続き…

2012-06-02 08:31:07 | 映画
今日のまとめ:パリの思い出…。

初めてヨーロッパ(+モロッコ)一人旅(バッグパッカー)をした時、パリはマドリッド、バルセロナ、ロンドンに向かう中継地点でした。当時は電車で移動してたので、朝パリに着いて、夜行列車で次の都市に向かっていたので、パリには日中だけしか過ごしたことがありません。

なんせ最初にパリにたどり着い時の印象が悪かった。
それこそ雨のパリでした。英語は通じない、強面の兄ちゃんにガン飛ばされるわ、バスチーユ広場でボッタクリに遭うわ、ベルサイユ宮殿はストで休館。街は汚いわで、もともとユースホステルに泊まる予定にしていたんですが、あまりに第一印象が悪すぎたので、その夜にマドリッドに向かいました。

バルセロナからロンドンに向かう時も、夜行列車で朝パリに着き、その日の夜行バスでロンドンに向かう間パリ観光したんですが、確かに晴天のパリは綺麗でオシャレな街でした。ベルサイユ宮殿にも入れたし、第一印象を払拭しつつあったけど、やはりなんか好きになれなかった。オシャレな街は私には合わないし、パリの裏の姿を見てしまったし。言葉が通じないし…。今はどうかは知りませんが、なんせ1995年の思い出なので悪しからず。

あ、古書の通り懐かしかった。今思い出しました。

あ、ハードロックカフェParisのTシャツも買った。当時はハードロックカフェのTシャツが人気だったんだよ。あ、ロンドンもマドリッドもベルリンも買った。ボロボロになったから捨ててしまったけど。ホント懐かしい思い出。ひたすらショップ探しに邁進してたな(笑)
そうそう、「レ・ミゼラブル」の映画も観た。フランス語分からないから、原作通りだと思って映像だけで泣いていたら、途中でエッフェル塔が映ったときに、あれ…あの時代にエッフェル塔あったけ…?と思ったら、時代設定が第二次世界大戦時に置き換えられていたことに気付き、それからはさっきの涙が嘘のように超冷静に観てしまった。さすがにあれにはやられたな(笑)

もしパリに行けるなら、美術館とモネの足跡だけ辿れたらいいかなと思ってます。ま、今一番に行きたい外国はロシアなんですが…。ペテルブルグでドストエフスキーのお墓参りがしたい!それだけです…。

「ミッドナイト イン パリ」

2012-06-02 08:23:37 | 映画
ウディ・アレンの作品は2度と観ないと心に硬く誓ったのですが、あまりのポスターのセンスの良さと、0時を過ぎるとヘミングウェイ、フィツジェラルド、ロートレック等々が現れる…という粗筋に惹かれて、観てしまいました。

実はこの前のDVD月間で、「ブロードウェイと銃弾」を借りて観たら、意外と良くて…、ウディに対する見方を改めました。

そもそも、なんでウディが嫌いだったかというと、最初に観た映画が「ギター弾きの恋」だったんです。レンタルでね。それまでの作品も有名なのは知っていましたが、初期の作品はバカな監督のイメージが強かったので観てなかったんです。「ギター弾きの恋」は主演のショーン・ペンがオスカーにノミネートされたのでミーハー気分で観たんです。これがめちゃくちゃ良かったんですよ。で、ずっと本当の話だと思ってたんですよ。ドキュメンタリー風に描かれていたんでね。

で、映画好きの友達にめちゃ感動した!あのギター弾き誰か知ってる?と訊ねたら、とんでもない答えが返ってきて、その答えをきっかけにウディに不信を抱き始めたんです。とんでもない答えとは…まさにある作品のパクリ。プロットそのまま。見事なパクリっぷりにまんまと騙されました。

まだこれだけなら良かったけど、その次に観たのが「カイロの紫のバラ」がアカンかった。これは騙されようのないファンタジックな内容で、めちゃくちゃ感情移入して観てたんですよ。そしたら最後にとんでもないオチで、なんで現実に戻すねん!と怒りが…。めちゃくちゃ夢心地だったのにまさかの現実に辟易。それからはウディは皮肉屋だと決め付けてました。それを決定付けたのが「それでも恋するバルセロナ」でした。時が経てば作風も変わると思ったし、なんせ賞レースに絡んでたら観ない訳にはいかないでしょ?で、観たら、人をバカにした脚本に腹が立って、2度と観るか!と思ったわけです。

結局三作品しか観てなかったんですが、ある方のオススメで「ブロードウェイと銃弾」を観たら宝塚にピッタリと思うくらい良くてね。で、全部の作品を観たわけじゃないのに偏見を持ってはいけないと考えを改め直した訳ですよ。

で、前置きが長くなりましたが、実際に観た「ミッドナイト イン パリ」は…、

めちゃくちゃ大好き!もう一回観たい!DVD購入決定!

高く評価されるだけあって脚本も映像も裏切りがなかった。私みたいな歴史を中途半端にしか知らない者にとっては、どこまでがホントでどこまでが嘘なのか分からないくらいリアリティーがあって、完全にウディの世界に入り込みそうになりました。

実際は入り込んで良かったんですが、なんせ「カイロの紫のバラ」のオチを引きずっていたので、警戒しながら観てたんです。

確かにラストは現実な展開になりますが、全然アリ!理にかなった展開だったと思う。パリに住んだら恋をしたく気持ちも分かるし、夢を見たくなる気持ちも分かる。芸術の都パリに憧れを持つ気持ちも分かる。なぜパリに芸術家が集まったのかも分かる。パリ大嫌いな私でも、映像の世界だけなら私だってパリが好きになるよ。

私はパリに良い思い出がないので、ましてや、雨のパリなんて最悪な思い出しかないんですが、でも、「アメリ」同様、この映画に映しだされているパリはとても魅力的でした。

ウディならではの皮肉な台詞の応酬のシーンもありました。それと対照的なロマンチックなシーン。0時を過ぎると…。発想も素晴らしいけど、そのロマンチックなシーンの中にもメッセージ性を含んだ現実味のある台詞に大納得。まさにその通り!と思わせてくれる台詞にウディに共感。主人公のギルが気付く台詞なんですが、とても説得力があります。

ラストのオチも自然な流れです。浮気云々は抜きにして価値観の相違は重要視されると思うので、全然納得の展開。

パリ好きな方は、好きな映画になると思う。パリ大嫌いな私が好きになるくらいなんだから、パリ好きな方はもっとパリが好きになるのでは…?なんせパリの美しい風景が盛りだくさん。

私の一番のお気に入りは、モネの愛した睡蓮のある池のシーンと、絵が展示されているオランジュリー美術館のシーン。もう一度パリに行けるなら是非とも行ってみたいから。って以前に、今、蓮にはまってます。なんだろう…水面に浮かぶ蓮の花がめちゃ魅力的。って実は、ホームセンターで買った蓮の種をメダカのいる鉢に入れてたら、芽が出ました!なんと言えないあまりのタイミングの良さと出会いにビックリ。

訂正:蓮(ハス)と睡蓮は種類が違うんやって。同じやと思った…。私が買ったのは水面より高く花が咲く方。水面に浮かばない方や。しまったな…、大きくなった鉢替えせなアカンやん…。

この映画、パリ好きな方にオススメします!ベル・エポックの時代、1920年代がお好きな方は特に。せや、ニコールの「ムーラン・ルージュ」もベル・エポックの時代やもんな。う~ん、好き好き。

今日のまとめ:パリの思い出…。

続く…。

「MIB3」

2012-06-02 00:18:15 | 映画
こっちは二回目に観ました。あまり書くことないので最初にUpしました。

「MⅡB」から10年も経ったんや。で、なんで今頃PART3を製作したのか意味不明…。

って以前に、私がこんな映画を観ることに驚かれている方が多いのでは…?「紙兎ロペ」同様、この映画に出てくるエイリアン達がシュールで大好きだったので観ました。

本当は予告を見る限りではあまり面白そうではなかったのですが、映画の日で千円なら観てもいいかと思って観ることにしたら、時間帯的に3Dの回でしか観れなかったので、泣く泣く400円追加して3Dで観ました。

結果的には3Dで観た方が臨場感があって良かったのですが、なんせストーリーが…。

こんなこと書いたらなんですが、ラストの件りは「ギャラクシー・クエスト」のパクリでした。製作会社は違いますが、どちらもスピルバーグが関わっているので多少ネタがかぶっても訴訟はないとは思いますが、ま、泣けたからいいか…。

今回はPart1、Part2と違ってコメディ要素が弱かったのが非常に残念でしたが、パクリな部分はありましたが、ストーリー的にはまさかの泣ける展開だったので、観て損はなかったです。

トミー・リー・ジョーンズが老けるのは仕方ないけど、ウィル・スミスが昔と変わらないのがビックリ!いや、10年前より若く見える!

若きトミーを演じたジョシュ・ブローリンが、トミーにそっくり!表情から動き全てにおいて見事な振り写しでした。

私みたいなエイリアン好き、コメディを期待してる方にはもの足りないと思いますが、ウィルファンは楽しめると思います。なんせ、トミーは最初と最後しか出ないから。あ、ネタバレw(@o@;)w

今日のまとめ:Part2で大活躍のパグ犬君、あんな姿で登場してます(涙)気付かないかもね。

もう1作は後ほど…