水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

10月の詩(一位の実)

2010年10月29日 21時14分12秒 | 秋の俳句
                 少年ピエロ Jun.H 

湖渡り山越えて来し鱗雲   惟之
大空へ球を投げをり花梨の実
紅葉映え波に煌めく逆さ比叡
秋祭り絡繰り人形鯛釣りぬ
透通るピエロの素顔一位の実
観音寺柿のたわわや三献茶
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逢坂山から如意ヶ岳

2010年10月26日 20時16分09秒 | その他

                   小関越えをゆく             

大津駅8:50→長安寺9:00→逢坂山三角点10:25→小関越え10:45
→坊越の峠11:30→長等山分岐12:15→如意ヶ岳13:30→山科15:40

 坊越の峠で出会ぬ森の精(無季) 惟之
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第78回響高槻句会

2010年10月24日 10時29分16秒 | 句会・吟行

           大津祭(大津市京町)

今月の兼題は朝寒と紅葉でしたが、秋が満載のにぎやかな句会となりました。最高点の句は「梨齧る」でした。小さなお口で梨をかぶられたよう子さん、大きな夢の続きをまた聞かせてください。「唐辛子」の久子さん、きれいな美山の句をありがとうございました。自宅近くで子狸と目が会った句もかわいい。熊でなくよかったですね。土瓶蒸しの中味は収穫が多いといわれるマッタケでしたか。ノーベル平和賞、国勢調査、運動会、ダメ虎ーーーーー。楽しい句会でした。来月は「海遊館」での吟行です。果たしてどんな俳句ができるか。お楽しみ、お楽しみ。

9点句 大それた夢もまたよし梨齧る よう子
7点句 茅葺の美山の軒の唐辛子 久子
6点句 土瓶蒸し秋の香りを封じ込め 洋子
    うそ寒や狸と目会う日暮れ時 惟之
4点句 あの山のゆき会いの空薄紅葉 ひろよし
    小さき手の団栗三つ転がりて 久子
    十月や人権ここにノーベル賞 ひろよし
    朝寒の犬小屋に射す朝日かな 洋子
3点句 北国の旅情をそそる紅葉かな 捨弘
2点句 秋晴れや真っさらな靴履いて出る 捨弘
    わが町を一望の丘木の実降る よう子
    秋燈や刺繍で綴る遣唐船 よう子
1点句 隠れ湯に湯煙漏るる初紅葉 心太
    新米を食べにおいでと子にメール 心太
    嵯峨野には風の遊びて竹の春 洋子
    じんと来る映画すたれし文化の日 裕毅
    秋の森研ぎ澄まされる五感かな 裕毅 
    ダメ虎のここぞ脆過ぎ秋淋し ひろよし
    コスモスやちくりと胸の疼きあり 照子
    運動会青空に声充ちてをり 照子
    朝寒の卓に国勢調査票 洋子
    庭紅葉小さな鉢の木の化粧 敬子
    紅葉映え波に煌めく逆さ比叡 惟之
    朝寒の胸に抱き寄す肩鞄 心太
    境内の錦刺繍や床もみじ ひろよし

 
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第6回湖水会水彩画展

2010年10月21日 10時56分28秒 | 風景
林間の比叡 F6

第六回 湖水会水彩画作品展が開催されています。多数ご参加いただきますようご案内いたします。風景や静物など53点が出展されています。

会期:2010年10月21(木)~10月27日(水)
会場:OSD浜大津ビル6階(大津市立図書館多目的室)
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帽子の老紳士

2010年10月19日 18時19分24秒 | 人物
         帽子の老紳士 6F

 この作品は現在、第26回みづゑ会作品展(OSD浜大津ビル6F大津市立図書館多目的室)に展示しています。モデルのMさんは今年8月に脳梗塞を発症され現在、某病院でリハビリ療養中とのことです。一日も早いご回復をお祈りしています。
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第48回草津市美術展覧会

2010年10月09日 20時20分16秒 | 写生会・展覧会
                    明智越えⅡ 40号

会期:2010年10月9日(土)~10月17日(日)9:00~16:30
会場:草津市役所2階特設大会議室(日本画・洋画・彫刻・工芸・書・写真)

今年は本年3月の京都水彩展の作品「明智越え」を修正して出展しました。京都水彩展の講評コメントを参考とました。昨年9月にハイクした思い入れのある作品です。

熊除けの鈴響かせて明智越え  惟之

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洋梨と林檎

2010年10月08日 13時35分41秒 | 静物
               洋梨と林檎 6F

朱い林檎、黄色の洋梨(ラ・フランス)、アボガドとミカン。この果物を準備いただいた方に感謝します。とても想いで深い一枚の絵となりました。10月14日(木)からの「第26回 みずゑ会作品展」に出展予定の水彩画です。林檎にあまり光があたっていませんが、こんな感じでした。わたしのお気に入りの作品です。

林檎の朱が強く、大きさでは勝る洋梨は朱い林檎に押されている感じです。

刃を入るる隙間なく林檎紅潮す 野沢節子
林檎の朱しばらく刃に逆らえる 後藤新太郎

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