水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

第20回記念滋賀水彩展おえる

2016年05月29日 20時11分34秒 | 展覧会

第20回滋賀水彩展会場風景

 大津市歴史博物館で開催されました第20回滋賀水彩展は盛会裡におわりました。出品は81作品。最終日には県知事も来られ賑やかに全員集合の記念撮影。了解をいただきました作品の幾つかを紹介します。

 シャガールの月光冴える「しあわせ家族」  惟之

 菜の花も樹下に映えて疎水かな

 初夏の眼を見開いて「あそぼうよ」

 パラソルの日差しやわらかパン売る子

 花菖蒲ゆくり竿差す堀の舟

 タグボート知事と握手の初夏の展

しあわせ家族 T.Matunaga  朝日新聞大津総局賞

 

 色鮮やかな共演  三品二朗 読売新聞社支局賞

あそぼうよ J,Mashita

いらしゃい 中村義郎

ある刻 A.Murayama

スペルロンガの夜 T,Fujii

大きな木  古谷久子

大地 中塚 勝

 春の日  徳永征子

昼間の風景 斎藤修平

 

青葉の里 T.Fujiwara

時の流れ 増山恵子

 八幡堀  鶴田蓉子

タグボート  伯耆惟之  大津市市会議長賞

 会場風景2

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タグボート

2016年05月25日 05時14分13秒 | 風景

 タグボート 50号 水彩 

今日から大津市歴史博物館で開催される第20回滋賀水彩展に出展の作品です。大津港のアリーナを背景に係留されているタグボートを描きました。スッケチは3月24日、寒く、強風で30分立っているのが限界でした。前後左右をロープで繋がれたタグボート。船の回りの古タイヤ、赤いドラム缶、遠くに係留されているヨット群とその帆柱。湖は荒れ、雲は低く垂れていましたが、こんな作品になりました。

 

 

 

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伏見稲荷から泉湧寺、清水寺へ

2016年05月14日 19時47分21秒 | 低山ハイキング

     六条山山道に咲いてた野辺の花

東山三十六峰の南端の稲荷山から清水山をハイキング。まさに五月晴れの絶好のお天気。人気の伏見稲荷は外国人をふくめ大混雑であった。おもいがけなく仲間と逸れてしまい、四ツ辻10分休憩して再会を期待したが会えず。後は単独となったが、泉湧寺への山道を先行する翁とベンチで並ぶことになり、思わず会話。「泉湧寺への道はわかりにくいですね。」。一号線地下道を潜り、清水山から二年坂までご一緒した。途中、清水山の墓地で迷うことになるが、「これがいい思い出になるんですね。」。神戸からこられたお元気な翁とは二年坂下でお別れして、私は東山山頂公園を目指すが、道がわかない。東山山頂をながめて、高台寺の松の木のしたでおにぎり弁当をとる。知恩院の山門を潜り、青蓮寺の大欅を見上げて、東山駅にむかった。将軍塚のある東山山頂公園へは清水墓地の道をまっすぐとおりぬけ、そのまま山頂に上がる道があるそうだ。

JR稲荷駅ー伏見稲荷大社ー四ツ辻ー泉湧寺ー六条山山道ー国道一号線地下道ー清水山ー二年坂ー知恩院ー東西線東山駅   

 初夏の日を浴びて千本鳥居ゆく  惟之

 やつと着く四の辻にて汗を拭く

 青空をじっと見つめて野の苺

 野苺を口に含んで陽の温み

 清水の墓地に迷ふて鬼薊 

 日盛や総門の屋根ひかりをり

 椎若葉もりあがりをり東山

 バス通る青連院の新樹光

 

  朝早くから混雑のJR稲荷駅

 参道から伏見稲荷大社大門

千本鳥居の階段をのぼる

 京都市街と西山をのぞむ

 泉湧寺への最初のポイント、四ツ辻。ここから泉湧寺へは40分とあるがーー

 泉湧寺への道はわかりにくく、出会いの人にききながら往く

 石段の下りを行き、小さな橋を渡り、左折の案内(東山トレイル5)

 東山トレイル6 いよいよ泉湧寺も近い

 

 泉湧寺総門

 総門をすぎてトレイル9-2

市街地を抜けて清水山へ

 

 

 六条山山道の入口あたり

 国道一号線の出会いをめざして往く

 野苺の赤ひっそり山路ゆく 

 やっと国道一号線に出る

 山王神社手前の階段をおりる。見逃して行き過すも親切に教えてもらう 

一号線地下道を潜る

国道沿いの清水山への階段にでる

 清水山墓地に咲く鬼薊

 墓地を通り抜けて左にしばらく行くと子安堂。

 清水寺本堂が目前に。

 清水寺境内

 清水寺の境内をぬけて、参年坂、二年坂を下る

 高台寺の高台より二年坂、清水山を望む。

 知恩院山門まえより、山門を見上げる。

 山門より新緑がうつくしい

 青連院の大欅

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三大神社の藤の花

2016年05月06日 07時37分24秒 | 春の俳句

 

      藤の花の蜜を吸う虻(草津市志那町 三大神社)

 草津市の指定天然記念物に指定されている三大神社の藤を見て来ました。この藤は樹齢400年(推定)の古木、穂が2m近くにもなり「砂ずりのふじ」とも呼ばれ、地元の人に親しまれています。古老の言い伝えでは、天武天皇(673年~686年)のゆかりの樹木であるが、織田信長の兵火(推定1571年)で焼失。その後、株元が芽生え、次第に繁茂して今日にいたっているといわれる。

   くたびれて宿かるころや藤の花  芭蕉

   藤の花長うして雨ふらんとす   子規

   藤垂れて病室まぎれなくにほふ  龍太 

   焼打ちに逢ふも芽生えし藤の花  惟之

   朝の日を零して垂るる藤の花

   ぶんぶん飛ぶ花より太き藤の虻  

   砂ずりの藤の古木や400年

    

 

  

  

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