水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

山田漁港

2014年08月24日 20時29分02秒 | 風景

             山田漁港(草津市山田) 8号 水彩

 近江八景で知られる矢橋帰帆島の北大橋から北へ自転車で10分ほど走ると、湖岸道路に沿う山田漁港に辿りつく。南北に200mほどの漁港だ。西の山並みの高い山は比叡山。後ろには古い倉庫。黒猫がのそりと歩いてきた。漁船と青いポール。波間に映る影。船と影は難しが、面白い構図となった。この絵のお気に入りは背景上の千頭岳から逢坂山、比叡山へと続く山並。

  遠山は 叡山なりし 夏の港   惟之

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湖水会クッロッキー

2014年08月12日 10時35分37秒 | 写生会・展覧会

 

  クッロッキー作品がずらり。みんなモデルの表情を個性ゆたかに捉え楽しい作品が並んだ。

  普段あまり描かない人物を短い時間で描く訓練。モデルも真剣ながら描き手も真剣。

   夏の日を 浴びて並びし クッロッキー   惟之

   モリジアニも ナイスガイもゐて 夏のアトリエ 

 

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8月の詩(葉桜)

2014年08月11日 16時15分04秒 | 春の俳句

           

              有馬山山系の遠望(神戸市兵庫区有馬町) 本文と無関係                         

 葉桜の木蔭に入れば女坂    初枝

 葉桜の木蔭に集ふクルーかな  惟之

 葉桜や古道この先行き止まり   洋子

 葉桜や滋賀の里曲(さとみ)に穴太積   晴子

 校門をおほふ葉桜きらきらと   秀子

 葉桜や雨にけぶれる芭蕉句碑  美枝

              俳誌嵯峨野8月号 誌上句会 兼題「葉桜」より抜粋 

 ゆっくりと疎水を離れ花の月  惟之

 孔雀啼く金堂裏に花の散り

 その昔吾子と魚追ひ花の下

 枝々のものの芽天へ燃え立てり

 頭から入り腹に遊びし鯉幟

              俳誌嵯峨野8月号 若竹集より抜粋

 

 

 

 

 

 

 

 

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