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学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

無駄は虚栄心のかたまり?

2018-07-06 20:31:25 | 日記

各地で大雨警報が出され避難勧告などの報道が一日中続く心配な一日である。何とか前線が位置を変えて被害が出ない状況になればと祈るばかりである。

先日、ずっと気になっていた断捨離を実行した。家の各部屋を見回してみると、なんと断捨離に値する物があふれかえっていることだろうか。2,3年は着ていないような衣服、靴、意味なくため込んでいる書籍。これは何とかしなければならないと常々考えているのだが、つい先延ばし。ますます物を貯めこんでいくという悪循環である。
この傾向は僕だけではないらしい。友人や知人にこの話をすると、ほとんど皆が何とかしなければと思ってはいるが面倒なのか先延ばしをすることで目をつむっているらしい。

Accumulate(アキュムレイト)という英語の単語があって、ある期間ものを溜めこむという意味である。この物を溜めこむという行動は世界中で共通である。 英語ではOver the years, I had accumulated so much junk. (長年にわたってガラクタを溜めこんできた)などと表現される。「ちょっとした虚栄心が無駄を作る」ということを聞いたことがある。
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市役所に電話で連絡して、収集してもらえるように手続きを済ませると確実にこの使わなくなった‘ジャンク’を処理してくれる。有難いことだ。古くなって使わなくなった靴箱や娘が嫁ぐ時に残していたカセットデッキ、布団などを片づけた。なぜかホッとする。気が楽になった。どうでもいい事や物へのこだわりを捨てると、「不思議と次の風が吹く」というのが、この気楽になるという意味だと思った。

健康は歩くことが基本

2018-07-04 19:27:29 | 日記

モールなどに行く度に、モールの入り口に近い駐車場を探すことをやめようと決めた。適当な所に空きがあればそこに車を止めるようになった。いろんな機会を捉えて運動のために歩こうという決心をしたのだ。歩くことを真剣に考えたのは、実は僕の女房だ。考えてみると歳をとるに従って歩くことが減ってきた。万歩計を使って10,000歩を目標に歩いている人は多い。歩数に囚われることがない、と健康番組を放送するテレビが言っていたので、とりあえずそれを信じることにして、とにかく少しでも機会を利用して歩くことにしたのである。

アメリカ人も同じで歳をとると運動など体を動かすことに気を配っているらしい。僕のアメリカ人の友人もこんなことを言っていた。
You want to stay healthy? Eat well and exercise.
(健康でいたいのなら、しっかり食べて運動をすること)
活動的な身体と精神をキープするためには、どうやら歩くことが基本であるらしい。そのためには歩くことを楽しむという姿勢を作ろうと決心したのだ。歩くために歩く。これを続けるためには歩くことを楽しむという姿勢が重要である。
歩くことを楽しむためには、街歩きは最適だ。自分の住んでいる町の同じ道をくるくる回って歩くことは、僕には続けられない。新しい発見がないからだ。

追)台風7号の影響で一日中雨の予報だったが降ったのは1時間程度でほとんど曇り。夕方は風が強く吹く。甲子園では野球の試合ができるほどの天気だ。

“思い込み”でチャンスを逃す

2018-07-02 17:51:26 | 日記

自転車に乗って駅に向かう途中、近所の知り合いの男性とすれ違った。同年代だが2,3歳は僕より若いかな。「どうですか、調子は?」「もう歳やからアキマへんわ」と挨拶を返してくれた。これは大阪の年配の人が良く使う言葉。大阪人はそんなに弱い人の集まりではないのだけれど、他府県の人には消極的な諦めの心境のように聞こえるらしい。大阪の人は単に自虐的に、気が付いたら大変な歳になっていて、思うように体が動かないことに気が付いた、という程度の軽い表現なのである。

そこで気が付いたのだが、世の中には自分で決めつけたり、思い込んで、自分が持っている得意分野を気づかないうちに自ら否定して、自ら諦めの境地に追い込んでいくような若い人がたくさんいる。例えば、僕の経験から言えることなのだが、「自分はセンスがないので…」と言って挑戦しようとしない人は、センスがあっても、結局、行動に移さない人であるといっても言い過ぎではない。自分で決めつけることで、失敗した時のための自分の逃げ道や保身を考えているのだとおもう。若ければ若いほど、挑戦という行動に移すことのすばらしさを考えるべきである。

50年余りも前に、アメリカ留学を果たした時に、「大丈夫、君は出来る。変化を受け入れなさい」ということを言ってくれた大学の先生がいた。“Yes, you can. Accept change. ”「変化を受け入れなさい」、ということは“挑戦しなさい”ということだったとずっと思って生きてきた。おかげで僕はストレスには強くなったと自負している。