水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

福林寺跡磨崖仏

2008年07月13日 21時39分07秒 | 夏の俳句
福林寺跡磨崖仏(滋賀県野洲市小篠原)
野洲駅より中山道の街道から稲荷神社を経て徒歩30分あまりのアクセス。白鳳より室町時代まで続いた寺跡で周辺には小磨崖仏が荒れて点在。大正時代には石仏をノミで割って持ち帰った富豪がいたとの記録があるとのこと。この後の旗振山~田中山の山路は三上山、天山そして比良山系を遠望できてすばらしい。妙光寺の磨崖仏へコースは暑さで体力を消耗。次の機会に訪問することにした。


下闇に並び手合わす磨崖仏
わが丈を越す夏草に山路(みち)迷う
山下りてふと見上げれば合歓の花
街道にラッパ響びきて南瓜咲く
炎天や中仙道の石の塀
               惟之
コメント
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