…。

人情味に溢れていて、「るろうに剣心」の平和主義要素があって、咲きちゃんのお天道様みたいに穢れた心を浄化させる役柄がめちゃくちゃピッタリでした!

冴羽獠を演じただけあって、自然とコメディセンスというより人情味の方が咲ちゃんの動きや仕草から滲み出ていた。

しかも、きわちゃんとのコンビネーションがめちゃくちゃ素晴らしい!

トップコンビなんだけど、典型的な娘役のお慕いしてます系とか、俺について来い!的なコンビではなく、男役娘役の間柄を越えた同士、パートナー、同等の立場といった強い絆を感じるコンビネーションでした。

めちゃくちゃ安心して観れる!阿吽の呼吸で芝居を作れるコンビだと思った。わざわざお互い意見し合って役作りをしているというより、個々が既に独立して役作りをしつつもちゃんと相手を尊重し、呼吸を合わせているのが伝わってきた。

ここまできたら、めちゃくちゃ演りやすい。他の組にはない安定感と安心感を感じる。

次の「蒼穹の昴」以降は、愛憎たっぷりの「仮面のロマネスク」をやってほしい!

それこそ、この2人だからこその新しいヴァルモンとメルトゥイユが生まれる予感がする。「ヴェネツィアの紋章」みたいに。

アーサのボンボンぶりが、これまた素晴らしかった!今までのアーサからは想像できないくらい殻を破っていて、ぶっちゃけ、アーサでも「心中・恋の大和路」を観たくなった!アーサの役作りは、まさに忠兵衛そのものだったよ。

そして、宙組から組替えでお越しになったそら君が、まさしく新しい風を吹き込んできたくらいの、今までの雪組にはないアグレッシブさを感じた。そら君の存在が良い意味で挑発的だった。

男役も娘役も出番も多く、また個性が強く、雪組の組子たちもめちゃくちゃ芝居心がある!他の組に負けるか!くらいの勢いを感じた。

今の雪組は、有望な娘役が豊富でビックリした。あやちゃんだけでなく沢山いることに驚いた。ていうか、あやちゃん似の娘役さんが多いから、声を聞かないと分からない。

そして、ショーは、中村B先生らしく、最初から最後までダンスダンスダンス!踊りまくってる!

この公演で卒業するあやなちゃんに対する愛が凄い!愛に溢れていた。今の雪組が男役も豊富だから、その中で目立つシーンが何個もあるって本人もファンも嬉しいだろね。

お芝居のあやなちゃんは、悪い役だけど改心する役だったから、役作りが単調にならない起伏がある役だから演じ甲斐があると思った。

最後まで男役を堪能して下さい!

ショーも本当に良かった。

お芝居もショーもオススメします!絶対後悔しない作りになってます!

逸翁コンサートVol.85

2022-03-26 22:26:00 | ライヴ
マイマイさん、キンさん、たまちゃんのコンサートに行ってきました。

去年の9月以来のお三人さん、そしてマグノリアホールでした。

今回は、ミュージカルナンバーの数々を披露して下りました。

いつもより曲数が多く、トークが少なかったですが、まさか2時間近くあったとは思えないくらいあっという間で体感時間がとても短かったです。

バラエティー豊かな曲の数々、しかも演目はバラバラなのに、選曲の流れがまさに楽譜の中の音符のようにハーモニーで繋がれていて、マイマイさんの選曲のセンスが素晴らしかったです。

なにより、お三人さん、歌が上手いだけでなく、役の気持ちで歌われているので、これが本当の歌ウマの表現です!と言いたくなった。

技術は二の次だと思うね。歌が下手でも役の気持ちさえがあれば、それがその役の表現になるんですよ。ただ歌だけ上手くてもね…と私は思います。

ですが、マイマイさん、キンさん、たまちゃんのお三人さんは、歌が上手いだけでなく完全に役者さん。曲毎にちゃんと役作りしてアプローチして歌われていたので、同じ表現がない!歌手ではなく、役者さんの歌でした。

だからミュージカルはやめられない!←♪ダンスはやめられない♪(『モーツァルト』より)に引っ掛けてます!藁

たまちゃんの♪僕こそミュージック♪

キンさんの♪あの子はあなたを愛している♪

マイマイさんの♪私だけに♪

がめちゃくちゃ素晴らしかったです!

もちろん他の曲も素晴らしいのですが、特にそのお三人さんが歌われた曲が素晴らしかったです。役そのものでした!

ミーマイとエリザベートは鉄板だとは思いますが、

まさかレミゼより♪ワン・デイ・モア♪をお三人さんで歌われるとは思ってなかったので、かなり聴き応えがありました。

この曲は、レミゼのキャスト総出演の大合唱だけでなく、主要キャスのソロが混じった曲なので、お三人さんがちゃんと歌い分けてそして大合唱に導いていて、迫力が凄まじかったです!マイクいらなかったかも状態でしたね!

エリザベートからは何曲も歌われ、最後に大劇場さながらのパレードで締めくくられ、チョイスが素晴らしかったです。

エリザベートのフィナーレのパレードは、主要キャストが自分の役の唄を歌い継ぐのでめちゃくちゃ聴き応えありますもんね! 

そしてアンコールは、マイマイさんで♪あなたを見つめると♪『スカピンより』を歌って下りました。

前回聴いた時は、♪ひとかけらの勇気♪だったので、違う曲を選曲するあたりがマイマイさんのセンスの良さが窺えます。

♪夢やぶれて♪を歌われるかと思ったら♪ワン・デイ・モア♪だったし、とっても新鮮に聞かせてもらいました。

本当に体感時間が短い、素晴らしいコンサートでした!

次、またお三人さんでコンサートがあるのか告知はありませでしたが、次も是非とも参加したいです!







unrato#8「薔薇と海賊」

2022-03-26 00:34:30 | 舞台
先ず初めに。

劇団様、小池先生様、ちなつ様をトムに選んで頂きありがとうございます!!

ちなつ様が、もりえちゃんの役をやってくれる!もうトムにピッタリ!!

めちゃ嬉しい!!!

めちゃくちゃ楽しみ!チケット取れるか不安だけど…。

おだちんがニック、ま、そうでしょうね。

私が気になる配役は、乳母役です。初演の野添さゆ紀さんことクマちゃんがめちゃくちゃ素晴らしかった!クマちゃんは、カリンチョさんと同期の方です。

乳母は、デイジーより学年が上でないと意味がない。しかもヒロインと長く関わりがないと意味がない。

小池先生は気づいていないかもしれないですが、乳母ヒルダは、風共のマミー、ベルばらの乳母、新源氏物語の王命婦と同様にヒロインや主役を見守る重要な役なんです。ただの乳母じゃないんですよ。なので、私の希望は華蘭ちゃんとなつこ副組長のどちらかを切望します!!


関係ない前置きはさておき、

m(__)m

めちゃくちゃピュアな戯曲やん!?

この戯曲、はるか昔に読んだが記憶にない(汗)

本だけはある。兄妹?の近親相姦の戯曲だと思ったら違った。あの戯曲は、何だったんだろう?

は、いいとして、

改めて、三島由紀夫のピュアさをひしひしと感じる戯曲に驚いた!

今だから分かるこの感覚なので、まだまだ刺々しい若い時に読んでも分かるわけないよ。

ということで、

以前、キリヤンありがとう!と題して書いたブログがよく?読まれていたので、

ほんまにキリヤンにありがとうの気持ちがあるなら、キリヤンの舞台観ろや!と誰かに言われてる気がしてならなかったので、

キリヤンmeets三島由紀夫の舞台を、たまたま大阪でも公演があるということで観てきました。

いやー、ほんまに三島氏が紡ぐ言葉が美しい!喩えの表現が素晴らしい!めちゃくちゃピュアな物語に本当に驚きました。

同じくピュアな野田戯曲と正反対の表現方法なので、その違いも味わいながら観てました。

三島氏も野田さんもどちらも少年のようなピュアなハートで書かれた内容なんだよね。根本的にはね。

野田戯曲には、「贋作・桜の森の満開の下」に代表されるように全くエロさのないピュアさがある。「障子の国のティンカーベル」も「パンドラの鐘」もそうだね。

野田戯曲は、例えるならば、好きな女の子についつい意地悪をする少年のようなピュアさがある。

三島氏の戯曲には、本が大好きな女の子が本の中で空想と妄想の世界で生きているような、ついつい意地悪したくなるような穢れのないピュアさがある。

野田戯曲がSなら、三島戯曲はMみたいな対象的な戯曲。


キリヤン演じる阿里子は、純血純潔を貫いている。本当は娘がいるので純潔ではないが。

一人の男性と一回の交わり(実はレイプ)以降、操を貫いている。その男性は、現在の夫である。20年も夫とは性交渉なく、自分が書くおとぎ話の世界に生きている。

そこに阿里子の本の主人公に感化された白痴の青年・帝一が阿里子に会いにくる。二人に現実と空想が交差する奇妙な関係が生まれる。

なんのこっちゃわけわかめな説明で申し訳ありませんが、

阿里子も帝一も空想の世界でしか生きられないピュアな登場人物。

阿里子は、性の交わりのような穢れたものが嫌い。夫とは一緒に暮らしているが、夫は愛人を家に呼んでやることをやる。阿里子は、いっさい嫉妬もせず2人の関係を認めている。

帝一が来たその日、夫は、自分の弟に阿里子と交わるよう指示していたが、阿里子は相手にしなかった。

夫とその弟は、次第に阿里子に惹かれていく。かつてレイプした阿里子に。

阿里子の娘は、自分の出生の秘密をしており、その上で阿里子の指示どおり阿里子の描く童話の登場人物として振る舞っている。

そして、帝一には帝一を支配する付き人?養父?がいる。

この現実世界でありえなさそうな登場人物が、阿里子と帝一に翻弄される。また
阿里子と帝一も翻弄される。

言葉で起こすとめちゃエログロやん!?と思うかもしれませんが、レイプも性交渉もいっさい台詞には出てきません。 

もちろん、そのようなシーンがないのに、台詞の裏にそのような状況やシーンを想像させる言葉をチョイスしているから三島戯曲の素晴らしさを感じた次第であります。卑猥な言葉はほぼない。そういえば直接的な表現もあったな…。

私みたいな語彙力がない人間が説明すると、そういった直接的な言葉を選ばざるを得ないのです。すみませんm(__)m

現実社会では、阿里子と帝一のようなピュアな人間が生きられる世界はないのかもしれないけども、戯曲や舞台の世界には存在することを三島氏は伝えたかったのではないかと、私は解釈しました。

割腹自殺を図った三島氏の作品とは思えないあまりにもピュアな物語や登場人物。バックグラウンドは決して綺麗なものではないが、穢れたものと対象的なピュアな美しさが言葉から溢れてました。

とっても良かったです!


しかも、キーワードに“月”があり、ラストには満月が!

これは間違いなく導かれたな!(笑)

しかも、スピ要素もあって更にビックリ!めちゃ守護天使やん!?と同時に「人間風車」に通ずるものもあり、

なんといっても、舞台空間が狭いからめちゃ臨場感がありました。ついつい地方巡業公演って集客重視になるから広い空間で上演されることが多いのに、この舞台は、ほぼ東京芸術劇場小ホールと変わらない広さだったと思う。

熊林さんの「パンドラの鐘」もこの広さの劇場で観たかったな…。

演出は、文学座みたいなリアリティーがある舞台セットで始まりますが、第3幕では、アングラ要素もありつつtptの舞台を観ているような洗練された演出をされていて、またunrato公演を関西でやってほしい!

そうそう、unrato公演といえば、キリヤンと知寿さんの「メアリー・スチュアート」や「LULU」を観たかったが、どちらも大阪には来なかったんよね。これを機に大阪で再演してくれると嬉しいです。

キリヤンの和装、めちゃ新鮮かつ普通に似合ってた。役柄は、不思議ちゃんでありつつ、深い闇を抱えており、その落差が素晴らしかった!

帝一を演じた多和田任益くんがめちゃ一昔の浦井氏そっくりでビックリした!

猫背の風体や歩き方、声以外は「宝塚BOYS」や「アルジャーノンに花束を」を演じた浦井氏に瓜二つ!

めちゃくちゃピュアな演技でした。男性俳優でこんなピュアな演技が観れるとは思わなかった。女優さんもしかり、このピュアさは経験を積むことで薄れていくから目の保養になりました。

多和田くんなら「ヘンリー6世」できるよ!

カーテンコールでキリヤンと多和田君が手を繋いではける時のお二人の姿が、お母さんと大きな息子にしか見えなかった。めちゃ和ませてもらいました。

キリヤンと大石継太さん以外は知らない俳優さんばかりでしたが、皆さん声が良かった!よく通る声でした。ぶっちゃけ、声がいいとそれだけで最後まで観れる。

キリヤンのお蔭で、改めて三島戯曲の素晴らしさを再発見できました!

キリヤン、ありがとう!

キリヤンと知寿さんの「メアリー・スチュアート」再演希望!「LULU」も希望!















花組「TOP HAT」

2022-03-23 01:11:33 | TAKARAZUKA
舞台機構の点検で舞台が一時中断というハプニングをネタにして、アドリブで場を盛り上げる組子たちが実にアッパレじゃ!

正直、舞台が中断するまでは、間が悪かった。花組でなかったら1幕で帰ったかもしれない。

ぶっちゃけ書いて申し訳ないですが、特にレイ君の間がイマイチだった。あの素晴らしいエリオを演じたレイ君らしからぬ役作りにも思え、これが二日落ちか〜と思いながら観てました。歌も技術で歌おうとしていたので、なんだかな~と思った。

が!

舞台が一時中断し再開してからは組子たちが観客を和ませようとしたり、場の空気を変えようとしているのが伝わり、いい意味で場が締まった。間の悪さは感じなくなった。

レイ君を囲む組子達が更にパワーアップしたキャラ立ちで、本当に個性的で楽しかった!

オリジナルの映画版もマー君の宙組公演も観ていないから、私の勝手な想像ですが、レイ君の役作りは、映画を踏襲している感を感じなかった。レイ君に降りてきたインスピレーションで演じているように思えてならなかった。

おそらく、映画もマー君ももっとコメディよりの役作りをしていたのでは?と推察。

レイ君の役作りは、どちらかというと、それこそエリオに近いイメージだった。堅ぶつで生真面目で斜に構えた感じ。なので、なぜまどかちゃん演じるディルに一目惚れしたのかイマイチ伝わって来なかった。

ディルに出会って雷が落ちたなら(恋するの意味)、もっと内面からハッピーになるというか明るくなると思うんよね。レイ君はずっと斜に構えたジェリーだった。

が!

舞台が再開してからは、斜に構えたジェリーも違和感を感じなくなった。根本的に意思表示が下手な人物だと解釈しました。ダンサーなのにね。あ、レイ君がじゃなくてジェリーがね。(汗)


決してレイ君をディスっているわけじゃないのですが、レイ君らしからぬ役作りやなーと思って見てたけど、結果的には悪くなかったと言いたかっただけなのであしからず。

レイ君があまりにもクールだった分、レイ君を取り巻く登場人物のキャラがめちゃ濃かった!

マイティー、まどかちゃん、くりすちゃん、帆純くん、そしてマユポン!

レイ君、マイティ、マユポンの9695期の並びがめちゃ新鮮!

マイティもマユポンもコメディセンスが素晴らしかった!

マイティは、前回めちゃエロスの塊の悪役を好演していただけにそのギャップが良かった!

マユポンは、始終無表情なのに台詞や動作だけで笑わせられる芸達者ぶりに改めて脱帽もんでした。

っていうか、マユポンでバトラー が見たい!絶対絶対見たい!!

まどかちゃんは、見た目は幼くても声が大人びているのでその声にあった役作りでしたね。レイ君との相性の良さを改めて感じた。

くりすちゃんも帆純くんも自分の役割をよく分かっていて、役作りだけでなく見せ方も上手かった!くりすちゃんは2幕から本領発揮でしたが、2人とも個性炸裂でした!

何度も書いて申し訳ないですが、レイ君がクールであればあるほど、周りの個性が際立ってた。

ダンスシーンというかタップも素晴らしかったが、なにより、レイまどのデュエダンがめちゃくちゃ良かった!リフトが美しかった!抱き抱えているというより、まどかちゃんというドレスを回しているような軽やかさとエレガントさがあった。意味不明な表現ですみません。

実は、あと一回観る予定にしているのでどう変化しているのか楽しみにしてます。




GUNDAM SONG COVERS 3

2022-03-14 15:50:24 | 日記
♪ターンA ターン♪

マジ鳥肌もの!!!ウー、泣けてくるー!

オリジナルを踏襲したアレンジ、2番の歌詞を歌う森口さんの魂の歌声、マジ心が震える!

ということで、ガンダムソングシリーズ最終章のアルバムを購入し、絶賛ヘビロテ中です。

PVで♪翔べ! ガンダム♪を観た瞬間に、絶対アルバムを買おうと決めました。

ぶっちゃけ、選曲は、

アルバム3より2。2より1なんですが、

アレンジは、1より2。2より圧倒的に3です!

アレンジが本当に素晴らしい!!

アルバム3に関しては、10曲中(ボーナストラック除く)5曲も全く知らない思い入れもない曲なのに、めちゃくちゃクオリティが高い!

これガンダムソングなの?と聞きたくなるくらい芸術性が高い!

アレンジに限らず、森口さんの歌声、参加アーティストさんたちのコーラスや演奏が、さらにアルバムの完成度をあげていてビックリ!

5曲も知らない曲やで。思い入れないんやで。なのに聴き心地抜群!

森口さんの、曲ごとに歌い方や気持ちの込め方を変えていて、シンガーアクトレスの域に達していると言っても過言でない!皆さん、必聴!!


もうさ、

なんてたって、めちゃくちゃ懐メロソング的な♪翔べ! ガンダム♪が!

ジャズアレンジでめちゃくちゃオシャレソングに生まれ変わってる!

めちゃカッコいい!アレンジセンスが素晴らしい!

♪BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~ ♪

まさかの TM NETWORKによる再アレンジとコーラスに、「逆襲のシャア」のオリジナル曲とチェンジしても全然違和感ないと思った。

というか、聴きながらシーン映像がフラッシュバックされまくりだった。それくらい映画の世界観がこの一曲に込められている証拠やね!めちゃいい!

オリジナルはやしきたかじんの♪砂の十字架♪なんて、ぶっちゃけ書いて申し訳ないですが、オリジナルより好き!

たかじんさん、ごめんなさい!m(__)m

それくらい、森口さんの歌詞と歌に込めた想いがオリジナルより溢れまくって証拠です!

♪ビギニング / with VOJA♪なんて、オリジナルのアレンジが創り出す世界観をちゃんと残したアレンジになっていて、めちゃくちゃ良い!

「めぐりあい宇宙」の世界観が全く崩されていない、しかも更に宇宙の広がりを感じる世界観にアレンジされていて、めっちゃセンスがいい!

そして、

♪ターンA ターン / with 神永大輔 (和楽器バンド) ♪

がマジ泣ける!

YouTubeの特番で森口さんが仰っていたように、西城秀樹さんの魂が乗り移ったような2番。

オリジナルを踏襲してるアレンジだし、なんてたって尺八の音色がまた堪らん!

マジ、最高!!カッコ良すぎ!

アルバム1に関しては、正直、アレンジしすぎてオリジナルの世界観が薄れてしまってる感がありましたが、m(__)m

3は、全く文句なし!オリジナルの世界観がめちゃくちゃ生きたアレンジ。

このアルバム3、まじオススメ!

そしてそして、ボーナストラックの

♪「機動戦士Ζガンダム」メドレー (Ζ・刻をこえて~水の星へ愛をこめて) / with 鮎川麻弥♪

めちゃくちゃオリジナルのまんま!!アレンジも歌声も!

っていうか、まさかのオリジナルを超えたよクオリティの高い表現力に驚いた!

鮎川さんも森口さんも何十年もm(__)m

時を経ているのに、魂があの頃のまんま!全く老けてない!アルバム1と全然違う!

個人的には、♪水の〜♪の間奏の風船が床を弾むような、♫ポポン,ポポン,ポポン,ポポン…♫の音がオリジナルと同じでめちゃくちゃお気に入りなのでめちゃくちゃ嬉しかった!

必聴です!!


「ガンダム G のレコンギスタ」「機動戦士V ガンダム」「機動戦士ガンダムSEED」も観たことないのでオリジナルは知りませんが、

めちゃくちゃ良い!

押尾コータローさんのギター、SALT&SUGARさんのコーラスとピアノ、寺井尚子のバイオリン、オーイシマサヨシさんの歌声、VOJAさんのコーラス、もちろん、TM NETWORKも神永大輔さんも、参加アーティストさんのこのアルバムや曲は森口さんに対する想いが伝わってきます。

そして、天国の秀樹さんや井上大輔さん、やしきたかじんさんも間違いなく喜んでいるはず!




これで、アルバムシリーズ終わってしまうのは勿体ない!!

こんなに完成度が高いなら、間違いなく番外編があることでしょう!

楽しみにしてます!!



収録曲リストを勝手に載せます。

知ってる曲があったら是非チェックしてみてくたざい!

1.翔べ! ガンダム (「機動戦士ガンダム」オープニングテーマ)
2.G の閃光 / with 押尾コータロー (「ガンダム G のレコンギスタ」エンディングテーマ)
3.BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~ / with TM NETWORK (「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」主題歌)
4.いくつもの愛をかさねて / with SALT&SUGAR (「機動戦士V ガンダム」挿入歌)
5.砂の十字架 (「機動戦士ガンダム」主題歌)
6.STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ・ザ・ヴィクトリー~ / with オーイシマサヨシ (「機動戦士V ガンダム」オープニングテーマ)
7.RIVER / with 寺井尚子 (「機動戦士ガンダムSEED」エンディングテーマ)
8.Meteor (「機動戦士ガンダムSEED」挿入歌)
9.ターンA ターン / with 神永大輔 (和楽器バンド) (「∀ガンダム」オープニングテーマ)
10.ビギニング / with VOJA (「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」主題歌)
[BONUS TRACK]
「機動戦士Ζガンダム」メドレー (Ζ・刻をこえて~水の星へ愛をこめて) / with 鮎川麻弥