今年のまとめ

2020-12-31 21:56:34 | 日記
なんか1年があっという間!

後数時間で新年を迎えます。

本当はね、まとめとして書きたいことがあったはずなのに、数日前から言葉が全く降りてこない。いつもならバカみたいに書きまくるのにね(汗)

ホントのホント、全然言葉が降りてこない!

でも一言。

この1年、大変お世話になりました。

いつも読んで下さってる方、たまたま出会った方、誰が読んでいるのかサッパリ分かりませんが、訪問して下さった方皆さん、

ありがとうございました!!!

いつもいつも誤字脱字、文章能力の無さを露呈しつつも訪問して下さった方、数行でドロップアウトされた方も多々いらっしゃるかと思いますが、本当に感謝です!

来年も、成長することなく(笑)継続して書いていきます!

コロナが収束する気配は一向に見えてきませんが、くれぐれもお身体に気を付けてお過ごし下さい。

そして、新年をお迎え下さいませ。

来年こそ、コロナが収束し、再び穏やかな日常が戻ることを願って。

皆さんに、小さなハッピーがてんこ盛りで舞い込んでくることを祈ってます!

良いお年を!


「日本振袖始」

2020-12-26 13:06:00 | 古典芸能
玉三郎さん、上演して下さり感謝感謝です!

とてもとても素晴らしかったです!!!

ケレン味たっぷりの素晴らしい作品でした!最高の演出です!!!

数々のお美しいお姫様や傾城を演じられた玉三郎さんの八岐大蛇。なにより化粧が最高!

NHKで「信濃路紅葉鬼揃」を観た時からずっと玉三郎さんの鬼の化粧を観たかったので、念願の念願の、同じ系統の「日本振袖始」を生で拝見出来て感動でございます!

綺麗な着物を着ているのに玉三郎さんが演じると妖怪の体の一部にしか見えない!お化粧も抜かりなし!

歩き方もまさに妖怪!後ろを向いて歩く時の、袴が左右に揺れ具合がまさに妖怪!失礼な言い方ですが、欧米人の大きなお尻が歩くとお肉が揺れる感じが最高!玉三郎さんの歩き方には、そんな愛嬌にも似た、人間の領域を超えたような表現がされていて、もう素晴らしい!としか言いようがないです。

もちろん、大酒を飲んで酔っ払った表現もされていているんですが、一瞬老婆のような動きもあり、ワタクシのイマジネーションを掻き立てる素晴らしい表現でございました!

まさしく、姫川亜弓のように、努力と経験の中で培われた表現力だと思います。

玉三郎さん、凄すぎます!!!

この作品、歌舞伎がお好きな方には、ケレン味しかない中身がない作品だと言われるかもしれませんが、

これも歌舞伎の演目なんですよ。宝塚でいうとこのショーです。

視覚で楽しませることも大事だと思います。

鬼揃も振袖始も、玉三郎さんじゃないと正直面白くないです。菊之助丈でも観たいですが、番付に掲載された写真を見る限りでは、妖怪になりきってないように見受けられました。

が、菊之助丈の素戔嗚尊は、なかなかなイケメンぶりでした。菊之助丈で立役はあまり見る機会がないですが、お姫様は綺麗ですが、立役もなかなかでした。ぶっちゃけ、立役でも女形でも菊之助丈じゃないと出せない色気があるのは最大の武器だと思う。

ぶっちゃけのぶっちゃけ、筋肉隆々の海老蔵や勘九郎さんが女形をやってもやはり男にしか見えないんよね。菊之助丈は筋肉隆々じゃないからこそ出せる色気がある。七之助丈も立役をやることがありますが、残念ながら立役だと細い。ま、個人的には七之助丈には女形を極めて欲しい。

菊之助丈の素戔嗚尊は、とてもカッコ良かったです!

で、ビックリしたのが、稲田姫の中村梅枝君が玉三郎さんだと思ったくらい似てた!ぶっちゃけ、玉三郎さんが花道から現れたと思った。それくらい似てた!というか、それくらい色気があったということ!女形はやはり美しさより色気の方が大事だと思う。もちろん、立役も。仁左衛門さんの色気は、あの年齢でも維持できているのは本当に凄い!

児太郎君の色気にもビックリしたけど、梅枝君も負けてない!お二人の阿古屋、いつか関西でもやって欲しい!

玉三郎さんの「日本振袖始」、本当に最高でした!本当にありがとうございました!

できれば、いつか、いつか、玉三郎さんで「信濃路紅葉鬼揃」が観たいです!













3回目 Part2

2020-12-17 00:58:27 | ニコール・キッドマン
大阪は明日までなので、「ザ・プロム」を最後にもう1回観てきました!

追いスワンならぬ追いプラム。超どハマリしてもうた!

宝塚もそうだし、外部の舞台もそうだけど、映画でも3回も観るなんて!

どんなけ暇やねん!?

(笑)

いやいやいやいや、

見どころ聴きどころがいっぱいだから飽きないんよ!

近々サントラが販売されますが、待ってられないのでレコチョクで購入しました。

密林では、サントラのアナログ盤が予約可能なので、CDじゃなくコチラを予約しました。レコードプレイヤー持ってませんが…。

それにしても、何度観ても泣ける!

笑いと涙が交互にやってくるから集中が途切れない!見せ方が上手い!

3回も観ると、役者さんの演技がもはや演技でなく素。もしくは役の自分で反応しているのが分かる。

台詞も、言い出しも、実は演出を超えてその場の雰囲気でやってるのではないかと思うような動きが多々見受けられる。

っていうか、これってNGじゃないの??っていう動きや表情があった。ニコール、ケリー・ワシントン、そしてメンズのダンスシーンにて。それも含めて飽きずに観れる!

もちろん、ダンスシーンや歌は演出、プラン通りじゃないと怪我しまくる。ハイクオリティのダンスシーンと歌です!

そうそう、ジェームス・コーデンが、めちゃくちゃピュアな表情をしていて、最近見ないピュアさなので尚惹きつけられる。エンドロールの歌がマジ素晴らしい!声だけだと、まじイケボ!(笑)

もちろん、ニコールも素晴らしいし、メリルなんて何度観ても最高!

メリルのコメディエンヌぶりは、マジ最高!過去では、「シーデビル」「永遠に美しく」が代表されますが、トップ女優なのに、コメディーでも手を抜かない!最高という言葉しか出てこない!

コロナ禍で外出自粛要請が出されているのでこんなこと書くのは非常に憚れますが、機会があれば是非映画館でご覧下さい!

東京ではまだまだ観れるのかもしれませんが、大阪は明日までです!

老若男女が楽しめるミュージカル映画です!

実は今日は、研修があり大阪に来てました。研修は17時までだったので、20時15分上映開始に余裕で間に合う。まるで私に観ろと言わんばかりに(笑)

で20時まで時間があったのでドイツ映画の「100日間のシンプルライフ」観ました。

ドイツ映画といえば、どうしてもヒトラー、ゲーテなどの歴史的人物やナチス絡みを題材にした作品ばかりが日本で上映されますが、本作は珍しく現代モノでした。現在のベルリンの風景を堪能できました。

物語的にはまあまあでした(笑)





3回目

2020-12-12 20:51:55 | ミュージカル
宙組と「NINE」を続けて観てきました!

どちらも3回目。

これを書くには複雑な心境でございますが、潤花、トップ内定おめでとうございます!

まさか、まどかちゃんが専科に異動してその後任という、後味がとっても悪い人事でございますが、潤花のトップは前々から望んでおりましたので、形はどうあれ、トップ内定おめでとう!

本心はめっちゃ大喜びしたいんよ。でもね、まかまどファンの気持ちを思うと素直に喜べないのも正直なところ。潤花には、更に鍛錬し、試練を乗り越え、逆境を跳ね返して貰いたい!頑張れ、潤花!

ということで、まかまどコンビの大劇場公演が最後なので急遽チケットを手配して観てきました。

今日のまどかちゃんは、噂に影響されてか、ありとあらゆる動きがエリザベートに見えて仕方なかった。綱渡りしてるようにも見えるし、今にも♪私だけに♪を歌い出しそうな状況があったり、フランツを拒絶するシーンとダブって見えたり。

エリザベートをするしないにせよ、どこかの組でトップになるのは間違いないと思うので、専科+アフターでの活躍を陰から応援してます!

そして、宙組を観てから3回目の「NINE」を観てきました。←どんなけ好きやねん!?

かなり好き!(笑)
 
当初2回の観劇予定でしたが、どうしても1階席から舞台セットを観たかったのでS席で観ました。

やはり、3階席と1階席では、視覚的にも聴覚的にも全く印象が異なる。

3階席だと間延びするシーンも、1階だと違和感なし。むしろ、迫力を感じる。しかも、役者さんが肉眼で見えるのでついついミーハー気分で観てしまう(笑)

で、実は3回とも子役君が熊谷君でした。偶然にも。今日の熊谷君はラストだったのか1回目と同じくらい良かった!ラストは君に泣かされた。

実は2回目は、あまり良くなかったのであえて感想は書きませんでしたが、

3回目は、1階席なのでより良かったです!

この作品って、典型的な男尊女卑要素が強いので、今ひとつ女性受けしないのかなと推察しますが、

1人の人間が失敗から学びを得る物語だと思えば、男女関係ないかと思います。

てなわけで、DVD予約しました!

私にとって「NINE」は、ニコールが出演した映画作品だからの理由だけではなく、私の人生のエポックとなる作品で思い入れが強いので、これは買わないとね!

そうそう、客席に演出家の藤田さんがいらっしゃってました。

ぶっちゃけ、万人受けするミュージカル作品ではないのに、上演して頂き感謝感謝でございます!

本当にありがとうございました!

明日は、大千秋楽。皆さんラスト1回をエンジョイして下さい!


星組「シラノ・ド・べルジュラック」

2020-12-11 21:46:11 | TAKARAZUKA
久々にトドちゃん主演作、かつ星組ドラマシティ組の公演を観てきました!

それにしてもトドちゃん、若い!

全く下級生と学年差を感じさせない美しさにアッパレとしか言いようがない!

学生時代に読んだきりのシラノ。古典独特の場面ごとにぶつ切りされた戯曲と違って、ちゃんと流れるようにシーンを繋ぎ合わされていて

登場人物も増やしてコメディー要素も足して非常に見やすい作品に仕上がっていたと思います。さすが、大野先生!

最近このテーマからめっきり遠のいてしまっていた真実の愛の物語。宝塚らしくてとっても良かった!


ひと昔では、男役が髭をつけるか否かで論争があったことを考えると、主役が付け鼻で登場するなんて、ええ時代になったわ!っていうか、キリヤンの野獣の方が問題ありだと思います!←だれが知る?藁

は、いいとして、

文武両道だけど鼻にコンプレックスを持ったシラノ。付け鼻を付けてもイケメンのトドちゃん。

乱暴者で、時にはお茶目で、だけどガラスのハートを持った憎めないシラノ。愛嬌たっぷりに演じられていて素晴らしかったです!トドちゃんのコメディアンぶりは、非常に新鮮でした。ポスターの衣装もカッコ良かった!

本心は隠していたけど、最後の最後まで自分の気持ちに正直で、ロクサーヌへの愛情はだだ漏れだったシラノ。ラストシーンは、最高にカッコ良かった!トドちゃん最高!

小桜ほのかちゃん、めちゃ上手い!

恋に盲目な乙女が真実の愛に気付く過程を見事に演じられてました!

表現力がきーちゃんに似ていて将来が非常に楽しみな娘役さんです!トップのオーラありました!

クリスチャン役のせおっち。キラキラしまくり!藁

スターは、これくらいキラキラしないとダメだよ!
戯曲のクリスチャンはダメ男のイメージが強いですが、大野先生が描くクリスチャンは、人間的には決してダメ男でない。それがせおっちにとってもピッタリだった!作品全体を通しても悪い印象はない。

愛嬌のあるシラノと対象的な二枚目のクリスチャンだったし、ほのかちゃんのロクサーヌが逆に盲信的な乙女な役作りに徹していたのでそれが功を奏したと思います。だから、14年後のロクサーヌは非常に素晴らしかった!

個人的には、朝水りょう君がめちゃ惹きつけられるものがありました。96期か…。もっと若い学年だと思った。新公主演なかったのか。実にもったいない!

これで、こっちゃん率いる梅芸組、専科のトドちゃんとせおっち率いるドラマシティ組の両方を観させてもらって、今の新生星組の組子たち全員を拝見出来たわけですが、ロミジュリが楽しみ!チケットが取れたらの話ですが…。