「レ・ミゼラブル」

2012-12-31 01:19:06 | 映画
とうとう観てきました。

感想を書くということは、悪くなかったです。

ぶっちゃけ、めちゃくちゃ良くはなかったです。それは嫌な予感的中だったからです。コゼットが成長してからは良かったです。感動はしてませんが、泣けました。意味不明な発言でごめんなさい。

ラストの演出が良かった。ジャン・バルジャンが死ぬシーン。唯一、舞台版で違和感を感じていたシーンだったので、映画では登場してなかったのが良かったです。本来そうあるべきでしょう???こんなこと書いたらなんですが、私には勘三郎さんと森光子さんに見えました。気を悪くされたらごめんなさい。

感想レビューを読んだ時に、たまたまメイキングを見た時に感じた違和感をそのまま書かれている方がいて、嫌な予感がしたんですが、そこは的中でしたね。はい、それはカメラワークです。

前半は、もう映像酔いしそうでした。大スクリーンでひたすらどアップ。たまにカメラ揺れ。立ち上がりそうになりました。あれは辛かったな。しかも感情移入できないときたらもう観る価値ないやん…と思いながら観てましたね。予告では泣けたファティーヌのシーンですらカメラワークで全く感情移入できず…。なんかね、映画「大人のけんか」を観た時と同じ印象を受けた。カット割が感情を妨げるというか、なんせ音楽の力ですら私を制ることは出来なかったからね。あのどアップはアカン。

全体的には、リーアム・ニーソン主演の映画版の方が良かったですね。こっちの方がピュアに泣けたし感動しました。ただジャベールの自殺のシーンだけアウトでしたが…。

今回のトム・フーバー監督版は、前半に関して言うならば、キャラ的にヒューとラッセル逆じゃないかい?と思いましたが、後半は違和感なかったです。ラッセルが本当にいい演技してた!ラッセルがジャン・バルジャンでも問題なかったと思う。ヒューはやはり、後半が真骨頂でした。

映像的なことも含め、前半は、何がしたいん?と訊きたいくらい私にはダメでした。大クレームがきそうですが、コルムの司教もアウトでした。舞台版の初演への敬意は分かりますが、役作りに超違和感を感じてしまいました。あの不必要な笑顔はいらんわ。あそこはマリア様の微笑みか悟りの顔やろ…と思ってしまいましたm(__)m

コゼットが成長してからのシーンからは、本来の“レ・ミゼラブル”のテーマに迫っていたので、本当に良かったです。映像で泣くというより、日本語訳の言葉で泣かされた感が大きいです。

サブタイトルにあるように、愛とは“生きる力”でもあり、“生かす力”でもあると思うので、生かされた命を本当に無駄にしてはいけないと思います。

ストーリー的には、舞台版と微妙に違っていたり、私が好きな曲がなかったりと、残念な部分もありましたが、カメラワーク以外に関してはストーリー的には筋が通っていたから、舞台版を知っている人も知らない人も問題ないと思います。

でも、ぶっちゃけ書くとやはり、ロンドンで観た時の感動には劣ります。しつこいですが、ロンドンで観た時の感動、泣くシーンでないのに泣けてくる音楽の力、言葉が分からなくても伝わってくる魂の叫び、あの感動は一生の宝物ですね。あれを越える感動をもう一度味わいたいです。

今日のまとめ:映画の感想が書けて良かったです。

今年最後のまとめ:いつも読んで下さっているのか、たまたま検索で引っ掛かって読まれているのかは分かりませんが、読んで下さった皆様ありがとうございました。

誰かの役に立つ内容をと一応心掛けつつも、結局自己満足で書いているBlogですが、訳の分からない文章を読んで下さって本当にありがとうございました。

今年も今日で終わりです。有難いのか悲しいのか、私は大晦日も元旦も仕事です。何度も書きますが、仕事があるから観劇や鑑賞ができるわけなので、本当に仕事があることの有難さを痛感してますし、その仕事を続けていくための癒しの空間(劇場)があることに本当に感謝してます。

今年は宝塚に限らず、その他の舞台作品では、蜷川さんや、野田さんの作品、宮沢りえさん、しのぶさん、藤原君、海老蔵、玉三郎さん、鈴木ほのかさん、ウィーン・エリザベート版など(←海老蔵だけ呼び捨てかよ!?今さら海老蔵君とは書けませんm(__)m)、懐かしい方たちの舞台を拝見できて、まさに再会の年でもありました。

昔と劣らない皆さんの活躍ぶりというか、バイタリティに感動してます。特に蜷川さん。美輪さんと同い年なんですよね。お二人とも、とてもお年寄りとかご老体なんて言葉が似合わないくらいのエネルギッシュさに驚いてます。来年もまたお二人の作品を観る予定にしているので非常に楽しみです。

来年は、月組「ベルばら」、ケラver.と蜷川ver.の「祈りと怪物」、劇団☆新感線、ウタコさんの「ミーマイ」が待ってます。ミリオの三役、超久々のノンちゃん、女優のすみ花、そして、浦井君のまさかのシャルル(笑)不安と楽しみが入り乱れておりますが、来年は今年ほど観劇回数はないと思いますが、「エリザ・ガラコン」並みのアドレナリンが出まくるような作品に出会えることを楽しみにしてます。

それでは、皆様、よいお年を!来年もまた皆様にとって幸多き一年になりますことを心よりお祈り申し上げます。

またね!(しのぶさん風に)いちびって真似てみました(笑)m(__)m


続き…

2012-12-28 02:04:35 | 日記
オリジナルは松田聖子さんなんですが、もちろんオリジナルに越したことはないんですが、なんせあまり聖子さんの曲は好きでないので…。あ、聖子さんのあの明るい人間性は好きです(汗)

曲検索してた時に、偶然明菜さんの「Days」のカップリングに明菜さんver.の♪瑠璃色の地球♪が入っているのを知って…、でも凄く悩みました。確かに昔は明菜さんのファンでしたが、あの出来事以来私はファンをやめました。復帰されてからも明菜さんがジンクスだったときがあって、何か悪いことが起きるんじゃないかと怖かった時があったので、ずっと避けてました。とかいいながら、ドラマは見てたな。「素顔のままで」はメチャ泣いた。「冷たい月」怖かったね~。あ、「プリマダム」黒木瞳さんと共演だったね。そうそう、明菜さんの演技好きだった(笑)

で、♪瑠璃色~♪は、聖子さんで欲しいけどアルバムはいらないし、マキシシングルだけど明菜さんだしな…と悩んでいたとき、明菜さんの♪Days♪の歌詞を検索した時に購入即決しました。

この♪Days♪、明菜さんの作詞なんですが、ズバリ泣きました。このシングル、もう一曲♪華♪という曲もあるんですが、これは明菜さんの作詞ではないんですが、この3曲、まるで私に買え!と言わんばかりの内容なんですよね。

ズバリ、テーマは“本当の愛”!

マジ、♪Days♪はやられたな。めちゃ気持ちが伝わる!涙が出ました。

もちろん、明菜さんがこのBlogを読むことはないと思いますが、気持ちは届くと信じて、今、休養中の明菜さんにメッセージを書きます!

負けるな、自分に!!!
あの♪Days♪の歌詞が真実ならファンの前に戻ってこい!!!

体力がないなら、せめて作詞家として復帰して欲しい!

私は明菜さんに一つだけ感謝することがあります。

小学生の頃、明菜さんの♪DESIRE♪に出会い明菜さんのファンになりました。あの出来事までずっとあなたのファンでした。

この♪DESIRE♪の英語の歌詞の意味を知りたい!と思ったことがきっかけで、親か兄貴に英語の辞書の引き方を教わり、それからずっと明菜さんの曲の英語の歌詞を自分で調べるようになり、その甲斐あって中学校に入ってからは英語だけが成績がよくなりました。

で、中学校の時からの夢が英語の先生になることでした。が、残念ながらその夢は叶いませんでしたが、語学が好きになって世界が広がりました。間違いなく明菜さんがきっかけです。感謝してます。そして頭が悪い私が英語だけでも成績が良かったこと、まさか公立の高校に入れるなんて!と親も感謝してたことも今思い出しました。

あの時明菜さんの曲に出会ってなかったら、ロンドンに行くこともなかったでしょう。一人でヨーロッパを周る勇気もなかったでしょう。

確かに、あの出来事の時はショックでした。明菜さんだけのせいではないのは分かっているけど、私の心は完全に折れてしまいました。でも、あの出来事が皮肉なことに宝塚にはまるきっかけになってしまったのも真実です。

あれから何十年経ち、半分だけの大人の真似ごともする必要がなくなった今だからこそ思うこと…、

全て過去。昨日も二十うん年前も同じ過去。でも、その過去の経験が大人にしてくれたし、本当の愛を学ぶことに導いてくれたのは確かでしょう?どんな勉強よりも大事なことだと私は思うし、明菜さんも思ってるはず。

しのぶさんのラジオが♪瑠璃色の地球♪を導き、その♪瑠璃色の地球♪が明菜さんへと導き、そして明菜さんのことをずっと封印してきた過去の私へと導いてくれた。正直、今、明菜さんに感謝の言葉を述べているのが不思議でなりません。

でもね、今ならわかる、あの時の明菜さんの一途な愛。誰よりも1番愛していたのはあなたでしたね。レコード大賞の時のあの喜び今でも忘れられません。でも、あの経験が過去にあったればこそのあの“Days”の歌詞だと思うんですよ。

今何で体調不良なのかは分かりません。ひょっとしたら私と同じなのかもしれませんが、何度も書きます、

自分に負けるな!!!


と言いたい。過去の明菜さんに出会えたことに感謝します。そして復帰されたら、その勇気にもっと感謝します。

そうそう、親父と行った最初で最後のコンサートも明菜さんでした。皆スタンディングしてたのに親父はずっと座ってましたけど。小さい頃の今は亡き親父との懐かしい思い出です。思い出させてくれてありがとう!

今日のまとめ:ずっと考えているんですが、なぜ、あんなに嫌いだった宝塚にはまったんだろう…?

明菜さんがきっかけといえども、なぜ「ベルばら」に?確かに平成初演の雪組の「ベルばら」が今でも1番だと思ってます。でも…。

まあね、あの「ベルばら」がなければ、シメさんとの再会に感動する私もいなかったはず…。

自分でも分からない自分の謎…。自分でも自己分析できん!マジ不思議でならん…。なんや、この導線は…?

そもそも、なぜ♪DESIRE♪にはまったのか…?それを分析せなアカンな…。

追記:実は、これが本題です。今年は本当に不思議なことに、自分に似たような人が多いな~、自分だけじゃないんだということに驚いてます。

ただ言えることは、人間はやはり生まれてきた理由があるなと思いました。直接会ってないけど、出会いって本当に不思議です。出会いって、無意識に自分に必要な人を求めてるのかもしれませんね。引力の法則で、似た者や、越えないといけない天敵、そして憧れの人物に出会うことで自分磨きをしていくんだと思います。偉そうに書いてますが、私もまだまだ甘えたです。誰かのこと言ってられません。まだまだ学ぶことたくさんあります。それだけ課題があるということです。今もこれからも自分を知る
ことが大事だと思ってます。


今年のまとめ

2012-12-28 01:53:54 | 日記
本当は、「レ・ミゼラブル」を観た後に書こうと思ったのですが、感想レビューを読んだ時に嫌な予感がしたので、先に今年のまとめを書こうと思いました。

映画が面白かったら感想UPしますが、そうでなければ…。

今回はたくさん書きたいことがあるので分割します。今日は日常編です。←意味分からん。

あ、訳が分からない文章だし、皆さんにはほとんど興味がないであろう内容なので遠慮なしにスルーして下さい。いつも通り、私の記録なので…。

今年は、仕事、プライベートは平穏な日々を過ごさせて頂き、ありふれた日常がこれほど有難いことはないと思うくらい感謝でいっぱいです。いろんな方のフォローなお蔭で、ホント守られてるわ~と実感する1年でした。私に関わってくれた全ての方に感謝です。来年は私が守れる側になれるよう努めたいと思います。

ホント仕事あっての観劇や鑑賞なので、仕事があるって本当幸せです。孤独には耐えられるけど、仕事がないのはマジ耐えられんからね。仕事がなくて死ぬしかないと思い詰めていた時期もあったので、どんなに安い給料でも辛い仕事でも仕事があるってホント幸せなことです。

この前、若い人の離職率がニュースになっていましたが、親がいる時はいいけど、いなかったら大変やで。仕事は辛くて大変なもんやねん。確かに思い描いていた内容ではなかったかもしれないけど、石の上にも三年、最低三年働かないと次の職場での信用が欠けるで。新入社員にも言ってることやけど、この世の中、大半は信用でなりなっているといっても過言ではないので、どんな仕事でも、命に関わる仕事でない限り、三年は頑張って欲しいな。楽して高級取りなんてそんな仕事ごく僅かやで。どんな仕事も一長一短あると思うので、社会勉強のために続けられる工夫をして欲しいです。未来の社会人よ、ファイト!!!

今年はつくづく感じましたが、毎月毎月ほとんど観劇のために希望休を取っているんですが、その休みのために仕事を頑張れる。仕事があるから観劇できるわけだし、楽しみにしているお芝居があるから今日の仕事を無事終わらせないといけないわけじゃん。うつつを抜かすと失敗することがあるから、気を引き締めて仕事をしないと観劇が楽しめなくなるやん。そんなの絶対嫌やから、仕事とプライベートは分けろ!と危険そうな子には言ってる。特に女の子。恋愛が上手くいってないと仕事に影響を及ぼす率が高い。ほんま困ったもんや。恋愛中ならまだいいけど、これが夫婦間だともっと質が悪い。恋人同士なら、そんな奴さっさと別れろ!って言えるけど、夫婦間だと簡単に別れろ!とは言えないやん。上手くいくように考えなあかんこっちも大変なんやから!と言いたいけど言えない…(笑)
同じ過ちを犯すな!何度も同じことをして怒られるな!と言っても分からない奴。お願いやから学んで!

昔の私がそうだったから、昔の自分を見ているようでイラッとくる(笑)ちゃんと実体験を語って説明してるのに…。人間、2パターンいるね。いや3パターンか…。人の振り見てわが振り返られる人間と、痛い目にあって身に付けていくタイプ。そして何度も繰り返すタイプ。

人生って不思議…。どうしてこうも似たような人間が集まるのか…?ホント、縁って不思議だね…。

と、いうことで最近の愚痴を書いたとこで、

今年を代表するMyソング。ここ数年の恒例になっていますが、今年はギリギリまで見つかりませんでした。同じような歌詞が多くて…。

で、たまたまテレビをつけた時に流れていた曲で、そのテロップの歌詞で、これやっ!と即決しました(笑)本当はマキシシングルで欲しかったんですが、アルバムしかなかったので仕方なくアルバムで購入しました。で、その曲とは…、

ズバリ、ミスチルの♪常套句♪です。

とある単語で即決しました。この単語はMyキーワードでもあるので、いわば思い出ですね(笑)その単語は…内緒(笑)

こんなことあえて書く必要ないんですが、私はあまりミスチルは好きじゃないんですよ。ぶっちゃけ書くと、何を歌ってるのか分からないアーティストは好きじゃないんですよね。あ、ちなみに私は基本洋楽を聞きます。もちろん歌詞が分かっている訳ではなく、メロディで決めます。今、お気に入りはいませんが、昔はBON JOVIの大ファンで、偶然なんですが、ドイツでライヴに参加しました。ファンじゃなかったんですが、マイケル・ジャクソンもドイツで観ました。プチ自慢(笑)あ、YouTubeでいっちゃんが出たドイツの番組観ました。いっちゃんの声低かったけど、貫禄もあって綺麗でした!

それはさておき、日本のアーティストでは、ちゃんと言葉が入ってくるアーティストが好きなので、小田和正さんとユーミンと竹内まりやさんはメロディも歌詞も好き。ユーミンに関しては荒井由実時代が好き。ライヴに行きたいけどいつも完売なんですよね…。

ミスチルに関しては、歌詞カードがないと分からないのが辛いね。それでも、♪HERO♪と♪糸♪は好きなので、Bank Bandの「沿志奏逢」が中古だけど手に入った時は嬉しかったです。でなんと、まだ♪HERO♪のシングルCDが新品でネットで売ってたのでついでに購入しました。PVがまたいいんだよね~。やはりオリジナルの方がアレンジが好きですね。だからといってアルバムはいらない。←なんかめちゃ喧嘩売ってるな…。めちゃミスチルファン多いのにね。ごめんなさいm(__)m

で、今回はもう一つ買いました。これはマキシシングルなんですが、この曲はリアルタイムでは知らず、初めて聞いたのがスカステでした。ガンダムの挿入歌のような宇宙の広がりがある曲調がいいな…と思ってました。で、今回、しのぶさんのラジオで流れたので、ネット検索して購入しました。

アーティストは違いますが、この方は、私が宝塚にはまる前までずっとはまっていた方でした。

で、そのアーティストと曲は、中森明菜さんの♪瑠璃色の地球♪です。


マグノリアホール 二回目

2012-12-24 22:54:13 | TAKARAZUKA
マイマイさんのクリスマスコンサートに行ってきました。今年最後のイベントです。昨日のお茶会は急きょ臨時出席だったんですが、こちらは以前から予約してました。クリスマスイブに希望休取ったもんだから職場ではデートだと勘違いされてしまい、はい、独りです(笑)クリスマスは毎年独りです。全然淋しくないです(笑)諦めちゃダメです!とよく言われますが、諦めてるんじゃなくて、そもそも望んでません!(笑)

それはさておき、

マイマイさん、この人のオーラ凄い!めちゃくちゃキラキラしている!退団されて25年と仰ってましたが、舞台人?歌手?として活動されたの最近じゃないんですかね?もうね、キラキラ感が半端ない!

歌手として(?)活動されていることを知って一度は生歌が聴きたいとずっと思っていたとこだったので、本当に絶妙なタイミングでした。

私がイメージしていたマイマイさんとは違っていて凄く楽しい方でした。トークが面白い!なのに歌になると別人!ちゃんと歌詞を理解してちゃんとイメージしてそれを表現されていて本当に感動しました!

もうね、ファンティーヌの歌はまじヤバイ!っていうかもう完全崩壊してしてしまいました…。マジ恥ずかしい(笑)

私にとってマイマイさんは、映像でしか観たことがない「戦争と平和」のナターシャで、再演がない限り永遠にナターシャなんですが、今回は残念ながらナターシャの曲はなかったですが、ぶっちゃけ書きます。東宝版の「レ・ミゼラブル」もう観れません!マイマイさんのファンティーヌの曲を聴いた瞬間、もうこれは誰も越えられない!ロンドンで観た時の感動が蘇ってきました。今でも思い出すと涙が出る(涙)あ~恥ずかしい(笑)

第一部は宝塚時代の曲をメインに、第二部はミュージカルの曲を中心に歌われてました。まさかの♪ひとかけらの勇気♪には驚きましたが、“僕”のところを“私”に換えていい意味でマイマイさんの曲のように歌われてました。本当に素晴らしかった!

「エビータ」「オペラ座の怪人」「マイ・フェア・レディ」「オクラホマ」「コーラスライン」、アンコールは「サウンド・オブ・ミュージック」からと選曲が本当に良くてどの曲にも役の顔があり、恥ずかしいくらいウルウル眼で魅入って聴き入ってしまいましたね(笑)本当に素晴らしい表現者さんです!

ちなみに♪オクラホマ♪では、マイマイさんは先生となって観客全員を巻き込んでのワークショップを行い、男性客は掛け声を担当し、列ごとで音階コーラスをし、全員起立しての合唱。いや~恥ずかしいやら面白いやらで…客席と一体化となって意外と楽しかったです(笑)

歌が上手いとは譜面通り歌うだけでなく、どれだけ歌詞に魂を込められるかというのをマイマイさんが実証して下さいました。本当に素晴らしかったです!

歌は上手いし、トークは上手いし面白いし明るいし、歌うことがめちゃくちゃ大好きなのも伝わってきたしで、大ファンになりました!シメさんもそうだけど、このギャップ堪らんわ(笑)宝塚時代のハプニング談は面白った。瀬戸内美八さんのリサイタルの話は興味深かったです。シメさんとええコンビになりそうなくらい明るい!

いや~これで三千円なんてマジありえない破格の値段ですわ!しかもクリスマスプレゼントまで用意して下さってサービス満点でした。本当に贅沢な1日であり、昨日のシメさん同様、素晴らしいクリスマスプレゼントとなりました。めちゃくちゃ感動しました!本当にありがとうございましたm(__)m

最後に皆さんへのメッセージとして、“カキクケコ”を教えて下さいました。キだけ忘れましたが、“カ=感謝、ク=工夫、ケ=健康、コ=恋”。楽しく生きていくための法則ですね。人間的にも素晴らしい方で、本当尊敬しました。

追記:“キ=希望”です。思い出しました。

今日のまとめ:今日は泣きのスイッチが入ったようで、宝塚アンで買った「この恋は雲の涯まで」の実況CDを聴きながらBlogを書いていたんですが、めちゃ泣けてくる。CDではあるけども完全版は公演以来なので超久々に聴きましたが、演技が上手い!やはり芝居の雪組だけあるわ!関西テレビ版は編集しまくりやったからイマイチでしたが、実況CDはほぼノーカットなので感動が違う。っていうか、「この恋は~」かなりスピの世界観が入っていて驚き!って実は「ベルばら」も「風とも」もあるんですよね…。

まだ今年の締めくくりはしませんが、今年の後半に集中した宝塚OGの舞台やコンサートに感動しまくりです。歳を取るって衰えるイメージがありますが、宝塚OGはパワーがみなぎってます!恐るべし元タカラジェンヌです!


お茶会

2012-12-24 01:43:22 | TAKARAZUKA
神様のお導きにより、行って参りました、シメさんのエリザガラコンお茶会に!神様の導きというより残り福にあやかったって感じやね。

まさかまさかシメさんの“再会”に参加できるなんて夢のようです。もちろん初参加です。

男子率は少ないのは覚悟してましたが、広い会場に女性だらけの空間になんの違和感もなく存在している自分が怖い(笑)

シメさんはずっと、18年18年と言ってましたが、とても18年経ったとは思えないくらい、質問コーナーでどなたかが書かれたように、冷凍保存状態の如く昔と変わらないシメさん、マジカッコ良かったです!

いや~、青春時代にタイムスリップしまくりや(笑)ディナータイムの時は出来るだけ紳士らしく振る舞うことに必死でしたが、シメさんの登場と共に18年、いや平成初演の「ベルばら」が1989年なので23年前にタイムスリップ。精神状態は超ミーハーな学生時代に戻りました(笑)

シメさん、マジ最高!!!なんかこればっかり書いてるね(笑)

今回の“再会”はディナーショー形式でなく、お茶会形式でトーク中心だったんですが、めちゃ面白かった!

シメさんの「エリザベート」に対する想いがダイレクトに伝わってきて、あの時の悔しさが今回のトートに繋がっているし、何よりシメさん自身が昔と変わってないのが奇跡です。

ウィーンで初めて観た時の話…。シメさんが、いっちゃん、小池先生、お花ミーミルと一緒に観たとき、いっちゃんとの会話のやりとりに爆笑してしまいましたが、本当運命のイタズラって残酷ですね。これってよくあることだけど、情熱を持っている人間より、そうでない人間に幸運の矢が刺さるってよくあるもんね。詳しく書くと批判になるのであえて書きませんが、シメさんのやりきれぬ想いは凄く伝わってきました。だからこそ、18年経って奇跡のトートが廻って来たこと、これだけはホント小池先生に感謝です(笑)しかも、私自身シメさんトートを観ることが出来たのも奇跡です。

なぜなら、今宝塚に再燃しているからこそ価値があるわけであって、それこそ、マリコさんやあやかさんが特出した第一回のガラコンの時は、心はほとんど宝塚から離れてたからね…。今だからこそ価値があるガラコン。シメさん、いっちゃん、花ちゃん、スズミンで「エリザベート」が観ることが出来て本当にラッキーです!

トークの内容に関しては、いっちゃんの話や、音程の話、小池先生のダメ出しの内容に爆笑しましたが、シメさんの小池先生の物まねが超ウケた!(笑)稽古場の小池先生って鳳啓介さんみたいな話し方なんですか???インタビューの時の小池先生しか知らないから本当に笑えた。トドちゃん絡みの内容も笑えた(笑)

シメさんにとっては花ちゃんは永遠にミーミルだから、お花エリザベートはシメさんにとっては大人に成長したミーミルだもんね。あの盲目の少女ミーミルが女帝になったんだもんね、凄い出世やな(笑)

衣装の話や、カツラの話、洒落にならないケガの話…、これはマジ驚きました。「うたかたの恋」の時もそうですが、見事なる復活を成し遂げて下さってたんですね!?シメさんの気合いと精神力はリアルに凄い!下手したら梅芸公演観れなかったかもしれんもんな…。神から与えられた試練をちゃんと自分の意志で克服したシメさんにめちゃ感動しました!凄いシメさん!!!

演出面でも小池先生に意見して頂き感謝感謝。トートのいないルドルフの自殺。エリザベートのいない♪愛と死の輪舞♪…ありえん、ありえんっ!演出家より役者の方が「エリザベート」の魅力が分かってるってどういうことね!?シメさんの解釈は大正解!キスシーンは個人の自由だったらしい。シメさんとスズミンのは小池先生の指示だったとは…。小池先生のダメ出しをシメさんが物まねするんですが、もう本当に面白い(笑)

ワタルさんとの先輩後輩関係の話も愛があり感動しました。他にもいっぱいいっぱいトークして下さってたんですが、忘れてもうた(涙)

で、なんとゲストに新婚ホヤホヤのスズミンが来て下さいました!もちろん二人で♪闇広♪歌ってくれました。旅行カバンの話も面白かった(笑)シメさんのリアクションが大きいのは分かる分かる(笑)

3年前のリサイタルの時にスズミンが出てきても決して感動しなかったと思うけど、やはり今だからこその感動できたスズミンとの師弟関係が際立ったトートとルドルフ、本当に感動しました。是非とも紫苑組で再演して欲しい!!!

あ、シメさんが大好きな(笑)♪愛と死の輪舞♪良かった!あれっ、♪最後のダンス♪歌ってくれたっけ…?ワイン飲み過ぎで忘れた…。

「エリザベート」の魅力は、まさに愛と死の輪舞。「グランドホテル」も実は同じテーマです。死というものを具象化してあるから魅力的だと私は思ってます。宝塚の作品に限らないけど、恋愛ものって、死があるとめちゃ愛が際立ちますよね?たとえば、「ムーラン・ルージュ」ってその典型だと思います。宝塚なら、いっぱいあるね。今頭をよぎったのは「哀しみのコルトバ」。「戦争と平和」もそうだし、「紫子」も。「炎のボレロ」も同じ類じゃなかったけ…?シメさんの星組時代の名作ばかりです。愛にはやはり死がつきものですね、悲しいけど…。

今日のまとめ:今日のお茶会、今年の最大のイベントになりました。本当に幸せな1日になりました。で、なんとプレゼントにシメさんトートの写真が当たりました!!!しかもサイン付き!!!思わず叫んでしまいましたよ(笑)この写真は大事に飾らせて頂きます!シメさん、ありがとうございます!!!

私も、シメさんのクリストフ二世がなければドイツを好になることもなければ勉強することはなかったし、ウィーンの「エリザベート」を観たとき、ドイツ語勉強してて良かった!と思ったことはなかったので、ま、ドイツ語でご飯が食べられてるわけじゃないですが、心の栄養にはなっているので、全てにおいてシメさんの存在に感謝感謝です!