他のブロガーさんの感想を読んでいたら、マイケルがまるで「ゴッド・ファーザー(GF)」のマイケルみたいなことを書いていて、それはないやろ~、と再確認したく二回目観てきました。ありがたいことに滋賀県で大千秋楽だったので電車一本で行けるから助かります。
ということで、率直な感想…、
確かにマイケルはあの(GF)のマイケルだった。
風呂場で歯磨きするなんてかなり冷酷もんやな、と思った。
二回目だと台詞が入って来やすくて、前回より客観的に観れました。なんか、前回の感想、私がとてもピュアな人間みたいな感想になってましたね(笑)←自分で言うな!
前回は本当によく分かってなかったから感じたままを書きましたが、今回も感じたままを書くと、
そんままだよね…?捻りはないよね…?あるとしたら、最後のピストル音。コステロは殺されたか?くらいやね。
あとは、そのままの内容だと思った。
コステロはルエリ同様裏切り者です。娘が亡くなり、妻が去り…。残ったコステロは見栄を張る虚栄心じゃなく、何やってんだ俺?的な虚しさを感じたと思う。それが裏切りに繋がったと思う。IRAの活動のためと言っても何ひとつ良くなってないもんね。やってることはイスラム過激派と変わらんもんね。だったら、なんとかしてこの活動に終止符を打たねば…と思うのが普通だと思うからFBIに密告してたんだと思う。まさにルエリ同様に。
って考えると、トム・ビリーは邪魔だと思う。
最後、コステロが風呂場に入ってその後にマイケルが拳銃を握ったまま中に入る。でも銃声がしない。やきもきしたトム・ビリーが自分の拳銃を握って中に入る。そして銃声音が鳴る。
このシーン、前回、トム・ビリーが扉を開けた時、観た角度が悪かったのか、中にコステロの姿が見えなかったんですよ。今回はちゃんとバスタブにコステロが座ったままなのが見えた。
前回は、コステロがトム・ビリーを撃ったと思ってたけど、今日はマイケルがトム・ビリーを撃ったと思った。どっちにしてもコステロは生きていると思ってる。
オーラスのマイケルの無言の動き。前回は平和に見えたけど、今回は超冷酷に見えた。ついでにぶっちゃけ書くと、人生には残酷なまでの冷静さが必要な時もある。
決して人殺しや犯罪を正当化しているわけではないですよ。具体的なことは書けないけど、何時いかなる時でも感情的にならず冷静にならねばならない時がある。早い話が「必殺仕事人」の主水みたいな人。これも例えが悪いな…m(__)m私が言いたいこと分かってもらえないと思いますが、あくまで冷酷でなく冷静さが必要と言う意味。
ラストのマイケルは、残酷なまでの冷静さを感じた。それまでは優しさの中に熱情があったと思う。無口な割にはね。でも、ラストはそれこそ冷酷さを感じた。普通に考えたら、殺人があったあのアパートに普通に住んでること自体あり得ないもんね。って考えると、浦井氏のマイケルはGFのマイケルと遠くない。ラストは本当に平和に見えなかった。マイケルには平和主義者であって欲しかったんだけどね…。
あ、エリザベスは残念ながらメキシコに行ったでしょう。救いはないと思った。
ある意味私自身が冷静に見てしまったので、冷酷な発言をしてますが、演者も他人を演じているようで、自分を演じているのと同じで、書き手も他人のことを書いているようで自分のことを書いているとつくづく思った。本当、合わせ鏡やね。あ~怖ぁ(汗)
相変わらず、成河君のルエリ、ウザかった!ウザさが増した感じがした(笑) でも、ルエリの印象は前回と変わらない。同じ感想でした。
その点、ウッチーのコステロは演技的には印象は変わってないけど、ただ台詞が入ってきたからイメージはかなり変わったけどね。ラスト、コステロはマイケルに目で何かを訴えてたように見えたな~。が気になった。
浦井氏のマイケルがね…、かなり印象が変わってしまったね。ラストは前回同様同じ沈黙なのに、空気が非常に冷たく感じました。でも、残酷なまでの冷静さは良かった。
トム・ビリーの黒田さん、迫力が増してましたね。自分で残忍さを引き立てたけど、ラストのマイケルに言う、平気で人殺しをしているわけじゃないみたいな台詞が人間味が出ていて良かった。トム・ビリーも印象は変わってない。
町田さんのカレルマも前回と印象が変わってない。
エリザベスの明星さんは、今回は二回目で冷静に見てしまったから前回の方が良かった。今回は悲壮感が減った印象。
小林さんのフランクも前回の方が怖かった。
ということで、二回目でまさか違う印象を受けるとはね…。あ、決して残念には思ってません。確かにマイケルは残念だったけども、作品的には一つで二度味わったので、そういう意味では面白い作品だと思う。「顔のない鑑定士」みたいにね。
今日のまとめ:初めてのびわ湖ホールだったんですが、湖畔に立つ劇場でめちゃくちゃ立地条件が素晴らしい!劇場内から湖を眺められてめちゃくちゃ良かった!夜も見応えあるやろね。ついついドイツのノイシュヴァンシュタイン劇場を思い出した。
劇場の横にカフェがあって、もちろん湖を眺めながらお茶が出来るんですが、なんといってもデザインがめちゃシャレオツ!女性の方、カップルに超オススメ!ちなみに私はそばを通っただけです(笑)
びわ湖ホールまた行きたくなった!
追記:舞台の話ですが、マイケルの部屋にマンチェスター・ユナイテッドのマフラー飾ってましたよね…?アイルランドとなんの繋がりがあるん?あんなの飾ったらめちゃ非国民やん!?超謎!ちなみに、デザインは違いますが、私も持ってます(笑)
ということで、率直な感想…、
確かにマイケルはあの(GF)のマイケルだった。
風呂場で歯磨きするなんてかなり冷酷もんやな、と思った。
二回目だと台詞が入って来やすくて、前回より客観的に観れました。なんか、前回の感想、私がとてもピュアな人間みたいな感想になってましたね(笑)←自分で言うな!
前回は本当によく分かってなかったから感じたままを書きましたが、今回も感じたままを書くと、
そんままだよね…?捻りはないよね…?あるとしたら、最後のピストル音。コステロは殺されたか?くらいやね。
あとは、そのままの内容だと思った。
コステロはルエリ同様裏切り者です。娘が亡くなり、妻が去り…。残ったコステロは見栄を張る虚栄心じゃなく、何やってんだ俺?的な虚しさを感じたと思う。それが裏切りに繋がったと思う。IRAの活動のためと言っても何ひとつ良くなってないもんね。やってることはイスラム過激派と変わらんもんね。だったら、なんとかしてこの活動に終止符を打たねば…と思うのが普通だと思うからFBIに密告してたんだと思う。まさにルエリ同様に。
って考えると、トム・ビリーは邪魔だと思う。
最後、コステロが風呂場に入ってその後にマイケルが拳銃を握ったまま中に入る。でも銃声がしない。やきもきしたトム・ビリーが自分の拳銃を握って中に入る。そして銃声音が鳴る。
このシーン、前回、トム・ビリーが扉を開けた時、観た角度が悪かったのか、中にコステロの姿が見えなかったんですよ。今回はちゃんとバスタブにコステロが座ったままなのが見えた。
前回は、コステロがトム・ビリーを撃ったと思ってたけど、今日はマイケルがトム・ビリーを撃ったと思った。どっちにしてもコステロは生きていると思ってる。
オーラスのマイケルの無言の動き。前回は平和に見えたけど、今回は超冷酷に見えた。ついでにぶっちゃけ書くと、人生には残酷なまでの冷静さが必要な時もある。
決して人殺しや犯罪を正当化しているわけではないですよ。具体的なことは書けないけど、何時いかなる時でも感情的にならず冷静にならねばならない時がある。早い話が「必殺仕事人」の主水みたいな人。これも例えが悪いな…m(__)m私が言いたいこと分かってもらえないと思いますが、あくまで冷酷でなく冷静さが必要と言う意味。
ラストのマイケルは、残酷なまでの冷静さを感じた。それまでは優しさの中に熱情があったと思う。無口な割にはね。でも、ラストはそれこそ冷酷さを感じた。普通に考えたら、殺人があったあのアパートに普通に住んでること自体あり得ないもんね。って考えると、浦井氏のマイケルはGFのマイケルと遠くない。ラストは本当に平和に見えなかった。マイケルには平和主義者であって欲しかったんだけどね…。
あ、エリザベスは残念ながらメキシコに行ったでしょう。救いはないと思った。
ある意味私自身が冷静に見てしまったので、冷酷な発言をしてますが、演者も他人を演じているようで、自分を演じているのと同じで、書き手も他人のことを書いているようで自分のことを書いているとつくづく思った。本当、合わせ鏡やね。あ~怖ぁ(汗)
相変わらず、成河君のルエリ、ウザかった!ウザさが増した感じがした(笑) でも、ルエリの印象は前回と変わらない。同じ感想でした。
その点、ウッチーのコステロは演技的には印象は変わってないけど、ただ台詞が入ってきたからイメージはかなり変わったけどね。ラスト、コステロはマイケルに目で何かを訴えてたように見えたな~。が気になった。
浦井氏のマイケルがね…、かなり印象が変わってしまったね。ラストは前回同様同じ沈黙なのに、空気が非常に冷たく感じました。でも、残酷なまでの冷静さは良かった。
トム・ビリーの黒田さん、迫力が増してましたね。自分で残忍さを引き立てたけど、ラストのマイケルに言う、平気で人殺しをしているわけじゃないみたいな台詞が人間味が出ていて良かった。トム・ビリーも印象は変わってない。
町田さんのカレルマも前回と印象が変わってない。
エリザベスの明星さんは、今回は二回目で冷静に見てしまったから前回の方が良かった。今回は悲壮感が減った印象。
小林さんのフランクも前回の方が怖かった。
ということで、二回目でまさか違う印象を受けるとはね…。あ、決して残念には思ってません。確かにマイケルは残念だったけども、作品的には一つで二度味わったので、そういう意味では面白い作品だと思う。「顔のない鑑定士」みたいにね。
今日のまとめ:初めてのびわ湖ホールだったんですが、湖畔に立つ劇場でめちゃくちゃ立地条件が素晴らしい!劇場内から湖を眺められてめちゃくちゃ良かった!夜も見応えあるやろね。ついついドイツのノイシュヴァンシュタイン劇場を思い出した。
劇場の横にカフェがあって、もちろん湖を眺めながらお茶が出来るんですが、なんといってもデザインがめちゃシャレオツ!女性の方、カップルに超オススメ!ちなみに私はそばを通っただけです(笑)
びわ湖ホールまた行きたくなった!
追記:舞台の話ですが、マイケルの部屋にマンチェスター・ユナイテッドのマフラー飾ってましたよね…?アイルランドとなんの繋がりがあるん?あんなの飾ったらめちゃ非国民やん!?超謎!ちなみに、デザインは違いますが、私も持ってます(笑)