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月組 二回目

2025-08-06 23:07:30 | TAKARAZUKA
やっぱり月組は上手いなー。

今日は二回目なので、更に客観的に観させてもらったはずなのに、二幕目はウルウルしまくりだった。

二回目だからこそ気づく、アンサンブルと言ったら失礼になりますが、台詞ない生徒達がほとんどなのに、めちゃくちゃ一体感と統一感があり(どちらも同じ意味だけど…)、更に感動しました。

今回はちゃんと音響も問題なく、2階席までマイク音や音楽が轟いてた。

これぞミュージカル!を味わわせてもらいました。

二回目だからこそ見えてくる、ちなつ様とじゅりちゃんの相性の良さ。台詞がないシーンでの心の揺れ、感情がめちゃくちゃ伝わってくる。

特にじゅりちゃんは背中で見せるお芝居がめちゃくちゃ良かった!

最初のイザヤ書のくだり、ラストのスカイが伝道所を去るシーンのじゅりちゃんの背中のお芝居がピカ一!

前回も書きましたが、酔っぱらいシーンも最高でした。ホント見せ方が自然なんよね~。

じゅりちゃん演じるサラを心底愛するスカイを演じたちなつ様の俯瞰した演技が最高に素晴らしい!

決してチャラくとも悪人でもない、ギャングと神様が表裏一体化したようなアプローチが、

カッコ良すぎ!!!

これは、世のご婦人方、惚れまくるやろ!?(笑)

的な存在感があった。

本当に本当にカッコ良かった!

風共のバトラーみたいなクールな愛情深さが堪らんね!バトラーみたいに酒に溺れないが…。

今日は、みちるちゃんのアデレードを観させて頂きましたが、

やっぱり上手い!

あみちゃんもそうだけど、歴代のアデレードは男役が演じていたけど、娘役が演じるアデレードも全然あり!あり!

男役が演じると、いくら女性であっても娘役の型を作り上げてからの役作りになってしまう分、娘役はそのまま役作りが出来るので、当たり前だけど全く異なる。

あみちゃんも良かったけど、みちるちゃんも良かった!

全く異なる役作りだから、観ていて楽しい!

みちるちゃんは、てっきり、こっちゃんのようなデフォルメされた超キュートなアデレードでアプローチしてくるかと思いきや、

いやいやいやいやいやいや、

14年間ネイサンとの結婚を待ち焦がれている哀愁が漂ってた。見た目は超キュートなのに、14年間の苦労を感じるアデレード像だった。

あみちゃん同様に人間味があるだけでなく、ひたすらネイサンとの結婚を待ち続けているアデレードの苦節14年間の我慢とぼやきが伝わってくるような素晴らしいアデレード像でした。

随所でがなり声を使うことで、14 年間の思いがめちゃくちゃ伝わってくるんよね。

やはり、おだちんのネイサンは、上級生のみちるちゃん相手でもネイサンだった。ホンマに100期生なん?と聞きたくなるくらい安定しまくり!細かい小芝居が上手い!


この作品、戦後すぐの古典的なミュージカルのはずなのに、めちゃくちゃリアルなお芝居に感じてしまうのは、やはり月組の芝居力のなせる技やね。

本当に本当に素晴らしい!!


ということでまた観ます!

(笑)


月組「GUYS AND DOLLS」

2025-07-30 22:55:23 | TAKARAZUKA
めちゃくちゃ良かった!

やっぱ、芝居の月組やな。間が上手い!

お笑い要素も随所にあり、大爆笑には至らなくても(必要なし)、クスッと笑える間の取り方が皆さん非常に上手い!!


第一幕は、圧倒的に月組生の芝居力が生きてた。マイクのボリュームかスピーカーの音量のせいか、響鳴してなかったし、ミュージカルなのにBGMもSE もなく、まるでストレートプレイを観てる感覚だった。

第二幕は、いつも通りエフェクト効果あり、迫力が出てた。

稲葉先生の新演出は、東宝版に近い演出で、アンサンブルの使い方が上手かった!

空間作りも上手かった。

従来の、人海戦術でもってしても広い空間をもて余してしまう演出ではなく、映像や大道具ありきでの空間使いは本当に上手かった。

従来版は、ホンマ空間をもて余してたからね。役者の力量だけでは空間を埋められてなかった。

ギャングものだけども上質なミュージカルを観させてもらった感覚。

ちなつ様は、やはりハットの被り方最高やわ!ポーズとシルエットがもう色気駄々漏れ!

今日は、1階A席正面から観させてもらいましたが、2階席じゃなくても顔が半分隠れるやんね。ちなつ様は、悪役経験もあるから無条件でスカイにぴったり。決してスカイは悪役ではないが、ギャングが似合う!

サラのじゅりちゃんは、やはり歌が課題ではあるが、お芝居はめちゃくちゃ良かった!酔っぱらいシーンから、酔いが覚めた演技の切り替えがピカ一!スカイに対して揺れ動く恋がホンモノに変わった時の表情が最高だった。ラストのスカイがサラから立ち去る時ね。

おだちんのネイサンがめちゃくちゃ良かった!チャラいネイサンではない、人間味があり、そりゃアデレイドも14年待ち続けりだけはある人間像だった。普通なら、ただのチャラ男に14年も我慢する方がおかしいんじゃね?と思うはずやん。

そういう意味でも、おだちんのネイサンには、賭け事においてはお馬鹿さんではあるだけど、実はアデレイドに対しては誠実さがある。あ、浮気しないという意味でね。

アデレイドはこっちゃんのイメージが強すぎて、声の出し方も立ち振舞いも見事にデフォルメされたキュートな女の子に大変身していたけども、あみちゃんのアデレイドは大変身ではなく、普通にアデレイドだった。

それこそ、アデレイドはこっちゃんみたいにもっとデフォルメした方が良いのかな?とは思ったが、あみちゃんのアデレイドもおだちんのネイサン同様、人間味があった。お馬鹿な感じではなく、ネイサンしか見えないアデレイドを上手く演じていたと思う。

お母さんへの手紙に、ネイサンと結婚して5人の子供がいると嘘をつきたくなるくらい真剣にネイサンが好きを上手く表現していたと思う。

ネイサンもアデレイドも現実味がある感じと言ったらいいのか分からないけども、浮世離れしてないのは良かったと思う。

コメディリリーフとしては、ナイスリー・ナイスリー・ジョンソンの礼華君、ビッグ・ジュールの英君がマジで美味しい役だった。英君なんて最近は悪役が多かっただけに、今回はそのイメージを維持しつつ徐々に壊していく様がマジで素晴らしかった。

ブラニガン警部の佳城君も良かった。まるでチャップリンみたいな人相ではあるが、歩き方や立ち振舞いは刑事コロンボを見てる感覚だった。

この作品で卒業されるさち花さんが、今までみたことない、てか、イメージにないドールズの一人を演じており、めちゃくちゃキュートで驚いた。

台詞も出番も少ないけども、今まで大人の役を演じていたさち花さんが、最後にまさかのドールズを演じるなんて、まだ凄い引き出しを持っていたことにマジで驚いた。

悪役専科だと思っていたまりんさんが180度キャラが違う優しい老紳士のアバナシーを演じられていたし、カートライト将軍のみとさんもほんとピッタリだった。

ベニー役瑠音君のも礼華君と名コンビだった。

今作は、娘役がアンサンブルとして出番が多いだけで、飛び抜けて目立つ役がないのが残念ではあるものの、

作品としては、月組生が一丸となって大作ミュージカルに挑んでいるのが伝わってきたので、

恐るべし月組やったわ!

次回は、みちるちゃんのアデレイド版を観させて頂きます、どんなアデレイドか楽しみ!

月組全ツ「花の業平」&

2025-05-10 00:43:59 | TAKARAZUKA
めっちゃ良かった!!

レイコちゃんの応天の門を観てなかったら、話についていけてなかったよ。

やはり、

ちなつ様とじゅりちゃん、ええコンビやわ!2人とも色気がパネー!藁

ちなつ様の髪を下ろした姿はまさに大江山花伝の茨木童子、はたまた大海人皇子、安宿王、首皇子。

演じている役は、在原業平という名の光源氏。新源氏物語のワンシーンを彷彿させるラブシーンもあったね!

いやいやいやいや、ちなつ様、カッコ良すぎ!?藁

じゅりちゃんは、美しい!喋り方や声音が白城あやかさんにソックリ!

最初は、トップコンビだから惹かれ合う設定にしてるだけかーに思えたが(なぜ惹かれ合ったのか理由が見えてこなかったという意味)、話が進むにつれて、俺には、私には、この人だけー!どんだけー!(笑)

お互い必要としている様がリアルに表現されており、仮面のロマネスクの歌詞を拝借するならば、

♪あなたがいたから生きてこらーれたー♪

的な展開となっている。

まるで柴田先生の集大成的な見せ方であったり脚本であったりして、

今の月組で再演して頂き、感謝感謝です!

ということで、これまたご縁で観させて頂きました。

実は、ワタクシ、稔幸さんの初演版を映像で観ていたんですが、ぶっちゃけ、日本史オンチということもありちんぷんかんぷんでした。周りの評判は高かったのですが、私にはさっぱり分かりませんでした。

なので、応天の門のお陰で、高子の入内の相手がまさかの子供だとも知らなかったし、光る君へしかり、藤原家が豪にまみれた一族だとも知らなかったので、

めちゃくちゃ頭に入ってきた。

不思議なことに、初演を観られた方々の評判が意外と悪くて正直びっくりした。確かに、大劇場とは舞台機構が違うから演出は大きく変わっているとは思うが、物語自体は全く悪くないんだけどな~と思った。

まあね、史実を無視したら、業平と高子が引き離されるくらいなら心中して、あの世で結ばれてくれた方が…とは思ったが、史実に忠実に従うならば、二人とも生きていないといけないし、高子は入内しないといけない。

だから、柴田先生は、せめてラストだけは、二人は再会し、気持ちはあなただけですを誓い合って別れるという宝塚的?柴田先生的なラストにしたと思うんよね。

台詞にはないが、あなたが生きていれば、私も生きていきます!という言葉が聞こえてくるような展開だったもんね。

だから全然悪いとは思わなかったんだけどなー。

いずれにせよ、ワタクシは、ちなつ様に色気にキュンキュンし、じゅりちゃんの声に癒され、そして、

おだちんの素晴らしい仕事っぷりに感心しまくりだった!藁

極美君と同期とは思えない貫禄!専科やろ!?と言いたくなるくらいの玄人っぷり!

やはり、こういう悪役は、2番手の特権やな!おだちんの基経が嫌な男だと思わせれば思わせるほど、業平と高子に幸せになって欲しい!と願わざるを得なくので、

おだちん、ホンマええ仕事してた!

ホンマにホンマに芝居が上手すぎ!素晴らしい引き立て役だった。

やはり、今回も、月組は芝居巧者が揃っていることを実感するくらい、完成度が高かった!

トップスリーを除けば、みちるちゃん、礼華くん、英くんが圧倒的な存在感だった。彩海君は、地味ではあったけども、客席でソロは素晴らしかった。

そして、個人的には、瑠音くん、佳城くん、ミトさん、そして、さち花さんが地味にいい味出してた。

瑠音君は、学年的にちなつ様に近いから良いサポート役だった。

佳城くんが、今まで三の役が多かったのに、一見穏やかな役だと思わせつつ、最後の、基経に嵌められた後の捨て台詞が最高に素晴らしかった!あんなダークな台詞が聞けるとは思ってなかった。

ミトさんも出番は少ないのに圧倒的な存在感だった。

そして、さち花さんが、めちゃくちゃ良い人!最近は、大人の色気だったり、貫禄がある役が多かったのに、もちろん、優しいお母さんの役もあったけど、今回はめちゃくちゃ地味。それがめちゃくちゃ良い!

今回の役は、まさに、新源氏物語のワタクシの大好きな王命婦的な存在で、高子をお側でサポートする役。台詞は少ないけども、高子への忠義心をしっかり表現されていた。さち花姐さんならではの表現で、引き出しの多さに毎回びっくりする。

名前が分からないけども、下級生に至るまで芝居好きな子がたくさんいて、この作品は、トップスリーだけでなく、芝居巧者の月組生の団結力によって作品を昇華しているのが伝わってくる。正直、初演にはまらなくて良かったと思ったほど。

ショーは、大劇場以来ですが、客席が熱い熱い!大劇場と同じ内容のはずなのに、大劇場よりも良かった。

お芝居もそうでしたが、アドリブで大阪ネタが飛び出し、更に客席が盛り上がった。

お芝居もショーもどちらも良かった!

星組「阿修羅城の瞳」&

2025-05-05 21:50:47 | TAKARAZUKA
こっちゃん、カッコいい!の一言に尽きる!

劇団新感線版のユリちゃんの闇のつばきは観たことないけど、りえちゃんの映画版は配信で観たが、ぶっちゃけ、面白いとは思わなかったんよね。m(__)m

宝塚版は、こっちゃんのサヨナラ公演だし、アリちゃんが闇のつばきだし、観れただけで文句はございません!

ただね、中島かずき脚本ファンとしては多少なりとも思うことはある…。

ということで、チケット取れなかったので千秋楽ライビュで観ようかと思っていたら、ご縁あって観ることができました!

これまでも、何作も新感線の舞台を観ているので、宝塚とのコラボ?生で拝見できてめちゃくちゃ嬉しかったです。

最初に書いた通り、こっちゃんがカッコよい!この一言に尽きる。

新感線、いのうえ歌舞伎お馴染みの拍子木と立ち回りでの刀のシャキン音も取り入れ、お笑い要素もあり、宝塚では珍しく、着物の裾を捲り上げて素足を見せたり、一瞬ドキッとするような仕種もあり、こっちゃんの魅力がいっぱい詰まった作品になってました。

新感線の舞台版を観ていないので、はっきりとは言えませんが、1時間半にまとめ上げたのは、小柳先生の手腕が光ってましたが、

いち中島脚本ファンとしては、

我が敬愛する中島かずきさんの脚本を宝塚でどう見せてくれるのかと思いましたが、ぶっちゃけ、中島さんの良さが生かされていないかな?とは思った。

中島さんの脚本の魅力はなんてたってどんでん返しだと思うんよね。二転三転する展開が中島脚本の面白さだと思うんよね。この作品なら、阿修羅は何者?そこをどう劇的に見せるかが、中島脚本といのうえさんの演出が融合した本来のいのうえ歌舞伎の魅力だと思うんよね。

大階段の演出とオーラスの演出が素晴らしいだけに、そこをクライマックスとするならば、そこにもって行くための劇的要素が必要なんよね。最後までサラ~っと流れていったのが残念。

アリちゃんのつばきが、もう少し女性要素が強ければ、まだ阿修羅とのギャップが生きてきて、メリハリがついたと思うんよね。逆に阿修羅は男役アリちゃんが生かされていて良かった!

ブロマイドにしたらめちゃ素敵なシーンが多いから、どんなブロマイドが発売されるのか楽しみ!

中島さんの脚本ファンとしては思うところはありますが、やはり、1時間半にまとめた小柳先生の手腕は評価しないといけないと思う。

そもそも、出演者が新感線より倍以上いる星組で、出演者が少ない外箱公演じゃない大劇場公演で、できるだけ多くの生徒に台詞や見せ場を持たせようとするには正直限界がある。脚本重視したくても出来ないこともある。

無難ではあっても破綻してないだけでも十分評価できる。

ユリちゃんの「鎌塚氏~」を観てなおさら感じた。「鎌塚氏~」は登場人物が少ないから登場人物を深堀できるけど、多かったら、それこそ何がしたいん?状態に陥ってたかもね。

その前にも、友人の舞台を観に行って、それこそ登場人物が多すぎて作品が破綻してたのでなおさら、小柳先生凄い!と思った。

こっちゃんもアリちゃんもキラキラしてたし、今から挙げる方々もキラキラしてたし、生徒皆頑張ってた。そこはちゃんと評価しないといけないかなと思って、

実は、この作品、「鎌塚氏~」の前に観ました。ブログをアップしようか悩んでいた時に、「鎌塚氏~」を観たので、追記してアップすることにした次第であります。なんてたって、初演の闇のつばきを演じたユリちゃんの舞台ですからね!

言いたいこと書きつつフォローしてアップしないといけないかな…と思った。

潤色云々はさておき、ブロマイドを買う価値があるくらい、絵になるシーンがたくさんある!

ま、ブロマイドの価値は、カメラマンのセンス次第ではありますが…。

では、ここから気になったキャストに関して…

極美慎君の邪空もめちゃくちゃ良かった!男っぷりがめちゃ上がってるやん!ええ声してたな~。凰稀かなめさんみたいに美形なのに男役の芯があってめちゃくちゃ惹き付けられた。花組での活躍も楽しみ!

詩ちゃんが、めちゃくちゃ美味しい役だった。っていうか、めちゃくちゃ芝居心があってビックリ!前回のクールな秘書と真逆のキャラクターを見事に演じきっていて、肝の座った演技する方大好き!

アリちゃん、詩ちゃん、次期トップコンビおめでとう!アリちゃんと身長差コンビ、きっと萌えポイントが売りになるコンビになること間違いないね。

星組における私のご贔屓は、かぶちゃん(朝水りょうさん)、ほのかちゃん(小桜ほのかさん)、そして、レオ様(輝咲玲央さん)なので、今回も注目してました。

かぶちゃんは、前回は怪我で休演だったので、元気な姿を拝見できて良かった!

ほのかちゃんも芸達者だから妖しい役も魅力的に演じてました。専科に行っちゃうのは寂しいけど、トップ娘役で戻ってくることを期待してます!!

レオ様は、もうその存在が素晴らしい!今回は、アンドロギュノス的な役でしたが、最高に楽しませてもらいました。

稀惺かずと君がめちゃくちゃ華がでていてビックリ!ミヤルリかと思うくらい華があった!これからがもっと楽しみ!

なんだかんだ言っても、名前は知らなくても星組生はキラキラしてる!

ショーは、こっちゃんのサヨナラということで、こっちゃんの色んな側面が見れるショーでしたね。

いかんせん、わたくしショーが苦手なので、めちゃくちゃ楽しむことはなかったですが、ファンの方は間違いなく楽しめるショーだったと思います。

いずれにせよ、チケ難公演を観ることができただけで、大満足です!

雪組「ROBIN THE HERO」「オーヴァチュア!」

2025-04-05 23:26:56 | TAKARAZUKA
やっぱ宝塚は、キラキラが半端ない!

久々に観た宝塚は、めちゃくちゃ華やか!

生徒も美術もキラキラ輝いてた!

感想は、ほぼそれに尽きるお芝居とショーだった。藁


直近に観た前三作が脳ミソを使う作品だっただけに、

今回は、お芝居もショーも視覚で楽しむ作品でしたね。←しれっとディスリまくり。藁

でも、それでいいと思うんですよ。

美しいのを観にきたから。

やはり、同じミュージカル界の強豪である劇団四季と比べても、スターオーラと華やかさは宝塚が随一。

劇団四季には劇団四季の良さがあり、ブロードウェイの豪華な演出をそのまま上演できるクォリティーの高さがある。それは、ロングラン公演をしない宝塚では到底無理。

私の好みはどっちかな?と言うと、やはり宝塚に軍配があがるな~。こればっかりは好みなのでお許しあれ。

なんだかんだ言ってビジュアル&芸達者至上主義なんで…藁

美しいアーサー、あやちゃん、カセキョー、はばまいちゃんが見れたらそれでいい。

星組みたいに、チケット取れません!観れません!にだけはならないことを切に願うばかり。

お芝居では、カセキョーとはばまいちゃんが恋人同士扱いだったし、っつうか、二人ともめちゃくちゃキラキラしてたし、オペラなくてもすぐ分かる。はい、いつものようにB席で観させて頂きまさした。

カセキョーなんて、キャラクターに揺れがあるめちゃくちゃ美味しい役だったし。

ストーリーは、ハチャメチャだったけど、考える暇がないくらい場面転換が多くテンポ良かったし、オペラチェックが忙しくてストーリーはもうどうでもよくなってた。藁

ほんと、それでいいと思うんですよ。

今の雪組は、どんな脚本でもキャラ立ち、アピール力、スターオーラが半端ないから、めちゃくちゃ目の保養になった。

アーサー、あやちゃん、カセキョー、はばまいちゃんに限らず、

せおっち、縣君、諏訪君、眞ノ宮君、咲城君、まなはるくんもキラキラしてた。

なんてたって、齋藤先生の、この公演で卒業する久城あす君への愛もあり、

一見、悪役?と思わせてそうじゃない設定に齋藤先生の愛を感じました。

アーサーとあやちゃんの魂が入れ替わるのも演出としては面白かったけど、ストーリー上理解しがたいものがあった。

ま、面白かったからいいけど。実は、ちとウルッとくることも結構あった…。

ショーも、華やか。

ショーだけだと、アーサー、あやちゃん、新トップコンビおめでとう!とは素直には言い難いフィナーレではあったが、

ま、華やかだったし、カセキョーの頭角が著しくて個人的には大満足。

せおっちの2番手羽根もめでたくもあり、

久々に華やかな宝塚を堪能させて頂きました。

今回は、ギリギリ入場だったことと、お客さんが多くて新しいロビーを探索することができなかったので、次回ゆっくり拝見しようと思ってます。