星組「ロミジュリ」

2013-07-05 21:11:31 | TAKARAZUKA
断然Aパターンやわ!

めちゃくちゃ毒吐きまくっていることに後で気付きました。気を悪くしたらごめんなさいm(__)mずっと腹に溜めてたことだったので…すみません…。

勇気出して観に行って良かったです。

当たり前だけど、Bパターンと全然違う。

ぶっちゃけ、前回観た本来観る予定になかったBパターンは…、一幕で帰っちゃいました(笑)m(__)mってくらい私にはダメでした。

職場のヅカメイトさん(長い付き合いなのに最近までヅカファンだと知らなかった。私がヅカ離れしてた頃の宝塚に詳しい人)が、絶対Bパターンがいい!って言うから無理して観に行ったら残念な結果だったってわけです。

今日のAパターンとキャスト以外で明らかに違ったのは、Bパターンの時の音響が録音と謂わんばかりなくらい生(ナマ)さがなかったこと。声フェチの私としてはあまりの男役の声の完成度の低さに幻滅。もう誰が誰だか分からないくらい声に特徴がない。チエネネに至っては何故に星組で再演する意味があったのかが分からないくらい覇気がない。全体的に新鮮さがなかったし、初演よりレベルが低かったのが何よりも一番残念だった。ヅカメイトさんは初演より今回の方が良かったと言ってました…。ま、これは好みの違いですね。

「南太平洋」の時も帰りたい病にかかりましたが、あの時は綺咲リアットが救いの女神だったから最後まで観れましたが、Bパターンは誰も救ってはくれなかったので、耳直しのために育三郎版と月組のCDを買って一幕で帰ったわけです。

ま、Bパターンを観なかったら「4Stars」は観れなかった訳だからちと複雑ですけどね…。結局出費がかさんだという有様ですが…(笑)あ、後悔はしてませんよ。

今回のAパターンは、普通に良かった。全然帰りたいとは思わなかった。

これまたぶっちゃけ、ドイちゃんの愛と真風君の死でプロローグで掴みOKでした。この二人だけで十分最後まで観れると確信しました。

実際は、しーらんのマーキューシオが思いの外上良かったし、ベンヴォーリオの礼君も歌が噂通り上手く、ベニーのティボルトはベンより好き。確かに礼君はビジュアル的には女性さがあるけど、なんとなくみっちゃんにも似ていて、断然愛よりこっちの方が好き。ぶっちゃけ、愛はあゆっちかと思うくらい似ていたからあまり…。ベニーのベンは…私にはイメージが合わない。

それはそうと、ほんと今日は音響が良くて、ま、ボリュームを上げただけだと思うけど、生さもあったし迫力もあって本当に良かった。今日は嫌悪感が全くなかったからオペラチェックで忙しかった(笑)

ヅカメイトさんが二幕目が絶対いいから!とも言っていたので、今日は何が何でも最後まで観る決心をしてたんですが、そんな決心は必要なかったですね。

二幕目のチエちゃんはマジ恐るべしやな。噂の♪僕は怖い♪はマジに壊れてたね。これマジ必見です!


せやな、チエネネが全く違和感なく存在してたのが不思議だった。前回はめちゃくちゃ違和感ありまくりやったのに今日は自然だったから驚いた。チエちゃんとあまり接点がなかったしーらんや礼君とも違和感なかったし。Bパターンはめちゃ違和感ありまくりやったと私は感じた。

あ、マーキューシオが死ぬシーンは泣けた。ベニーはやはりティボルトの方が似合ってると私は思った。なんせベンヴォーリオより声がいい。Bパターンは二幕目のベニーのベンが見所だったらしいけど、私には二幕目までは耐えられなかったからね…m(__)m今も、ぶっちゃけ観たいとは思いません。Aパターンで十分私はリピート出来るからいい。

たくさんのブロガーさんがBパターンを推してますが、ぶっちゃけ私には良さが分からん。

フィナーレもヅカメイトさんか推していたんですが、確かに月組より良かった。確かに群舞は格好良かった。まさかスパニッシュとタンゴアレンジで攻めてくるとは思わなかったので、ラテン好きな私には眼福でした。

今日のまとめ:今日の観劇は本当に凄く躊躇しました。ドイちゃんの愛だけは観ておきたかったので、ほんと今日はダメ元で行って正解でした。意外と、ドイちゃんのアプローチ好きかも。前公演か前々回のショーでも女役で踊ってましたよね?本気で女役になりきっていたのでとても好感を持ってました。だから今回の愛のキャスティングは正直嬉しかった。

そう、真風君の死はあなたが鉄板です!!!ほんと素晴らしかった!

今日はほんとのほんとで感動しまくりで支離滅裂な文章になってしまいましたが、今日は本来の宝塚が観れたことが何より嬉しかったです。前回は、まじダメだったからm(__)m

関係ないこと:今日「春雷」のポスターに大ちゃんがいて益々観たくなった!みりおとは別で今大ちゃんにミーハーな私(笑)観れない確率が高いけど、大ちゃん頑張れ!っていうか、ポスターの大ちゃん、めちゃシメさんにソックリ!と思ったのは私だけ…?

もう一つ、昨日のしのぶさんのラジオの最後の朗読で初めて涙がこぼれました。とても感動しました。ありがとうございましたm(__)m

もあって今日行く後押しになりました。もう一つ、提出しないといけないレポートもあったので、当日券購入後観劇までの3時間がとても有効な時間となりました(笑)家では書けんのよね…。

追記:映画「インポッシブル」の監督が言わんとする意味が分かりました。人生には三つの坂があり、‘上り坂’‘下り坂’そして、‘まさか’があり、まさにその‘まさか’がこの意味ですね。抽象的表現ですが、日本でも同じことが言えます。たくさんの震災義援金、一体何に使われたんでしょうね…。

追記2:まさか、まさか、本当にボン・ジョヴィが来日するなんて!!!大阪に来るやん!めちゃ嬉しい!!!なのに、なのに、何故こんなにチケットが高い…?(涙)

追記3:村上春樹翻訳の「グレート・ギャツビー」読みました。内容はまさにレッドフォード版やった。宝塚版、レオ版の方が断然良い。村上氏はこの作品の何処に惹かれたのか…?原作からは…ギャツビーもデイジーも全く魅力を感じない。そもそも文体が「ダロウェイ夫人」みたいで嫌い