水彩画と俳句の世界

自然を愛し、感性を大切にして「水彩画と俳句の世界」を楽しんでいます。

森の灯

2014年01月26日 09時00分46秒 | 子たちの作品

                      森の灯  小5年 ほうきだいすけ

 今は小学校の先生をしていていますが。幼いころは絵ばかり描いていました。この作品は写生でなく、美術の授業でお話を聞いて描いた創造の絵だろう。深い森にランプがいっぱい吊られていて、池にも映っている。なぜか木の幹が青く、幻想的な絵だ。絵の裏には5年3組とあり、先生の評価はB。

    

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一月の詩(花八手)

2014年01月17日 22時08分47秒 | 冬の俳句

              

                                               朝日に輝く花八手

  新年の鐘きいてをり腹の子も    惟之

  水晶玉数えていくつ花八手

  段ボール抱えて配らる里みかん

  古希と謂う門に立ちゐて年迎ふ

  魞挟み対峙の気配鴨の陣

              俳誌 嵯峨野 平成25年4月号より         

 

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あやめ雪(蕪)

2014年01月15日 16時14分07秒 | 静物

                   茨城産かぶ あやめ雪 6F

 首の部分が薄い紫色で根の下半分は真っ白な品種。きれいな色に魅かれて二株買う。ネットで検索すると、あやめ雪なる蕪があった。サラダや浅漬けなどにすると美味しく、漬物はしばらく漬けておくと美しい赤紫色が全体に回り、ほんのりピンク色に染まるらしい。

  根の赤きいとiいたいけな蕪かな   惟之

  

  

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どんど焼き

2014年01月13日 14時04分02秒 | 新年の俳句

                          どんど焼き(大津市石居 1月13日 7:06)

 正月15日を中心に行われる火祭りの行事。左義長、どんど、とんど、とんど焼きなどと云われる。正月の飾りである門松や注連飾りなど各家から集めて、浜や河原、田などで中央に青竹や太い木を立て、集めた飾りなどを積み上げ焼く。左義長の火は神聖なものと考えられ、その火で体を温めると災難を免れ、若返るとされる。また、書初めをした用紙をこの火にくべ高くあがると上達するといって喜ぶならわしがある。現代俳句歳時記 角川春樹編 1998年より転載

  どんど焼きどんどと雪の降りにけり    一茶 

  どんど火に手が花びらの子どもたち   能村登四郎

  どんど焼き煙りの匂ひにつられ来し   惟之

  どんど焼き明けにひびきし破裂音

   

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シクラメン

2014年01月10日 14時46分15秒 | 

                         シクラメン 6F 

シクラメンはサクラソウ科の球根多年草。花期は秋から春。冬の花として家庭で楽しまれているが、俳句の季語は春。花の形から「篝火草かかりびそう)」の名がある。布施明の「シクラメンのかほり」1975年が歌われたレコード大賞から、40年近くになる。

  シクラメン花のうれひを葉にわかち   久保田万太郎

  恋文は短かきがよしシクラメン      成瀬櫻桃子

  

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伏見稲荷に初詣

2014年01月04日 21時16分14秒 | 新年の俳句

               伏見稲荷大社の楼門

  正月4日、伏見稲荷大社へ初詣にいってきました。全国稲荷神社30000社の総本山と云われる。特に名高い千本鳥居はとても数えきれません。稲荷山の山頂をめざす回周コースは、きついアップの階段もあってハアハアパクパク。家族の健康と多幸を祈ってきました。

 楼門の賀正の幟はためきて   惟之

 赤々と千本鳥居の淑気かな

 札数ふ さい銭開きの四日かな

 鈴の緒の外されてをり初詣

 稲荷山登りて京の初御空

 奉納の小さき鳥居に筆肇

 参拝の人並続く初御空

参道入り口。四日とあって比較的すいていました。一日は超満員で歩けないほどの人出でした。

因みに、昨年の参拝者は278万人。さすがは商売繁盛の神様(11:12)。 

一の鳥居近くの参道。楼門の左右の賀正の幟が迎えてくれました。出店の声がにぎやか。

長蛇の列を並んでやっとこの前で願いごとを祈念。灯籠の頭の石を持ち上げ軽いと感じたら願いが叶うとか。

キツネの顔の絵馬。眉毛以外は自分で顔を描く。表情がいろいろを面白い。裏に願いごとをかく。

参拝者であふれる本殿まえ。混雑のため鈴の緒は外されていた。 本殿最前列は撮影禁。

本殿の左の大極殿。こちらは鈴の緒が垂れていて、前列にはおみくじが沢山くくられている。

二の鳥居を潜る.右狐は巻物を銜えて参拝者を睨んでいるよう。(11:23)。

千本鳥居をゆく人並みで肩が触れ合う(11:26)。

千本鳥居をはあはあ息を切って登り降り。

熊鷹社近くの案内版。四の辻の少しくだって、右周りで稲荷山を目指すコースとした。

やっと稲荷山山上に辿りつく(11:34)

山頂の社にゆらぐあかり。混雑で参拝に時間がかかる。

手すりのある階段はありがたい(12:47)

冬日の差し込む午後の千本鳥居(13:15)

京の街並を見てゆっくり歩いて下山。

JR稲荷駅にやっと帰る。これから参拝する人らとすれ違う(14:10)。

 

 

 

 

 

 

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湖南アルプスの初日2014

2014年01月02日 08時56分42秒 | 低山ハイキング

                       湖南アルプスの初日の出

 今年も田上山を昇る初日を仲間と望むことができました。大戸川沿いの瀬田丘陵を徒歩15分、通称アンテナ山の「望旭楼」と長老Aさんが名付けた山復で酒を汲み、シュトラウスを聴きながらーーー。天候は雨上がりで雲が厚く張っていて心配でしたが、5人が集まりました。日の出の時間(7:26ごろ)には見られなかったですが、8時まえにやっと雲の間から初日が昇りました。拍手。

手づくりの棚にごまめと酒並ぶ(7:27)

刻すぐも初日を覆う厚き雲(7:30)

久しくも雲間に初日顔を出し(7:55)

            

煌々やっと望めし初日かな(8:00)

手づくりの小鳥も映える初日の出

               瀬田ゴルフ場と瀬田川沿いの街並み

深々と落葉を踏みて山くだる

初空やゆるりと流る大戸川

 

          

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謹賀新年2014

2014年01月01日 17時32分46秒 | 新年の俳句

                             伊吹山

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくおねがい申し上げます。

 夜回りの声張り上げて冬の星    惟之

 夜回りの子等の絆や寒すばる

 拍子木の音澄み渡り寒昴

 マイン橋の12神将初暦

 喰い初めの母子の笑顔やお正月

  孫三人無事に授かり大福茶

 

 

      

 

 

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