学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

引越しとは新しいドアを開くこと

2023-10-24 17:48:51 | 日記
 近所の年寄りたちが各々自分なりの散歩で足を鍛えているようだ。僕も遅れを取ってはいけないと、毎日ではないが気が向けば早朝に近所を歩いてみて驚いた。日頃は注意もしなかったけれど、あちこちに更地が目立つだけではなく、新築の建売住宅が新しい住人を待ち受けているように建っているのだ。そういえば引っ越しセンターのトラックが走っていくのを割合頻繁に目にするようになってきたような気もする。新しい家に越してくる人は多分若い新婚さんだろうか、いや狭いマンション住まいに子供が増えるに従って手妻になることを予測しての引っ越しだろうか。今朝は二歳ぐらいの男の子と犬を連れて散歩をしている親子に出くわした。「近くに越してきたので…」というこの親子に朝の挨拶だけで済ませてお互い笑顔で通り過ぎた。
 人間は一生のうちに何度引越しを経験するだろうか。僕の場合はアメリカに住んでいる時、大学の夫婦寮の部屋を数回移動したことと、卒業とともに住む場所を東部から西部に大移動したこと、そして帰国に際しての引っ越しなどを経験した。アメリカの人たちは引越しを頻繁に繰り返す傾向がある。家計の増減に合わせて彼らは気楽に仕事も変わるし住む場所も変える。それから忘れてはいけないことは彼らは引越しを全般的にプラスとして理解していることだ。若い周りの家族などが自分の夢を追って引越しを繰り返すのをよく目撃したものだ。「人生は自転車に乗るようなもの。未来をよくするために足を動かし続けなければならない」と言った友人に刺激された日のことが思い出された。

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