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学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

「先延ばし」しても良いことがある

2023-08-18 16:28:45 | 日記
 ハワイのマウイ島のラハイナ市の惨状と日本の台風7号の爪痕がテレビのニュースで映し出される。自分の家が焼失したり、洪水や土砂崩れで家が消失したりした人々が「明日はどうなるのか…」と途方に暮れる姿に、“明日” という言葉に敏感に反応している自分がいることに気がついた。僕が歳をとって明日という日を気にするようになったからなのだろうか。(断っておくが僕はまだ人生の残りの日にちを数えるような切迫した状況にはない)
 明日という日が来るのかどうか分からなくなるような出来事が身に降りかかってきた時の心境の表れが「明日はどうなるのか…」と呟く時だ。今日という日が信じられなくなると明日のことなど考えられない。今日があって明日への計画が明確にある時には気持ちが高まってやる気が引き出されるのが人間だ。アメリカ行きを決意した60数年も前に学んで僕の座右の銘のひとつになった言葉がある。「夢が上流にある限り、泳ぎ切らなければ流されて夢はどんどん遠ざかる」
 (僕のことはさておいて)世界中でさまざまな試練を経験してきた人々は、諦めては何も起こらないということを知っている。今日は厳しく、明日も厳しいかもしれないけれど、明々後日(しあさって)には何か光が見えてくるかもしれない。途方に暮れる人々にとって、昨日がただの苦い思い出でとなり、明日が今日の夢になる日が1日も早く来るように祈るだけである。本心ではないにしても「もう死にたいよ」という人には、死にたいと思うことだけは “先延ばししても良い” と伝えたい。(日常生活での“先延ばし禁止主義者”の僕が言うのだから間違いはない)

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