水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

2月の詩

2009年02月28日 06時34分48秒 | 春の俳句
                  咲き誇る梅 びわこ文化公園にて

春暁の光の帯に峡めざむ
幾千の雪解あつめて大琵琶湖
春の水空を映して堰に入る
雪解けの水の滴る音澄みて
春浅きクラリネットの外れ音
白魚や別れの宴の一椀に
春募金一口城主熊本城
目を閉じて春を待ちけりキス人形
サンフラワー入日の海へ春立ちぬ
大壷に光投げ込む猫柳
母と娘のカーテン選び春を待つ
春炬燵我が家の語部娘の日記
豆撒きの朝の庭に雀来る
  前書き:長崎県最教寺の子泣き相撲
節分や泣かなきゃダメよあっぷぷ
節分や子泣き相撲の声響く

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湖水会室内写生会

2009年02月26日 22時19分07秒 | 写生会・展覧会
               室内写生会の作品説明の風景

日時:2009年2月26日 13:30~16:00
場所:市立まちづくり交流センター

まちづくり交流センターで今年最初の室内写生会がおこなわれました。野菜、壷、花、鼓の4つグループでお好みの作品を描きました。Tさんご持参のお父さんの形見といわれた鼓は一番人気でした。
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大通寺商店街

2009年02月22日 18時17分39秒 | 風景
                   大通寺商店街 水彩画 F50

第26回公募京都水彩展に本日搬入した作品。締め切りの15分前受付であったが、まだまだ受付が続いた。今年で4回目となった。今回の作品は以前に写生会でいった長浜の大通寺商店街。デッサンから仕上げまで大変であったが、結構お気に入りではある。11日の研究会では、この作品について3人の審査員の先生より以下の3点について注文があった。とても参考となるアドバイスであった。
①とても面白いところを絵にされた。しがし、道の割合が多い感じ(このときはまだ自転車の色をぬっていなかった)。
②パラソルの位置をすこし道の中央よりに移動されたらよい。このことで①の点がすこし改善される。
③柱の色が少し濃い。商店街はアーケードがメインだから柱は薄くしたらよい。
 
 日時:2009年3月10日(火)~3月15日(日)
 場所:京都市美術館

コメント (2)
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第58回響高槻句会

2009年02月19日 19時10分32秒 | 写生会・展覧会
                    春を待つ 大津市稲津

日時:2009年2月19日(木)13:30~17:00
場所:高槻市民交流会館

一段と冷え込みの厳しいおり、第58回句会がおこなわれました。席題は心太さんの「白魚」。全員、予想外で困った様子。一人、心太さんほくそえんでる。敬子さんと哲雄さんは本日おやすみでした。最高点は捨広さんの特選2票が入った句でした。句会の最初に関門句会の親睦会の写真が披露され、「宴の豪華さに負けましたね」とよう子さん。

11点句 名人戦白魚のよな指しなり  捨広
 7点句 残雪の尾根金色に光る朝   敬子
     春立つやおさなの言葉また増えて  照子
 6点句 白魚や別れの宴の一皿に  惟之
 5点句 落城の哀史に咲きし梅一輪  池田よう子
     ユーカラはアイヌの抒情詩柳葉魚焼く  池田よう子
 4点句 一人居の手元華やぐ雛飾り  奥村洋子 
 3点句 春浅きクラリネットのはずれ音  惟之
 2点句 行過ぎてあとに戻りして梅見かな  久子
     鎮もりの北の七星冴え返る  ひろよし
     大臣の呂律を奪う春の風邪  池田よう子
     白魚の黒き瞳に箸とまり  奥村洋子
 お気に入り
     さらさらと歌うが如く春の川  照子


(補足) 11点句「名人戦白魚のよな指しなり」の句は「名人戦白魚(しらお)のような指しなり」とした方が良いとの意見が照子さんよりありました。
         
     
             
 
 
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京都水彩研究会

2009年02月12日 12時18分47秒 | 写生会・展覧会
                 京都水彩研究会の風景
日時:平成21年2月11日13:00~17:00
場所:京都教育会館

 第26回の京都水彩展を前にして出展のための京都水彩研究会が行われた。参加者は60名に上る大勢でした。小生は13:00に受付で50番目。一人当たり3-4分の指導を作品を持ち込んで順次受ける。
 1番の堅田の湖岸の作品は4名の先生から「絵が上下に2分していて、湖の色は空の色を反映してない。」の厳しい講評に某氏は憮然と。 
「あなたは何本の絵筆をもっていますか。「下手な大工のノミ1本」という例えがありますが、大きな筆で描いてください。」とY先生の厳しい指摘をされた人の茶畑を描いた奇麗な絵の人はあっけにとられていた。 
 以下、諸作品で指摘されたポイントをのべると
1.描きたいものを絞りこむ。見たものをそのまま描かない。
2.絵の構成をよく考えて構図を決める。主題と背景のバランスなど。
3.光と影をはっきりさせる。人物・風景とも
4.人物の全体が薄い。ひかっているところもそれぞれの色があり、一度、緑や肌色を塗ってから明るいところを消してゆく。
5.描きたいものを良く見てデッサンする。

これらの指摘事項はある程度わかっていても言われて見てはじめて気付くことが多い。私の商店街の作品は、道の面積が大きい過ぎるとの指摘をN先生よりうけ、また、U先生より大変参考となる助言いただいた。修正して仕上げたい。





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蕗の董

2009年02月08日 20時44分28秒 | 春の俳句
見つけたる夕日の端の蕗の董     
                柴田白葉女

谷間の午後の日差しや蕗のとう
蕗のとうお皿に活けて写生会
                惟之
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湖岸の春(守山)

2009年02月04日 19時37分14秒 | 春の俳句
比良よりの風より生るる花菜かな 惟之
菜の花という平凡を愛しけり   富安風生
菜の花の黄のひろごりにまかせきり   久保田万太郎



 
          
               
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