水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

10月の詩

2008年10月28日 14時15分55秒 | 秋の俳句
撫子や二度の写メール予定日に
窓越の欅に巣箱小鳥来る
年金の暮し明るう南瓜描く
特選の秋刀魚を焼きて客迎え
稜線に薄月架かる夜明かな
山路をすすき束ねて闊歩かな
あちこちに鳴いているかな鉦叩
十三夜阿ぎょうの小指欠けており
園児らの歓声聴きぬ猫じゃらし
伽藍山道なき山や栗拾い 
銀ブラの歩行者天国秋の宵
木村屋のアンパン食べぬ秋車中
H&Aは入場制限秋の暮
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第54回響高槻句会

2008年10月23日 21時27分06秒 | 句会・吟行
日時:平成20年10月16日(木) 13:30~17:00
場所:高槻市民交流会館

今月の響高槻句会が開催されました。照子さん、惟之さんが欠席され8名でおこなわれました。席題は「冬隣」。今月は捨拾さん完勝の成績でした。また、無季の句が2点句にめずらしく選ばれた。なんとタイガースCS惜敗の句でした。ファンにとってこんな悔しいことはーーー。

3点句 放鳥の朱鷺は天女の舞うごとく  捨拾
    秋澄むや旅情をそそる風吹きて  捨拾
    鰯雲レンガ造りの美術館     敬子
     
2点句 より高く孤高の一羽鳥渡る    池田よう子
    秋雨や雨読と決めて開きけり   捨拾
    木犀の香りに晒す濯ぎ物     池田よう子
    秋の空一本に描く水平線     敬子
    タイガース色なき風と共に散る  ひろよし
    コスモスに背中押されて丘の上  奥田洋子
    わが影の細く伸びたり冬隣    奥田洋子
    日本海藍深まりて冬隣      捨拾

お気に入り 亀も首長く伸ばして秋日和  照子
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滋賀俳壇5句

2008年10月21日 14時15分30秒 | 秋の俳句
湖南アルプスと秋桜

2008年10月21日(火)朝日新聞朝刊 
滋賀俳壇(選者 石川多歌司)より5句

水郷を漕ぐ舟続く秋桜 (近江八幡)佐藤和男
風の子となりて群れ飛ぶ蜻蛉かな (大津)伯耆惟之
草の名を調べつつ行く大花野 (草津)千代よし子
大琵琶を真つ二つにし稲光 (大津)押谷章子
はぐれ鷺一羽たたずむ秋の川 (高島)鳥居宇一
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柿と柚子

2008年10月08日 17時30分12秒 | 静物
柿と柚子 F6

昨年描いた作品に筆入れして頂き、みづゑ会作品展に出展することに。バックの篭を薄くして、赤過ぎは柿にREMON YELLOWをすこし。 そして前部の柿に光がはいり、一段とリアルな作品に仕上がる。
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緑陰

2008年10月08日 17時18分48秒 | 風景
緑陰(皇子山公園)8F

皇子山公園写生会の作品を仕上げて作品展の出展を決めた。みどり一色の作品は中村先生の一筆で蘇る。

  第24回 みづゑ会作品展
  日時:2008年10月16日(木)~22日(水)10:00~16:50
  場所:OSD浜大津ビル6F
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比叡山延暦寺にない堂

2008年10月01日 15時35分13秒 | 風景
比叡山延暦寺にない堂のスケッチ F8 

美しい杉木立と静寂な空気につつまれた比叡山延暦寺の西塔地域には荘厳な釈迦堂
や恵亮堂、鐘堂、にない堂などがある。にない堂は左右に常行堂・法華堂があり、この堂をつなぐ回廊を天秤棒代わりに弁慶が担いだと言ういわれからこのように
いわれている。
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